さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【scene0】film7感想(ネタバレ有り)

どうもさんかくです。

個人的に今月いろいろと案件が多くて右往左往しております。時折凹むことも…でもこういう時こそ自分の好きなキャラや作品が支えてくれるんですよね。ほんとまどマギレコに出会っていて良かったとしみじみ思います。叛逆の物語が公開されていた頃も仕事をはじめだいぶいろんなことで忙しかったのですが、どうやって時間作ったの?と言うくらいほむさやSS書いてましたし(なんと)「好き」という力はほんとすごいなあと思います。

 

さてさて表題どおりscene0 film7の感想ですが、さやか編として位置づけられているfilm5~7、さんかくが一番お気に入りなのが6なんですよね。ほむさやスキー視点でも二人が特にいがみ合ったり対立することなく最終的には協力しているし、皆団結していたから…(結末は辛かったですが)だから7は一体どうなるのかとハラハラしてましたが、やはり…うまくいかないものですねぇ、なんというか繰り返せば繰り返すほどぼろが出るというか、ひとつ懸念事項を解決したらまたひとつ新たな問題が出てくる。時間を巻き戻すことができたとして、うまくやり直すことは難しいという人生の教訓の様な気がしました。ではDAYごとの感想も含めて書いていきます。

 

DAY1

さやかの契約を思いとどまらせることを決意したまばゆ。おそらく何度かさやかと交流を重ねていくうちに友情が芽生えているのだと思います(報われて欲しい…泣)すごくいい考えと私は思いましたが、ここで面白いのがほむらの質問とまばゆの回答。さやかが契約しないことで恭介の腕は治らない、一人の人間の人生を変えることになる。その覚悟はあるのか?というもの。ここ本編初見時に思っていたことをまばゆが言ってくれて助かりました。いや、本来魔法がなければ叶うことのなかった奇跡なんですよね、さやかがそれを願っているのならば…と躊躇はしますが、でもまさにまばゆの言う通り「希望を望む心がより大きな悲劇を招くなら、上条恭介は自分の運命を受け入れるべき」だと思っています。そもそも叶うことのない奇跡であって、恭介自身もさやかが魔法少女になって魂と引き換えに自分の腕を治そうとしているとしれば、止めると思います。実はさやかの行為自体が恭介の人生への大きな干渉なんですよね。恭介はそうやって幼馴染が命を懸けて奇跡を願って腕を治してもらったまま何も知らずにのほほんとバイオリンを続けることが本当に…幸せなのか?と私は疑問に思ってしまいます。まあこれは私が当事者でないことと、年食って純粋じゃなくなったためだとは思いますが、それでも…うまく説明できないのですが、こういった契約の仕方はどちらのためにもならないと思っています。本編時にもやもやしていた部分を年月を経てまばゆが言ってくれたのは本当に嬉しい。そしてもうひとつのほむらの質問に対しての「友達として説得します」にも…(感涙)こういう風にさやかを思ってくれる友達(まどかはもちろんですが)がいてくれたことが非常に嬉しいです。まばゆをどんどん好きになっていきますねぇ。だからこそscene0のラストが非常に怖くなってきましたが…

 

DAY11

レコンパンスのアルバイトシーン、ここのくだり何度見てもほっこりしますね。どうしてアルバイトに誘ったかという答え、まばゆの真心が詰まっている感じがしてほっこりしました。そしてまばゆコミュニケーション取るのが更にうまくなっている…film5.6と比較するとすごく積極的なのもいい。だいぶ好感度稼いでるなあ…

 

DAY14

レコンパンスで落ち込むさやか…その理由を知ったまばゆの対応が神ですね。やっぱりコミュニケーションを取る取らないではだいぶ関係性は変わりますねえ。アマデウスの話からさやかの悩みにスムーズに発展していくところがいい。また腹を割ってまばゆは母親の話をしている所が好感が持てます。ほむらもかつてはそうだったのかもしれませんが、まばゆは損得やほむらの計画とはまた別に本当にさやかのためを思って行動してくれているんだと思います。さやかが悩みを打ち明けるというのがまた新鮮…。

 

そして…!ここですごいのが上条恭介の腕を治したいと願うさやかに対してのまばゆの説得。「(絶望して…周囲に当たり散らすなら)彼に必要なのは元通りに動く指じゃない、バイオリンを触らなくても生きいける勇気」

