さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

【マギアレコード】「はじまりは夢を重ねて」(前編)感想(ネタバレ有り)

こんばんは、さんかくです。 私アザレア組のお話が好きです。初登場時見慣れない絵柄で新鮮で驚いたのと(綺麗で好き)ストーリーがすごく面白かったためすごく印象に残っていて。個人的にマギレコは魔法少女システムにスポットをあてた群像劇だと思っている…

【まどマギ】叛逆が人生を変えた話【運命は再び動き出す】

こんばんは、さんかくです。 まどマギ新作発表後いまだ興奮冷めやらぬ状態ですが、どうにか表面上落ち着いてきました。今は新作を見るまで&何回も観ることができるようしっかり働こう健康でいようという気持ちでいっぱいです。(またこれは外せませんがもう…

まどマギ新作決定…!【歓喜】

こんばんは、さんかくです。 いやはや…いやはやとうとう…とうとうやってきましたね「新作決定」の発表。10周年イベント視聴しながら「これで終わりなのかあ」とがっくりした後からの暗転→まどマギのあの後ろ姿の画像が目に入った瞬間一気に血が逆流して、思…

【まどマギ】驚愕四コマ漫画【大人ほむさや】

こんにちは、さんかくです。最近ペンタブを購入してから落書きが楽しくて仕方ありません。さてこちらは6年前の驚愕絵を使った四コマです。自分で描いていてなんですがこの絵じわじわ来るものがあっていつも失笑しています。ちなみに4月1日にTwitterに投稿し…

驚愕の絵再び(ほむさや)

どうもさんかくです。 皆絵を描くことは好きだと思います。上手い下手とか関係なく思うままに描くことは。私もそんな人間で小さい頃から結構落書きしてました。中高あたりからはオタクだったこともあり、ガンダムやら当時のアニメキャラを上手く描けて「ふふ…

さやかTVを買う(まどマギ二次創作)

「わあ!」 美樹さやかは素っ頓狂な声をあげて、家電製品コーナーの中を駆けだした。向かうは中央にある大型テレビ。ブルーのポロシャツを着た数名のスタッフが声に驚きさやかを見やるが、すぐに笑みを浮かべる。そう、彼女はこのコーナーの常連なのだ。いや…

馴れ初め(大人ほむさやにハマったこと)

さて、こちらのブログでは主にまどマギ・マギレコの二次創作をUPしています。現在はpixivで投稿した作品を私の個人的独断と偏見の順番でUPしていますが、いわゆるR-18作品については(内容については「面白い」と自負できるのですが)こちらのブログに載せる…

悪魔は動揺する(まどマギ二次創作)

「ちょっと、あんた飲みすぎだって…」「…うるさいわね」 蒼い髪の女性は目を丸くして驚いていた。それもそのはず、普段は出歩かない黒髪の相方がさやかの職場の近くのバーで酔いつぶれていたのだ。 『近くのいつものバ―で飲んでるわ、迎えに来て』 と仕事を…

悪魔談義(まどマギ二次創作)

「漠然としているからなあ…かなりそれは難しいよ美樹」「え、やっぱそうなの?」 ああ、と返事して煙草を吸い始めるメガネの男は、このゼミでは独自の哲学理論を展開していて皆に一目置かれていた。ほお、と変な声をあげて天井に煙を吐く。昔見た怪獣映画の…

悪魔は時々素直になる(まどマギ二次創作)

「私はね、美樹さやか…」「うん?」 アメジストの瞳を妖しげに揺らめかせて、暁美ほむらは美樹さやかを挑発的に見つめる。白い頬にかかった黒髪と、濡れた唇が艶めかしい。何回も大学時代にその美しさは異性に有効と進言したはずなのに、結局暁美ほむらは異…

悪魔と私の休日(まどマギ二次創作)

『私、明日暇なのだけど』 ものすごい気だるげで、でもすごく艶っぽい声でこいつは仕事中の私に電話を掛けてきた。しかも今は午後10時、TPOってのをあんた全く心得てないじゃない!って文句の一つもいいたいけれど、なんだかこいつのことになるとついつい甘…

ほむら本を読む(まどマギ二次創作)

さやか名案が浮かぶ(まどマギ二次創作) - roadman789’s diary の続きになります。 暁美ほむらは元来というか、環境の所為か人一倍読書好きである。それは、思春期の一時期特殊な(という言葉すら軽薄に思えるほどの)経験を得たのち、人外となった今でも変…

さやか名案が浮かぶ(まどマギ二次創作)

悪魔の朝は遅い 日もだいぶ高くあがった頃、マンション最上階の広いベッドで睡眠を貪っていた家主は、ようやくその中でもぞもぞと動き出した。白いシーツの膨らみから、家主の頭と細い白い腕が現れる。 「ん…」 艶のある声を漏らしながら、むくり、と上半身…

さやか大慌てする(まどマギ二次創作)

「まどかに悩み事?」 夜の帳が降りた頃、少し寂れた街の界隈で、美樹さやかは携帯の向こうの相手に話しかけた。 『うん、最近様子がおかしくってさあ』 少年の心細そうな声に、さやかは困った様に眉根を下げた。無意識に黒の野暮ったいスーツの襟を正す。つ…

映画好きな悪魔(まどマギ二次創作)

「ねえ、あんたどれ観たいの」「ちょっと、待ちなさい気が散るから」暁美ほむらは腕を組んで目の前の映画上映の掲示板を必死に見つめていた。ため息が出るほどの美貌の持ち主なのに、上映時刻の重なりと作品の品薄さを口汚く罵っている様はまるで子供のよう…

