さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【マギレコ】※ネタバレあり「新たな息吹より」感想

おはようございます、小生です。

 

さてさて、書きたいものが多くて追いつかないという典型的な遅れを取ってしまいましたが、(汗)が、まずはマギレコのイベントストーリー、「新たな息吹より」の感想を書きたいと思います。

 

今回もネタバレなうえに、小生の単純な深い考察無しの思いつき感想ですが、それでも読んでやるよ!という方よろしくです(敬礼)

 

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いやはや、今回は2周年記念のイベントストーリーだけあって、付帯したいろいろなキャンペーンもあり、小生の最大の興奮の元である「いろやち決戦Ver.」も出たりでほんとすごい盛り上がりました(小生の中で!)

 

カウントダウンから引っ張られて、どうなるかドキワクしながら進んだのですが、今回もストーリーはめっちゃ面白かったです。ではではそれぞれの「話」ごとの感想参ります。

 

「序」

いきなりのピンクモブさんの登場、二人目の「ただ、私にゃあどうも…」の台詞にこいつ只者ではないという雰囲気がありましたねえ。あと、ユニオン結成パーティで張り切る鶴乃ちゃんが可愛い。イベントストーリーのOPはBGMもあいまって、しんみりしました。こういうのいいね。一部最終章をきちんと引き継いでいる感じがして、テンションが一気に高まりました。

 

「1話」

ももこの言う事すごく同意した!このシナリオ書いた人と握手したいくらいです。小生も以前からどんな嫌なことがあっても食事して美味しいといえる間はまだ大丈夫、食べることは生きることだというくらいの食いしん坊なんですが、彼女の「料理を食べるとその色に染まるっていうか…」「上品なものだと自分も落ち着く気がするんだよな」という台詞に激しく同意です。無意識に思ってたことがいきなりマギレコで言われた感じで妙に嬉しかったですなあ。そして美味しい料理でおとなしくなるレナが面白いw彼女はたくさん出番があるっていう訳でもない(と思っている)んですが、要所要所での存在感がすごいし、オチを務めるというか面白いと思います。(個人的にはやちよの水着ストーリーでの「すご!」とか)

 

そして手伝いをしようとするみふゆを全力で止めるぴーひょろ姉妹ww「手を煩わせるなんて」って絶対阻止してますよね、わかります。みふゆさんの心外とでもいいそうな表情も可愛らしい。彼女はいい意味で天然だと思います、後自然体。できないからやらないではなく、できなくてもやる、そして止められる(笑)という。

 

それから最終章の後のいろいろな後始末の話や、ユニオンの目的などが語られますが、いいですねえ、きちんと繋がってます。灯花ちゃん達ももう出番はなくなるんだろうと思ってたんですが、今後の魔女化しないためのシステム拡大の為に尽力(←ラストまで読むと尽力・・・?とクエスチョンになりますが(苦笑))するんだなあと。楽しそう語る灯花ちゃん、やはり天才なんですなあ…でも無邪気すぎてなんだか怖い(笑)

 

そしていきなりねむがさらわれて、怒涛の展開が始まりました!え、万年桜さんは?と思ったのは小生だけではないはずです(笑)

 

「2話」

 

ねむをさらった理由は「もう一度認めさせたい」ううんなんだろう、と考えるチームみかづき荘ですが、鶴乃はやっぱり頭がいいと思います。専門知識の蓄積とかではなくて、状況を読み取るというか地頭が。とにかく鋭い。以前マギウス時代の灯花とも対話がうまく成り立っていたのは、鶴乃だったと思います。あと、更にさかのぼると、フェリシアにプラス、マイナスの説明をした時のわかりやすさとか。この子のポテンシャルはものすごいものがあるのでは。そしてみふゆさん!いざという時の冷静な判断力と統率力は半端ない…!普段はおっとりのんびりしているのに、やはり潜在能力が高いんでしょうなあ。このギャップがカッコイイです。中村主水みたい(わかる人にはわかる笑)

そして灯花ちゃんの台詞「また、過去が追ってきたのかもしれないにゃー…」結構、この子もまたしっかりしたところがあるんだなあと。いや、内面では反省とかしおらしいこと考えているとは思っていたんですが、この台詞って、かつて犯罪を犯して、刑期を終えて出所した人が言いそうな言葉なので。そのくらい灯花ちゃんの天才的な頭脳は円熟しているんだなあと。内面はかなりの子供ですが(笑)

 

「3話」

 

「バカなのー?」

3話はこの台詞につきますね!いや素直に笑いました。灯花ちゃんは無邪気危なすぎる(汗)たぶん院内学級とかでも同級生に言ってそう…。あとフェリシアちゃんの反応もおかしくて