 

ふおお…そーだよ!(叫び)実際魔法が無かったらやるべきことは、手術をして治す可能性がある病院を探すか(ここではあきらめろと言われているのであがき的に)それ以外の道を探す。それしかないんですよね。苦しければ下を見ろではないですが、細かな動きはできなくとも腕は動く、病気ではない。まばゆの意見というのは思春期に閉じ込められた者ではなく、こうもっと全体を見通せる者の視点なんですよね。やはり映画好きというのが影響しているのかなあ。すごくすっきりしました。(まあまどマギ自体思春期の拗れのようなものが物語の主題となっているので、だからこそ本編ではこういう意見は出なかったんでしょうが)

にしてもここでまたさやかの勘の良さが…まばゆに全部見透かされているようだと言ってますが、うーん、さやかにとって勘の良さは弊害でしかないんじゃないかなあと思っちゃいますねえ。むしろもうちょっと鈍感な方が幸せだったんじゃないかと…。本編でも何度も繰り返しているほむらに見透かされていると感じて、反感を抱いていましたが、さやかスキーではありますが、ほんと思春期の拗れを一番体現している少女だと思います(泣)このお礼は精神的にと言ってますが、お礼ではなく後に精神的にまばゆが参ってしまうことになるのがまたつらい…

 

DAY15

恭介不在のさやかの見舞いシーン…繰り返しがキツイ…(泣)

レコンパンスで改めて恭介の話題になるように話しかけるまばゆうまい…そしてここで仁美のことを言う!いやぁ…ここいいのかどうなのか…

 

DAY16

事前に仁美が恭介のことを想っていることを知っていることで、ここで「奇跡も魔法もあるんだよ」が言えなくなるんだ…!ああ、ここすごいなあさやかの心情めっちゃ掘り下げている…やはり見返りが欲しいという想いはあったんですよね、というか、それないとおかしい。例外があるとはいえほとんどの人が多少なりともそう思うはずですから。さやかが苦しんだのは自分の「正義感」からなんですよね、見返りが欲しいと思うことも悪いこと、純粋に正義の味方になりたいという想いが強すぎた…まばゆよくさやかのこと見てるなあ。ただここでさやかもまた仁美だったら恭介のことを幸せに…と思ったのがまた…(なんていい子…!けどそれじゃあだめなんだ…!)けどここでまばゆが魔法少女ということを明かしていなかったことが悪手に…。うわあ「嘘だったんだ」と言った後のさやかがきっつい。まあそれはそうですが…

 

そしてここで「友達なんかじゃない」のカットイン…辛い、辛すぎる

 

まばゆせっかく友達って言いかけてたのにさあ…二人とも好きなのでほんと辛い。どうしてもさやかの契約って止められないのかな…

 

DAY32

ここはただただまばほむ尊い…!でしたねぇ、まさかこういう場面が見れるとは…。

そしてまばゆの夢のシーン、よっぽどさやかの台詞がこたえたんでしょうねえ、いや答えないというのが無理か…ちな、ここでまばゆの部屋にほむらがいるのが新鮮ですが、私たちが見ていない日にまばゆの部屋を何度か訪れているのかもしれません。(そういうシーンをスピンオフで見たいなあ)またこの世界線でもまどかはさやかのために契約したことがここで語られます。ほんと今回のさやか編まどさやを貫いているなあ…

 

