さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【ネタばれ有り】マギアレコード「記す少女」&アニメ第三話「友達にしてごめんね」感想

こんばんは、小生です。

今回もマギレコの感想を書きたいと思います。相変わらず思った事を単純に書いているだけの感想なので、それでも読んでやるという方よろしくです。

 

まずはゲームの「記す少女」感想

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【最後にもってかれた!】

これはもう、最後の最後でもってかれました、アリナ先輩!!いやあ、先輩が登場するまでは、樹里とかりんちゃんのやりとりや、その後の重傷を負うかりんちゃん、そして小生の大好きな里見灯花のキャラが、マギウス時代ばりに立っていることを書こうと思ってたのですが、全てもってかれました。久々にびっくりした。こんな風に再登場するとは夢にも思ってなかったもんで。どちらかといえば、かりんちゃんが危険な場面で出てくるのかな、と思いました。そしてアリナの「アリナの作品が運ばれてきた(的な)」という台詞が不穏ですが、これは作品=かりんの事を表しているのではと思います。そしてアリナ自身もねむとの戦いで記憶を失って、全くの別人格か、狂人なところを残した状態になっているのではないかと。今後の二人が楽しみです。

 

【マギウス時代ばりの里見灯花】

理系で天才、そして時には人間キュウべえと称される里見灯花。小生この子が大好きで、特にいろはと組み合わせると二人とも無限大になるくらい好きなのですが、一部で一連の事件が完結してからは、ただのお嬢様になった気がして寂しかったんですね。が、しかし!第二章が始まってからまたじわじわと彼女の本性というか、天才っぷりが発揮されていて嬉しいです。彼女の考えは時として残酷ですが、ものすごく合理的、(そんなところが、小生に足りない要素なので憧れて好きなのかもしれません。)今回、キュウべえとの対話でしみじみ思いました。そしてキュウべえの台詞を聞いたやちよが「里見さんそっくりね」というシーンがお気に入りです。ぞっとするくらいこの少女の内面は外見とかなりかけ離れているようで、そのギャップがたまらなくいいのと、唯一人間的に愛している(と思われる)友人の姉(いろは)との関係が最高なのです。

 

【その他】

・樹里(とアオ)がかりんを見逃そうとしたあたり、まだまだ優しさというか、思いやりが残っているんだなとしみじみ。今自分の身に起きた現状を誰かのせいにするほどこの二人は我がままでもなく、自分勝手でもないんですよね、根が真面目過ぎてこうなったとしか。かりんを小魚といいつつ心配する樹里や、相手を倒す(殺す)ことをゲームに例えて気を紛らわせようとするアオ(おそらくかなり繊細なんでしょう)。この二人もかなり気に入ってます。今後が楽しみ。

・結菜とひかるについては、やはりひかるってプロミスのなかでは一番危ない(もしくは危なくなる可能性が高い)キャラなのかもと思ってしまいます。一見常識的でもありますが、その行動は全て結菜に起因しているあたり。当初アオに「空っぽ」と言われていた所以はここにあるかもしれません。結菜のためならひかるはおそらくなんだってするはず。忠実で大切にするべき友人ではありますが、まったくの第三者から見るとかなりヤバい奴になり得るのでは?結菜は怒りで角まで生えてきた子ですが、樹里にも慕われるあたりこの子も根が優しい子なんでしょう。喋り方がとぼけたような感じで個人的には可愛いなあと思ってしまいます(笑)みたまさんと会話して欲しい。間延びして面白いかも(笑)

 

・みたまの先生…予想と全く違っていてどう展開していくのか楽しみ。調整屋は調整屋で結構暗黙のルールがあって生きづらそうな感じですねえ。

 

・樹里と結菜…取れない腕輪が外れるための条件がまさか「命を差し出してもいい相手には外れる(そしてその相手にくっつく)」とは!そしてそれをさらっと実行するあたり樹里らしいというか。そして感謝しているんでしょうが、その口調であんまりそう聞こえない(笑)結菜も結菜らしいというか。この二人の間に流れている感情ってどんなものなんでしょうかね。ミスドでは結構樹里が結菜に対して「感情をぶつけられる相手」として一種依存的なところも垣間見えたんですが、実際はまだ小生にはわかりません。樹里→結菜はどことなく甘え、信頼という感情が見えるんですが、結菜はどうなんでしょうか。樹里がものすごく懐いているという感じですが。この二人の組合せも結構気に入っているので、どう展開していくか楽しみです。

 

・全体的に…魔法少女というよりも仁義なき戦いの様な展開で、個人的には新鮮でした。そして前回よりも話が面白いと感じました、おそらく各キャラクターを掘り下げだしたためだと思います。(調整屋としてのみたま、灯花の叔父、灯花の人間キュウべえと言われる所以の言動等々)海外ドラマで言えば、ファーストシーズンでストーリーの面白さに重点を置いた後、セカンドシーズンから各キャラの掘り下げを始めるような。これってキャラクターに愛着が生まれた場合成功するパターンなので、マギレコはその点心配ないでしょう。(各キャラにファンがついているので)着地点はまだ見えませんが、これから二転三転しそうな雰囲気だし、他楽しみです。