ほむらプレゼントを渡す(まどマギ二次創作)

「おい美樹、何そわそわしてやがる」「へ、い、いやっ、なんでもありません…」 白髪の初老の男に睨まれて、美樹さやかは慌てて首を振る。時刻は18時30分、定時はとっくに過ぎているが、マル暴には「ノー残業デー」という概念は無いらしい。無機質な執務室内…

ほむらプレゼントを探す(まどマギ二次創作)

「姉ちゃん、本当にいいの?」「え、いいに決まってるじゃない、たくさん呼びなよ」 周囲がクリスマス一色の雰囲気になった頃、鹿目まどかとその弟のタツヤは街を散策していた。例年の「家族パーティ」で必要な飾り付けを購入するためだ。 「だって、俺のク…

ほむら風邪をひく(まどマギ二次創作)

白い手が伸びて、私の手を掴むのだ。 ――さやか と呼ぼうとしているのだろう、しかし私には聞えない。彼女の口からは泡沫が溢れてきて声にはならなかったのだ。 ここは蒼い水の中だった。何故、彼女が私のテリトリーにいるのかは思い出せない。ただ、私は水の…

ほむら思い出し笑いをする(まどマギ二次創作)

「はい、美樹の携帯です」 意識は未だ朦朧としているが、暁美ほむらはとりあえずきちんと返答した。問題はそこからだ。携帯のレシーバーから男性のがなりたてる声が聞える。眉をひそめ、その圧倒的美貌に「不愉快」の表情を滲ませながら、ほむらは囁いた。 …

ほむら計画する(まどマギ二次創作)

「夏季休暇?」 美しい眉を少しあげながら、黒髪の女性が不思議そうに目の前の蒼い髪の女性を見つめる。 「うん、それでどこか行こうかなって…」「ちょっと、どうして社会人なのに夏季休暇があるの?」 パンを咀嚼しながらもごもごと話していた蒼い髪の女性…

ほむらカラオケに行く(まどマギ二次創作)

これは二人が表面上大学生として人間らしく生活していた頃の話。 見滝原市の中央にあるショッピングモールは地下にカラオケ店が一軒ある。だいたい休日や平日の夕方は学生客でごった返すのだが、その日もご多分に漏れずだいぶ混雑していた。ほんの少しだけ違…

ほむら振り返ってみる(まどマギ二次創作)

「大分昔のことだけどね」 暁美ほむらのその口癖は直る様子はなかった。またか、と美樹さやかは思う。この10年間でこの黒髪の女性は何回「大分昔」と呟いたのだろうかと。 「……1万回くらい?」「……?なんのこと?」「いや…別に、ところであんたのその「大分…

ほむら鍵をかける(まどマギ二次創作)

『さやか、貴方何してるの?』「…え、えへへちょっと街をふらつこうかと…」 はあ…と電話越しに相方のため息が聞こえる。美樹さやかは困ったような表情を浮かべた。今日は仕事が比較的早く終わり、ちょっと街でもふらつこうか…そう思った矢先の家の主からの電…

ほむら労わってみる(まどマギ二次創作)

それはいつもの通り、美樹さやかが仕事を終えて家に着いた時の事だった。 「お疲れ様」 と、家に着いた途端、家主に温かい言葉を掛けられたので、美樹さやかはきょとんと目を見開いた。 「へ?あ、う、うん」 ただいまと言いながら、さやかは窓辺のソファに…

ほむら犬を飼う(まどかマギカ二次創作)

最近のペットショップ事情はなかなか厳しい。生体を販売すること自体反対する人々が多い中、村岡は必死に頑張ってきた。元々動物好きなこともあったが、脱サラして借金してまで興したこの店をむざむざ潰すわけにはいくまいと血の滲むような思いで経営の傍ら…

ほむらにらめっこする(まどマギ二次創作)

「にらめっこしましょう?」 と、いきなり傍にいた黒髪の女性が囁くものだから、美樹さやかは驚いて、ええ?と聞き返した。 「ど、どうしちゃったのよ一体?」 大学の昼休み、人気の多い場所を避け、ほむらとさやかは構内の隅にある林の中にぽつんと置かれて…

ほむら酩酊する(まどマギ二次創作)

心に響く歌というのは、時代を超えて、世界も越えて万人に通ずるものである。特に演歌はそうだと、美樹さやかはすぐ隣に座っている幼馴染に告げられた。 「ほんとうにね…演歌って人の心を掴むんだよ、あ、この曲もとてもよくって…」 両手を合わせながら、桃…

ほむら日本酒を飲む(まどマギ二次創作)

大学の一般教養ほど眠気を誘うものはない。「ふああ…」さやかは口を抑えるが、あくびを噛みころすことができなかった。涙目で必死にノートを取る。こんなに眠いのに眠れないなんて、なんだか理不尽だ…とさやかはずれたことを考えた。ノートにはびっしりと化…

ほむら散歩する(まどマギ二次創作)

魔獣を倒した後の散歩もなかなか悪くない―― ほむらは朝日を浴びながらふと思った。相方はまだ仕事だし、家に戻っても誰もいない、だとすればたまにはこんな寄り道もいいだろう。誰もいない公園の並木道の中、一人ほむらはその美しい横顔に微かに笑みを浮かべ…

ほむらハンバーガーを食べる(まどかマギカ二次創作)

これは、二人がまだ社会人になりたてだった頃のお話 美樹さやかには大学時代数人友人ができた。友人とはいっても中学生の頃の特殊な体験で築かれていった仲間達とは違う、一般的な友人だ。だが、それでもさやかにとっては大事なものであった。さすがに特殊な…