友だちになれるなんて調子に乗った罰、カンニングして美樹さんの心をいいように操って…とまばゆは後悔しながらそう言いますが、ほんといい子だなあと思います。ただ傷ついてるだけでなく、内省している所がもう…。まあ確かに相手は一回きりの人生を歩んでいて、こちらは何度もやり直しているわけですからどこかひけめがあるのかもしれません。しかし落ち込みまくりのまばゆにまさかビンタをくらわせるとは…ほむらおそるべし。てか、ここまでまばゆに入れ込んでいた(言い方)んだなあと驚きました。そしてさやかに謝るなら最後のチャンスと言うほむらにどうせ別れる世界と言うまばゆ。ここちょっと立場が逆になっている感じですが、ほむらはきっとまばゆのためにそう言ったんだと思っています。また自分に言い聞かせるためにも…「私の行為は意味もない、自己満足」とほむらは言うけれど、でも大事なことですよね。けじめというかほむらの言う通り整理をつけるため、もう一度やり直していいって思うための。ここでほむらが相当気に病んでいるのがわかってうるうるきました。ほむら…。そしてまばゆがいて良かったとしみじみ思いました。ほむらがそう考えるようになったのはまばゆのおかげですから…。「私をひとりにするなんて許さないわよまばゆ!」この言葉の重みよ…!変な話、ほむらにとって必要なのはまどかではなくまばゆだと私は思っています。傍にいて理解してくれる存在、繰り返される世界で正気を保つための存在。それがまばゆで。もういい所で妥協して二人で幸せに暮らして…(おい)まあ私も、もう10年大人ほむさやSSを書いてますが、24歳のさやかが今のまばゆの立ち位置になっているんですよね、14歳の頃と違って思慮深くなって許容する心を持っているさやか…こちらはこちらで書いていきたいと思いますが、このscene0ではほんとまばほむが自分の中では熱いです…こんなに新しいキャラを好きになるとは思わなかった!

さて、ほむらの説得で再びやる気を取り戻したまばゆ、ワルプルとの戦いに臨むまどさやの前に現れますが、さやかめっちゃ塩対応…(泣)いや、さやかの気持ちもわかりますが、まばゆが可哀そうでねぇ…必死の心からのまばゆの声で妥協してくれましたが、ほんとさやか…さんかくさやかスキーだからこそあえて言わせていただきますが、もうちょっと柔軟性を持とうよ!というか持って!(叫び)いやあ…scene0面白いのですがさやかの諸刃の剣な部分(長所であり短所)が全面に出されていて辛いですねえ。そしてワルプルの戦いに臨むまどさや&まばゆ…ここすごく熱いまばさやでした。まばゆありがとう…。結末はまた悲しいものですが、再び繰り返しを始めるまばゆは次はどんな決意をするのでしょうか、film8も楽しみです。

 

…いや~film5~7ほんと面白かった。

さやかを掘り下げるとここまでしんどくてしかし面白くなるんですね…(これ考えたら杏子ももうちょっと掘り下げる話が欲しいなあ…。)今回はまどさや、まばほむ、まばさやといろんな熱い組み合わせを見れたのでしんどかったけど満足です!

 

ではでは今回はこの辺で、次回は0さやかMSS感想を書きたいと思います!(これもまた展開が絶妙…)お読み頂きありがとうございました!

 

                              さんかく

 

 

【scene0】film6感想(ネタばれ有り)

どうもさんかくです。

12月になりだいぶ忙しくなってきましたねぇ…さんかくも個人的にぱたぱた(何)しておりますが、どうにかこうにか、やってます(汗)こういう時こそ推し(さやか&ほむら)やその作品(まどマギレコ)が支えになってくれてるなあとしみじみ…「好き」という気持ちってすごい(めっちゃ感謝)

 

ではでは今回はfilm6の感想を参ります。ちと長いですがよろしくお願いします。

 

film6

DAY1

めちゃくちゃ落ち込んでいるまばゆ…仕方ないですよねあの前回の結末では(泣)そして時折垣間見せるほむらのさやかに対する殺意(?)とほんの少しの優しさ(何)「私だってできれば美樹さやかを排除したくなかった」とほむらは言ってますが、あれガチだったんじゃ?と思ってしまいました。どうもさやかに対するほむらの感情はぶれまくりというか揺れているという感じが私はします。まどか優先故起こるものなのかも…

あと個人的にほむらのフローチャートという言葉に胸が痛くなりました。うまく説明できないのですが、やはり時間を戻す=やり直すということはタブーな気がします。まあ(もちろんすごく悲惨な運命を回避するためとか、心底時間を巻き戻したいという思う人が奇跡を願い、そんな力を手にしたならば邪魔する気は全くありません)それにしても前回と同じ方針で行くと言ったほむら…彼女の真意がこの時点では全く読めませんでした。

 