(フ)「(略)魔女が犯人なんじゃねーか?」

(灯)「バカなのー?」

(フ)「なっ、なにー!?」

(灯)「電話する魔女なんているわけないでしょー?」

(う)「あ、あぁ、ケンカはやめてね?」

 

この一連の流れが漫才みたいに絶妙で、思わず笑ってしまいます。一応止めてやろうか、的なノリのういちゃんもまた面白くてwこの組み合わせもいいなあと思いました。ボケのフェリシアと突っ込みの灯花、そしてオチを担当するうい。ういとフェリシアももうだいぶ仲良くなったと思うので、病院組に絡むフェリシアと仲裁に入るういちゃんという構図も面白そうです。

 

みたまと十七夜の会話はなんか20代後半あたりの貫禄を感じましたw

 

(み)「魔法少女が犯人だとしたらイヤね足が不自由な子を狙うだなんて…」

(十)「ゲスに成り下がろうと構わないかもしれないな」

 

どこか昭和の任侠もの映画の登場人物の様な雰囲気でしたw(時代は令和…うう、怖え)

 

そしてひなのさん、犯人に気づきましたね、やはり冷静沈着なうえに判断力すごいですね。

 

「4話」

キレる寸前の桜子さんが可愛い件

いやはや、この話の見どころはキレる一歩前の桜子さんと、「恐悦至極」のねむちゃんと、さりげないツッコミのひなのさんでした。

 

ねむちゃんの言葉遣いは文系に特化した天才故か、含蓄のある言葉が多く、使用方法は的確だが、その言葉に年齢や性別などの属性を含まない。だが言葉というのは、本人の性格形成に影響を与えるのか、ねむの内面というのは、分別があり、思いやりがある(同調能力というのは、己以外の人物になりきるところから生まれえるものなので、文学などの純粋な物語を読むことで育まれるという説もある)。そこが灯花と対照的なところで。灯花自身はその天才的な頭脳と内面は著しく乖離している。それもまた魅力的ですが。

あと桜子さんの「でも、私はねむを失うわけにはいかない…ういも、いろはも、灯花も誰ひとり欠けちゃいけない…」という台詞にジーンときました。親みたいだなあと。

 

そしてひなのの「だからって馬鹿正直に突っ込むヤツがあるかバカ」に対して桜子さん「私、サーバーと繋がっているから馬鹿だというのは該当しない」という台詞は笑いました、いや面白いw

 

「5話」

かつての羽根に化けて潜入したんですが、ばれてました!が、間一髪で桜子さんがキレるキレる!強いわあ。そして彼女達の目的が何かという前にここでは終わりました、ものすっごく翌日が待ち遠しかったです。

 

「6話」

いやはや、彼女達の目的…身勝手とも言えますが、切ないものでもあります。そしていろはは本当優しいなあと、普通ビジネス社会ではこの最初の時点で目的も聞かず切り捨てるのですが、とりあえず話を聞こうという姿勢はたとえ姿勢だけでも(いろはの場合は本心ですが)素晴らしいものだと小生は思います。たとえ叶わなくても話を聞いてもらえただけで気が軽くなるってこと意外と多いですよ。相手に同調してもらえたというだけで納得がいくというか。これ個人差ありますけどね、聞いてもらっても解決しないという方は本人が悪い云々ではなく、同調という行為が無い人生経験を歩まれていたんだと思います。小生は多すぎてもダメですが、同調はとても大事だと思います。

 

誘拐した彼女達(マギウス)の傘下につくことが目的。つまり、これからもマギウスの理念のもと動こうとしているが、灯花いわく知性と推進力に自信が無いため、元マギウスの知能が必要だということ。それに対してのさなの台詞が至極もっともで、「もしそうだとしても自分たちで引っ張るべきだと私は思います」うん、その通り!さなは自分の言葉できちんと喋るし、心がこもっているなあと。

 

かつてのねむではない(マギウスではない)と語る誘拐犯達、それに対して責任を感じるねむ。ねむは基本優しい子だなあと。でもねむも灯花も理念は失っていないと語ります。それに対して、嘘だ、ではなぜ全て失敗に終わらせたと迫る誘拐犯、それについてはいろはが受け持ちます、「目的に反対したわけではない、仲間や町を利用するやり方に反対していた」と。ああ、そうなんだよねえ、最終章ではあたふたしててこういうところがしっかりかけてなかったから、もやもやしたところあったけど、こういう風に書いてくれるとありがたい。

 

そうして誘拐犯を説得するいろは達だが、いきなり羽根が!でも以前と違うと言ういろは、小生もわけわかんない(汗)どうなるかといういいところでまた…!

