さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【ネタばれ有り】アニメ マギアレコード 第12話

こんにちは、小生です。

さてさて、やっとアニレコ12話見ることができました。なんだかんだいってもう12話という…早いですねえ、4話でドッペルが出てきた時の興奮が夢の様です。あと1話でいったん完結かと思うと、寂しいやらもったいないやらです。

ではではここからは12話感想を!相変わらずの単純な感想ですがよろしくです。

 

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灯花ちゃんが可愛い!(そこか)あんなに喋ったりするとは思わなかったので、意外な喜びでした。講義する灯花ちゃんを学芸会に出ている姪の気分で見ていました(笑)ぶっぶーな灯花ちゃんがもう可愛くて仕方がない、早く記憶を取り戻していろはと仲良くなって欲しいなあ…。

 

いろはの「灯花ちゃんはそんな悪い子じゃない」的な発言がお姉さんお姉さんしててよかったですね、彼女はお姉さんモード発動するとものすごく魅力的になるし実行力も出てくる感じです。そして灯花ちゃん、いきなり自分の事を知っていると断言している少女に対して、ものすごく淡々と対応しているのがすごいなあと。普通は少し怖がるというか、「なんだこいつ」みたいにドン引きしそうなものですが、軽くかわしているところが天才らしい。正直、いろはにもっとしつこく「覚えてないの?」と言われ、「うるさい、気持ち悪いよ」とマジでキレる灯花ちゃんも見たかったですね。

 

そしてかなえさんとメルちゃん…!ああ、やっぱこの二人存在感半端ないですね。高校時代のやちよさんが主役であれば、かなり重要な立ち位置のキャラになるので当然ですが。マギレコの面白いところは、高校時代のやちよのメンバー(みふゆ、かなえ、メル、鶴乃、ももこ)と、ももこの現在のメンバー(かえで、レナ)、それぞれ主役が張れるレベルの存在なのに、あえてそうせず、いろはを主人公に持っていき、淡々と事実のみを語るところだと思います。主観をいろはよりももっと遠く、視聴者よりというか客観的というかまさにレコードなんですよね。実際、過去のみかづき荘メンバーだけでも12話作ろうと思えば作れると思います、テーマがまんままどマギのそれですし、あの幸せな生活風景からのかなえの死、メルの魔女化はかなり答えます…。ただそこから答えを見つけるとなると、どうしてもいろはという外からの存在が必要になったのかなあと、起爆剤というか、そんなところで。年月が経って、いろはが登場して、マギウスや妹のういも絡んでようやく、それぞれのメンバーの悩みが解決、解放されるというところでしょうか。キーマンをいろはに据えての物語の展開、正直もっと話数があれば最高なのになあと思います。掘り下げるところはほんとたくさんあって、2クールでも全く足りないと思います。海外ドラマみたいにシーズン6くらいは…(おい)

 

・鶴乃について

ゲームで過去のことも知っていたのですが、アニメで見ると更にぐっときますね。あのみかづき荘での楽しそうな風景、特にやちよと仲の良いこと…!あの仲がいい所以のボディタッチは、前回の腕を振りほどくやちよさんと対照的で過去と現在の対比が鮮やかですね、もう鮮やか過ぎて泣けてきます…。過去の問題のあの日、鶴乃は「いなかった」それが幸か不幸か現在まで影響を与え続けていると思います。不在の代償って意外と尾を引くもので、鶴乃自身が悪い訳ではなく、当時はやちよさんも微笑むくらいでしたから仕方ない不在なんですが、ただそれが大きすぎたというか。あの時の衝撃を鶴乃だけが共有していない、知らない。そして旧みかづき荘のメンバーはあえて鶴乃には事実を言わないことを選択します。それは鶴乃を想ってのことだから、しかし、それがかえって、鶴乃とそれ以外のメンバーの精神的な壁を作ってしまっているんですよね。鶴乃は知らないがゆえに性格はあの頃のまま、だけどその他の仲間はあの衝撃の事実を知っている、隠したまま鶴乃と接していると、どうしても精神的に歪みが生じてしまう。知っている側は、無意識に鶴乃を避け、鶴乃の方は理由はわからないが、ハブかれていると感じる。微妙にぎくしゃくする関係…辛すぎます。相手を思いやって却って関係が悪化するパターンですね、対話が欠けたために起きる亀裂、まどマギで起きた悲劇と全く一緒で、実は一番明るいキャラ(と思われる)の鶴乃が一番の悲劇を抱えていたのかもしれません。視聴者側である小生からすると、あんなにそっけない対応(やっちw)するより、衝撃の事実を教えてくれた方が鶴乃には良かったと思うんだけどなあ…。まあ、今にして思えば、鶴乃に塩対応というか、鶴乃が嬉しそうに接してくればくるほど、あの悲しい過去が引き起こされるし、黙っているのも辛いしでそれを避けるための塩対応なんでしょうねえ、やっちは。…それでも鶴乃が可哀そうかなこれについては。