DAY11

レコンパンスで明るく働いているさやか…うう、繰り返し観るとなんだかこんな平和な場面でも辛くなる。構築したフローチャートが無駄にならないように…という所もねえ、まばゆやほむらがその気はなくともやはりゲーム感覚に見えてしまいます…(泣)ただここでのまばゆ、ほんとコミュニケーション取るの上手いと思いました。繰り返しが生きているというか、すごくいい感じ!ほむらの場合まどか優先のため他の仲間にコミュを取ること自体放棄していますが、それでも対まどかのコミュが繰り返しでうまくいっているかといえば、迷い無しに「はい」とは言えない状況で…これ考えると、やはり繰り返しを成功させるためには本人の持つ資質もだいぶ影響するのではと思います。世界は違いますが、マギレコピュエラヒストリアのアマリュリスの様に一回(おそらく)で成功させる人物もいますので。(ちなみにここで「アマデウス」の話題が出たのが個人的に嬉しかったです。)

 

そしてやはりほむらは色々考えていたんですねえ、まばゆがまどかの代わりになりさやかの悩みや苦しみを軽減させる。そのことで契約を阻止する…いやあ…ここほむらがさやかの友だちになるとかそういう展開どこかに落ちてないですかねぇ(急に現れるほむさやスキー)ここ「美樹さんルート」とゲームの様にまばゆが言っていますが、やはり二人共どこか麻痺してしまっているのかもしれません。もちろんそうしないと自分自身が壊れるので、ある程度は距離を置くために自然とこういった物言いになるのかもしれませんが、それでもちょっと切ないですね…

 

DAY14

落ち込んでいるさやか…繰り返し見るのめっちゃ辛いですねぇ(泣)しかしアマデウスを14歳で観るなんて…と思ったら、私も結構若い頃に観たんでした笑さやかみたいにしっかりした感想も浮かばなかったのだけは覚えてますが…なんというか不思議な映画でした。そしてまださやかの恭介に対する淡い恋心を知らないまばゆ、ここほむらが教えてあげたらいいのに!と一瞬思ったけど、よくよく考えたらほむらもこの時点では知らなかったのかも…(なんと)そして5と比べるとまばゆコミュニケーションが取れるようになっているのが面白かったです。

 

DAY15

さやかのこのお見舞いに来たら恭介がいないというパターン、何度見ても辛いのぉ…それにしても速攻魔法少女とバレたまばゆ…wwなんか申し訳ないけどくすりとしてしまいました。あと、ここで驚いたのがまばゆと念話している時のほむらの声色の優しさ…!

「バレちゃったのどうしましょう?」→「どうする気?」(優しい声色)

「どうしますかね?」→「どうしよもないんじゃない?」(めちゃくちゃ優しい声色)

どーしちゃったのほむら?(驚愕)めっちゃ可愛いですが!(ほむらスキー)

これたぶんまばゆに対してだいぶ心を開いているだけでなく、仲間として身内認定しているんじゃないかなあ…それくらい今まで聞いたことのない声色でした。そしてその後もまばゆに前向きなアドバイスをするあたり…(まばほむも良き…)

 

所変わってレコンパンスで和やかに会話を交わすさやかとまばゆ。正体を打ち明けるのはいい手だったようで…ただここでもまばゆの願いの謎が出てきましたね、お母さんのくだりは聞いていて切なかったです。

 

DAY16

ここまばゆの「はぁ?」「はぁぁぁぁ?」がめっちゃ爽快でした笑

いや~本編初見時からこのから元気さやかと落ち込み恭介のやり取り憂鬱になったので、このシーンとても苦手なんですよね。scene0は追体験の物語でもあると知ってはいるのですが、それでも繰り返されると辛いなぁ…と。でもここでまばゆが観ている者(私w)の心の代弁をしてくれたというか、さやかが救われた様な感じがしました。本人は気づいていないでしょうが、やはり見守ってくれる人がいるっていいなぁ。てか恭介…さやかのことはほんと幼馴染としての感情しかなかったんだろうなあと私はしみじみ思いました。いやだってね、もし恋慕の対象として見ていたならば、たぶんこういう物言いはしないんじゃないかと。私基準であれですが、こういう悩みや不安って家族の様な心を許した相手じゃないと言えないと思うんですよね。恋とは違って…さやかの悲劇は自分の感情が本当はなんなのかということに気づく前に契約してしまったことかなあと…(メタ的に言えば物語の進行上仕方なかったとはいえ)この恭介に対する本当の感情については0さやかMSSの感想で語りたいと思います。