 

「7話」

 

かつての味方が敵になったかのような不安な中、灯花が堂々と失敗というので、小生もびっくり(汗)まあ、堂々と言うくらいだから何か対策はあるよね、と思ったら、やちよさんがユーザーの代表で聞いてくれました(汗)なんだか想定済みではあるようで。ここでうんちくを語る灯花ちゃんですが、ここでも鶴乃がすごい!「…この失敗した状況はこっちが干渉したから…?」「今のわたしたちだとコントロールできないから…」と灯花に尋ねると、灯花が「最強さんは相変わらず鋭いね」と言う。やっぱ鶴乃頭いいなあと。武闘派というか、体育会系なものだから見落としがちだが、結構参謀向きなほど冷静沈着だなあと思います。

そしてミラーズに行っているみたまさんと十七夜さんが次回活躍しそうですが、はてさて…

 

「8話」

 

おガキ様…十七夜さん、灯花ちゃんの名称がまた戻っているw前は里見のお嬢様になっていたのにwやっぱり悪ガキだということが判明したんでしょう(笑)いつかお尻を引っぱたかねばと愛の鞭といわんばかりの事を言ってます。みたまさんはあの子も真剣なんだから優しくしてあげてといいます。みたまさんは許容量ありますね、だからこその中立だったのかも。そしてゲートが切り離されたという…え、どうなるのだろう。

灯花ちゃんは余裕綽々ですが…

 

「9話」

「天才も未知に足をすくわれる」やちよさんの台詞がここでの伏線になっていたとは!失敗したときの「わかんにゃい」という灯花の子供っぽい台詞を聞いた途端、不安感倍増しますね(汗)とにかく人を頼りにするときはすべて覚悟しないといけませんね(ガクガク)

 

「10話」

無事謎の力は消えてくれて、和解もできてホッとしました(汗)よかったよかった。そしてラストメモリアのイラストに繋がるんですね。どんどんいろはちゃんが環を増やしていく…こう書くといろはちゃんがかなりのジゴロ(古い)みたいです(笑)

 

「11話」

 

ここでの見どころは病院組でした!可愛すぎるよ君たち。

桜子さんの「ねーむ、ねーむ」「なんでもない」のくだりといい、「失敗」のキーワードに過剰に敏感になって実はナーバスになっている灯花ちゃんといい、ああ、なんてこの子達は可愛いんだ(慈愛的に)と思いました。

灯花ちゃんは天才な分既に失敗の大きさみたいなものは認識しているんですが、子供なので、責任の重さに耐えられないんでしょうねえ。みんな、悪気全くないのに「失敗」という言葉に過剰反応して怒るあたり灯花ちゃんらしいなと。

 

「っていうか、お姉さまもわたくしをなぐさめてよー!」「いい子いい子してくれなきゃやだー!」

 

という台詞がもう、灯いろというか、いろ灯というか、とにかく可愛らしすぎる…ヤバいこの二人の関係が更に好きになってしまった瞬間です。余談ですが、小生この年でこういう萌えを知って大丈夫なんだろうかと(今さらw)もし部下に若い女性二人が入ってきて仲睦まじい姿を見たら、「営業?いいよ、そんなこと!とにかく二人で仲良くね!」とかお馬鹿な発言しそう(杞憂に終わるといいんですが…)

 

とにかくその後のいろはが灯花を慰めて、ドッペルがどうにか静まるシーンとか描写がなんらかの形で表れて欲しいですね。その後、「あいつのドッペル静められるのいろはしかいねーよ」とかフェリシアが言って、それに「う、うんそうだね」とか同意するうい。それからは灯花が駄々こねる度にいろはがいい子いい子するという小話見てみたい。

 

あと「幼児」とさらりと言うねむがまたwそこを注意するういちゃん。ういちゃんはこれ以上灯花ちゃんを苦しめちゃいけないと思ってのことでしょうね。ほんとこの子達仲良いですね。うん、病院組のお話書きたくなってきたぞ(やる気)

 

さてさて、各話ごとの感想は以上ですが、全体としては、主要キャラクターの出番がなかなか均等で、台詞は少なくとも存在感があるそんなストーリーで小生は満足でした。

特に、1話で書きそびれたのですが、さなちゃんの台詞「私が救われたように、誰かを待っている人が居ると思うから…」これがジーンとね、胸にね響きました。あんなに辛い境遇だったさなちゃんもいろは達と出会って、本当に今幸せなんだろうなって思います。そしてユニオンの目的もさなちゃんのこの一言が全てですよね。うん、ほんとよかったです!二部がますます楽しみになってきましたね!

 

ではでは!読んでくれてありがとさんです!