 

・ももこについて

彼女は以前ブログにも書いたと思うんですが、ほんとに器が大きいし、リーダーの資質も多いに持っているなあと思います。単独行動でもかなりの能力はありますが、仲間を率いて戦う時はもう、ものすごい倍数の威力を発揮するというか、そんな感じです。ヒーローものにも似合いそうなくらいです。だから、あの衝撃の過去がなくても、いつかはかえでやレナの様な仲間を率いるリーダーになっていたんじゃないかと、そしてやっちも言っていたように「いいチーム」を作り上げてたんじゃないかと思います。今回、ももこの器の大きさを感じたのは、「鶴乃にはこんな思いさせたくない」という台詞。鶴乃の方が年上なのに、そう言い切るあたりやっぱ生まれつき持っているなあ(リーダー資質)と。レナはももこがいてよかったですよ。たぶんあんな事実、キュウべえか、あるいは別の事で知ったら一気に魔女化しそうな勢いですし。ただ、やっぱり…鶴乃にもあの事実は言ってた方がよかったんではと思いますねえ。おそらく鶴乃はあの事実もそうですが、それよりも、それを仲間が黙っていたこと、自分だけが知らなかったことに対して衝撃を受けると思いますねえ。

 

・ドッペル

個人的にドッペルの顔(白仮面に黒い目、口)が気に入っていて(笑)もっとIFのストーリーあればそこでドッペル出して欲しかったなあと思います。前回の三面鏡のやっちのドッペルとか、幸運水の時のいろはのドッペル(何か喋ってましたよね)、もうちょっと別の話で面白く(おい)つかえたらなあと思います。

 

・かなえ

ダントツでカッコイイキャラだと思います。冒頭のやちよに話しかけているかなえの目つきがまっすぐ過ぎて、ああかっこいいなあと。ほんともったいない。元気で頑張っている別の世界線があったら是非見たいのですが…実際マギレコ時空がよくわからないところがあるので謎ですが。

 

・あの手紙は…

前回「やちよさんへ」と書置きされた手紙…小生、今回、あの手紙を偶然見たやちよが記憶ミュージアムに駆け付けると思ったので、「あれ?あの手紙は」とはてなマークに。そして、恐ろしい妄想が浮かんでしまいました。それはもしかしたらゲームと違って、マギウスの傘下にいろはだけが入るのではと。他のみかづき荘のメンバーは無事やちよの元の戻り。その後、やちよがあの手紙を見て、いろは救出を決意する…みたいな。まあこうなるとあの「私がリーダーになります!」のいろはが見れないので残念ですが。いやはや、どうなるのか…。

 

いやはや今回は、ネタバレ回でなかなか満足しました。べえさんの久しぶりの台詞「君たち魔法少女は…」も聞けたし。ただ次回どういったん終わるのか、非常に楽しみであり不安ですねえ…漢いろはちゃんも見たいんですが、この展開だとなんだか見れそうにないしドキドキです。次回はカッコイイいろはちゃんを見れることを願いつつ、ではでは読んでくれてありがとさんです!