そして契約シーン…!この夕焼けがねえ、ほんと綺麗で不穏で印象的で困るんですよ。(何)ずっと心に残ってしまう…夕焼けとは違いますが、ゲーム「零~紅の蝶」のラストで主人公がどん底の気持ちのまま朝日が昇るシーンがあるのですが、まさにそれと似ていて…いや~またこのシーンか辛いなあと思っていたら、ここでまばゆが割り込んで来て驚きました。おお、新鮮…!そして面白い…!そうかあ、さやかが契約する時にもし誰かすごい理解を示している人が現れたとしたら…そういうある意味二次創作的なifが公式で観れるなんて…ここの落とし込み凄い…もう何度も書いてますが後付けにしてもこの展開はほんと上手いと思います。更にまばゆとさやかの会話…互いに願いについての語りになるのですが、さやかが穏やかなのも珍しく、film5と7よりも一番良好な関係を築けた回じゃないかと思います。いや~ここのまばさやほんと好き。ですが「大事な人」のためを願って契約したという部分と、あとちょっと癪に障るのですがキュウべえの言っていることに正論みを感じてまばゆは契約を止めるのをやめました。ここ、まばゆの言う「美樹さんルート」的に考えるとこのfilmだけでは悪手なのかどうか、わからなかったのですが、7まで観るとこれが一番いいのかも…と思うようになりました。しんどいですが。

 

さて、ここから魔法少女同士気安く会話する二人ですが、このさやかとまばゆの関係もまた対ほむらや対まどかと違った独特な感じで好きです。なんかとても爽やか笑…で、ここで気になるのが美樹さやかが契約したと知った時のほむらの「残念」という台詞。まばゆも意外と思っているように、私もここ真意がわかりませんでした。ほむさやスキーとしては実はさやかのことも仲間として大事に思っていてその上での残念だったらいいなあと思っちゃいますが、いやいやこれはscene0(何)絶対裏がある…。そしてまばゆに対するほむらの声色優しすぎる…まばほむもいいなあと思っちゃいますが、いつかはこういう声色でさやかにも話しかけてあげてくれ…(ほむさやスキーの超個人的願望)

ちな、ここでまばゆがさやかの未来を視るシーンがあるんですが、さやかのどアップがお間抜け(失礼)でめちゃ可愛いかったです…(さやかスキー)

 

そしてこのDAY16更に新鮮なのがまばゆが戦闘に臨むさやかに音楽をアドバイスをする所なんですよね。ここ面白いなあ…音楽にノッて戦うさやかめちゃ強い、叛逆で指揮者の様に音楽を奏でるようにしながら戦っていたのも、このまばゆのアドバイスが心のどこかで残っている(あるいは円環の理で見えたとか)とかだったらいいのになあ…

 

DAY18

レコンパスで元気いっぱいにアルバイトしているさやか…前回も元気いっぱいだったんですが、その先を考えるとめちゃ辛い…まばゆの言う通りほんと「幸せの絶頂」ですが、ここでまばゆがさやかの為を思ってくれているのが救いですねぇ。

 

DAY22

わあ…ここもツライ。仁美も悪気はないし、むしろ真っ当な物言いなんですが、さやかはまだ恋に恋している状態なんですよね。仁美は既に現実的というか、リアルに恋に臨もうとしているのに対し、さやかはまだ自分の想いに向き合えていない。ここからは私の持論ですが、さやかは恋に恋しているようなものだったと思います。本当の気持ちは本編でまどかに導かれる時の台詞(そして新たな展開を見せたMSSでのさやかの台詞)にあるのだと…落ち込んでいるさやかを前回救ったのはまどかでした。でも今回はどうなるんだろう…?とこのあたりハラハラしてましたねえ。変な話、まばゆとほむらがまどかを魔法少女にさせないと必死になればなるほどさやかは救われない気がします。まどかとさやかはどうしても切り離せない絆で結ばれていると…。

 

そしてまばゆに未来を視てもらおうとして結局断るさやかはほんと爽やかでホッとしました。その後の対影の魔女戦…まばゆの立ち位置が本編のまどかになってましたね、にしてもどの周回でもさやかこの影の魔女戦苦戦しているのが歯がゆい…円環さやかだったら余裕を持って勝てるんだろうけど、くうう、だんだん円環さやかが恋しくなってきました。