 

続いて、アニメ「友達にしてごめんね」の感想

 

いやはや、こちらも『最後にもってかれた!!!』でした、まさかまさかEDの後にあんなサプライズが待っていようとは!!!ああ、マミさんだ!と歓喜しました。実質まどマギが復活したようで嬉しいです。そしてあのシーンだけで1話分の見ごたえはあったと思います。マミさんの落ち着いた口調といい、キュウべえとの会話といい、ほんとらしくてねえ…(感涙)。そしてまどマギユーザーなら「3話」というのは、語る必要もないくらい特別なもので、マギレコの「3話」でマミさんが出てくるというのは今回のおかげで、予定調和というか、様式美に昇華したというか。マミさん=3話みたいな概念を創ってくれてありがとうマギレコ!(歓喜

いやはや…興奮しすぎました。ではではマミさんの登場シーンについては書きたりないのですが、他のシーンも結構面白かったので感想を続けます。

 

【レナのかえでに対する感情】

本当によく表現できたなあと舌を巻きました。もっと単純にいくかと思っていましたが、レナのあの複雑な気持ち(人間誰でも持ち得る感情)‥‥台詞や動きだけでものすごく表現されているなあと感心しきりです。「かえでなんか嫌い」「いつも怒るのはレナばっかり」「友達でいさせてごめんね」もうねえ。言外で思いっきり「ごめんね」「これからも友達でいてお願い」と言っているのがビシバシ伝わってきました。言葉とは裏腹…これを良く表現できたなあと。声優さん、絵コンテ、原画、音楽そして製作者側の作品愛、視聴者側の作品愛が一体となって可能なシーンなのかなあと。人間って、好き、嫌いだけでなくてその奥でいろんな感情が渦巻いて、振り子の様にその間をいったりきたりする生き物なんだという事ですね。そして、レナは不器用で、でも実直で可愛らしい子です。

 

【レナ、かえで、ももこの3人】

ももこがレナとかえでを守りつつ、どこか姉の様な存在であると小生は思っていたのですが、レナの言葉からどこかももこは母親の様な存在なのかなと思いました。いつもいじわるを言うレナがももこに怒られて、かえでは守られて…みたいな、どこかももこに可愛がられるのはかえでで自分は可愛がられてない(実際はそんなことない)と、母親を取り合い嫉妬しているような感じで。なんだか微笑ましいのですが、レナはいたって真剣なんでしょう。ももこはそんなことはなから考えていないし、ただ大切な友達(レナとかえで)を守りたいと思っているだけでしょうが。この関係のベクトルは、かえで→レナ→ももこ→二人(レナとかえで)なのかなあと。レナとももこの相性は以前も書きましたが、かなりいいものだと思いますし、かえでは単純にももこを慕っていると思います。そしてかえでは何故かレナに対しては腹黒だなあと小生は思っています。かえで自身も無自覚なんでしょうが。そこが小生は少しだけうすら寒いです、かえでもいい子なんでしょうが、不思議と…。

 

【いろはが可愛い】

これはもう単純ですが、1話でひとり教室で飛んだりはねたりするシーンだったり、

妹の夢を見てけだるげな顔になるシーンだったり、レナに寄り添うシーンだったりとにかくいろはがゲームと比べて人間くさくて好きです。ゲームでは感情が読めなかったり、そもそも何を考えているかわからなかったりしましたが、アニメでは動くし、表情も変わるしで観ていて面白い。

 

【いろはとやちよ】

これゲームユーザーなら二人が仲良しだと百も承知ですが、アニメでは全然そんな雰囲気ではなくて、かえって新鮮で面白いですね。今回もやちよを見て顔に汗が出るいろは(笑)が観ていて微笑ましかったです。やちよの方は何を考えているかわかりませんが、出ていけといった少女がまた性懲りもなく来ているので「何この子?」みたいな感じなんでしょう。恋人でも友人でもそうですが、かけがえのない存在になる前の出会いって、不思議なほど自然でそして何度も繰り返すものです。それに気づくまで。おそらくこの二人もそうなのでしょうが、まだ自覚無し(笑)なので、それまで何度か衝突するかもしれません。

 

【変身・アクションシーンがカッコイイ!】

アニメのマギレコで一番楽しみなのは、実は戦闘シーンです。まどマギでも魔女空間は非常に楽しみでしたが、今回は魔女同士の戦いだったり、神浜の魔法少女の戦闘馴れした戦い方だったりと見どころ満載で。今回は変身シーンもかっこよかったです。ただやちよとももことレナはどこか様式が似ていたのですが、いろはだけは必死でビルの屋上(?)のような空間を走って飛び降りるというやや異なった様式だったので別の意味でカッコイイと思いました。なんか仮面ライダー見たい…と思いましたねえ。特に左手にボウガンが出現するあたりが最高でした。しかし、なんでいろはがこんなにイケメンに見えるのだろう…(困惑)?カッコ良すぎる。

 

今回で絶交階段のウワサは終了しますが、次回からどう展開するのか…そしてさなちゃん登場はどの回になるのか非常に楽しみです。土曜日が待ち遠しい!

 

ではでは今回も読んでくれてありがとさん!