さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【マギアレコード】「はじまりは夢を重ねて」(前編)感想(ネタバレ有り)

こんばんは、さんかくです。

私アザレア組のお話が好きです。初登場時見慣れない絵柄で新鮮で驚いたのと(綺麗で好き)ストーリーがすごく面白かったためすごく印象に残っていて。個人的にマギレコは魔法少女システムにスポットをあてた群像劇だと思っているのでいろいろなキャラ(しかも絵柄の違う魔法少女)が出てくるのが見ていて楽しいんですね。またこの三人の絶妙なバランスを保った関係性が好きなんですよ。

 

なので今回の「はじまりは夢を重ねて」も楽しみにしていました。早速感想に入りますが個人的に今回印象に残ったのは【このは(と二人)の成長】と【分岐の難しさ】です。

 

三人の成長ぶり…特にこのはの「三人だけで生きていけばいい」という世界から外(周り・将来)へ目を向ける様になった変化がぐっときました。ああすごい成長したんだなあと。まあ偉そうに言ってますがこれは自分にも重ねました。大人になっても(というか大人になったから?)自分だけ、自分の家族だけ、自分のチームだけ、会社だけ等々枠が狭まるというか手の届く範囲を守ろうと必死になってある種許容量が小さくなる気がします。まあ、思春期時代の頑なさと社会人となってのそれは同じ様で違うとは思いますが…。だからこのはが外へ目を向けることでかえって中を守ることができるようになった事態(中立を唱えるだけでなく動き出すことで不安を払拭させる)に気づいた時は「ああ、そうだよなあ」と心で呟きました。

 

まあこの点は葉月は前々から思っていたでしょう(三人の中で一番頭がまわるというか表面上の飄々とした雰囲気からは想像もつかないくらい策士の才能があると私は思っています)し、今回このはが外へ目を向けるようになったことも気づいて安堵していると思います。彼女は一番気苦労人なのにそれを表面に出さない分見てて辛いんですよね。このはは表面にそれを出すので葉月が気を回すところがあるのですが、そろそろいつもニコニコしている葉月の内面を読み取り「大丈夫?」と声をかけることができるようになったこのはさんも見てみたいなあと妄想たくましくして思うものです。

 

さて次に分岐ですが、こちらはアザレア初期からありましたが、今回のBADENDも心抉られること抉られること……!せっかく外に目を向け三人で前へ進める手段を見つけた矢先になんてこと…(涙)そのまま前の閉ざされた状態に戻っただけなのに、一度希望を見出した分絶望感が大きい‥‥用心棒をやめた三人のその後の行く末にどんよりと心が重くなりました。そしてあの花が開こうとした瞬間に枯れている画像……あれ大人な私ですがトラウマになりそうでした(チキン)マギレコBADENDひどすぎる(誉め言葉)そしてまた分岐が難しい…那由他の依頼を即受け選択肢し、だいぶ順調に進んでいたのですが紗枝登場あたりで不穏になり、何も理由を言わない彼女の依頼は受けるべきでないと感じその分岐をしたらえらいことに‥‥ああ、マジかあと呟いてしまいました。そして思わずゲーム画面の三人に「いや君たちのせいじゃないから」と突っ込んでしまいました。いやほんとあれは私が汚れ切った心を持っているからなのか、選択に全く迷いが無かった分衝撃も大きかったです。気を取り直してやり直しても……あれ?またBADENDなんで?と驚いたら、そう…那由他の依頼を即受けした時点でもうこのBADENDの道は確定していたんですね。うわあ、今回の分岐奥が深いなあと…。不安要素を抱えていると考えていた葉月のとおり、その要素を抱えたまま用心棒稼業はやるもんじゃなかったんですね。ちょうど仕事で不安要素を抱えたまま見切り発車すると遅かれ早かれ結局は破綻するみたいな……うわあ怖え…(震え)いやもうn回言いますがほんと奥が深い…。

 

その後分岐をやり直し問題を解決して進むとまた…恐ろしい展開になりましたが、一体今後どうなってしまうのか、そして紗枝の正体も気になる所です。後編が出たらまた感想書きたいと思います。

 

ではではこのへんで

 

さんかく