 

DAY23

ここも本編とはまた微妙に違っていたのが面白かった…

ソウルジェムをまさかさやか自身が投げるとは…!どう転んでもここでさやかのソウルジェムはトラックに乗ってしまう運命になるのか…(汗)

てか、まさかここでまどかが契約するとは…!ここほむらの言う通り契約する意味は全くなかったんですが、でも…

「あたしがさやかちゃんを救いたかったから」

このまどかの台詞がほんとねえ、悲しいけれど、でもまどかとさやかの友情という観点から見ればここは友情を深める決定打だと思いました。それも恭介への淡い恋慕すら凌駕するほどの。ほむらはまどかを救うという願い優先のため認識してないと思うんですが(してるかも…)さやかを救うという視点でいえば、ここがまさに分岐点なんですよね。本編ではまどかはここで契約しなかったのですが、もしこの時さやかの為に契約したとしたら、あのバス停での別れもないですし、さやかが濁ることは無かったかもしれない…合理的にいえば悪手だったかもですが、いわゆる感情論で言えば、このまどかの契約をするという行為そのもののおかげでさやかはまどかの友情をより強く感じ取り絶望から救われたと言えると思います。ちょうどfilm5と同じ展開ですが…ほむらの「まどか契約阻止」作戦が比較的早い時期に失敗するとさやかは絶望から救われる可能性が高い(実際救われている)という反比例的作用もまた興味深いです。(まどさやはいいぞ)

またここでは「美樹さやかに嫌われていない」とほむらがさやかとも良好な関係を築いて来るワルプルギスの夜に立ち向かおうとしている所にはうるうるきました。最後の最後まで諦めない…結末は悲しいですがいいものを見た気がします。

 

DAY32

そしてやはり結末は敗北でした。でも四人で協力して戦うということが出来たというのと、まどかとさやか二人とも絶望せずに最後まで戦えたというのがね、辛いですが、救われたと思っています…二人いるからこそ…(泣)

 

いや~…今回もまどさやでした!

まどかの想いがさやかを救うというこの構図、本編も確かにまどかはさやかを救いましたが、早い展開でまどかが契約すればさやかは絶望することはないんですよね。ほんとこのあたり興味深いです!

 

ではでは今回はこの辺で、お読み頂きありがとうございました!

 

 

                             さんかく

 

【sucene0】film5感想(ネタバレ有り)

どうもさんかくです。

ようやくさやかscene0 ver.お迎えできてめっちゃ一安心…ようやっとscene0 film5読むことができました。なんか思いのほか短かった気がします。それでは一気にまとめて感想参ります!

 

(総括)

今回一言でいうならばめっちゃ『まどさや』でした・・・!

もちろん内容はやはりしんどかったですが、それでも・・・!それでも紛れもないまどさやで、ようやっとscene0で観ることができて安心しました。本編では共に天に昇る(と私は思っています)二人、個人的にはあのお話はまどかとさやかの話とも言えると思うんですよね。以前某掲示板で現実的な子は生き残り(ほむマミ杏)浮世離れした子は夭折(まどさや)する物語とまどマギのことが書かれていたことを思い出します。ですが、scene0では今までなかなかまどさやは出てこなくて・・・むしろほむらとまどかの絡みが多かったので本編から入った身としてはちょっと不安だったんですよね。それを覆すくらいのまどさやでした・・・。さやかのために魔法少女になるまどか、そして微笑み合う二人。しんどいけどでも二人の仲は引き裂くことのできないものだったんですよね・・・。

 

(DAYごとの感想)

DAY1 

ここではなぎさちゃんについての言及があるのですが、なぎさの復活=まどかの契約となっているようで二度と復活させてはいけないらしいですね。なるほど…(泣)にしてもだいぶほむら、まばゆに対して態度が柔らかくなってるなあ・・・顔には出ないけど笑なんかまばゆがいることでだいぶほむらも安心しているんだろうなあと感じてほっこりしました。

DAY6

この日は自動車工場・・・(なんと)なんか繰り返しているうちにだんだんわけがわからなくなりますねえ(年寄り)てかこの工場雰囲気が禍々しいんですが・・・・。そしてここでウケたのはUFOwwめっちゃ信じてるさやかがなんか可愛い…w相当見たかったのかなあ…まばゆはほむらの銃を借りてるんですよね、前回よりもだいぶコンビネーションが良くなっている感じ…

DAY10

ほむらの「まばゆ」呼び好きだなあ…

さやかの入院について心配するまばゆも好きだし、「親友をケガさせたことでかえって契約に近づけてしまった」とさやかをちゃんとまどかの親友認定しているほむらも好きです。このまま…この調子でいってくれ(ほむさやスキー)そしてだいぶ作戦を練っている二人…前回の失敗から新たな手段を考えて進む…このあたりも面白いです。そして面白いといえば、ここからあのクーほむが冗談を言うように…!魔女と戦うことになると知って「無理無理…無理」と怯えるまばゆ(これもおかしかった)に「期待しているわよ」と真顔で言うほむら。これ絶対冗談ってわからないです笑真顔で冗談を言うあたり、個人的ですが、うちの二次創作の大人ほむらと一致していてひっそり嬉しかったです(なんと)そしてここからまばゆがめっちゃ面白かった…w「会話のきっかけが、無!」とかいちいち独り言がおかしくてついくすりとしてしまうwそして不審者感満載のまどさやとのやりとり…wwいやあ好き過ぎる…

DAY11

美樹さやかのメイド姿…!咲笑さんの「元気な子が来てくれて助かるわぁ」は完全同意wこうまどかとほむらと三人でメイド姿という超幸せ時空どこかに落ちてないですかねぇ…そしてここでまさかのまばゆ先輩呼びラッシュ…ふおお、ちょっとどころかすごくまばゆが羨ましい…と思ったら咲笑さんまで…wwなんかめっちゃこの回幸せ。しかしさやか人の嘘を見抜くのが上手い…繊細なのに元気で明るくて、まっすぐなのに人の嘘に敏感…このアクセルとブレーキを一緒に踏んでいるようなちと生きづらい感がほんとさやかだなあ。

DAY13

ほむらとまばゆのやりとりほんと好き…

そしてこのあたりからまどさやの気配!さやかからケーキもらってるあたりほんと仲良しだなあ。しかしまばゆほんとストーカーっぽい、てかほむらの方がやっぱり上手でした(怖いww)後半のやり取りもほんとツーカー(古)の仲って感じでほむらの中でまばゆの存在が大きくなっている気がします。

DAY14

落ち込んでいるのがめっちゃわかりやすいさやか…!(悪いけどくすりとしてしまいましたw)やっぱ好きなものの話はすごく楽しくなるんですよね、映画好きのまばゆすごい話が面白そうな気がするんですが。(あとさやかの言っている映画はちとわかりませんでした)しかしさやかまっすぐ過ぎますねぇ…ハッピーエンドに決まってるという言い切りちょっと思春期なり立ての頃を思い出しました。まばゆ正直に話しただけなのにちとかわいそう…(泣)で、最後ほむらの家で「無理ー!」とか思い出しながら色々ぶつぶつ言ってるまばゆの面白いこと面白い事…wこれ私もたまにやりますw(まばゆほどではないのですが)そしてこの回で一番好きな台詞がほむらのやる気のない「ファイト」ですw

DAY15

病院…なぜかいるまどか。ここ本編を見ていればさやかと一緒に来たとわかるんですが試行錯誤していたほむらはこの時点ではわからなかったんですよね。些細なことは変えられても大きなことは変わらないということなのか…

そしてここでもほむらの冗談がさく裂…ww「美樹さやかの友だちがいれば」×3最高ですww最初全然気づかなかったww

あと個人的にいいなあと思ったのが、まどかの丁寧なまばゆへの挨拶。育ちがいい子って感じで好きです。また「いつもさやかちゃんがお世話になってます!」という台詞もいい…ほんと今回のfilmまどさや全面に出す気だな…キラリーン

DAY16

まじでさやかを殺そうとしているほむら…本編と変わらず容赦ない…wなんというかまどかが最優先なのは致し方ないにしてもマミさんや杏子にこんな容赦なさは見せたことない気がするんですよね、本編でもまどかの契約のきっかけになりそうな体験ツアーを実施したマミに対しては殺意はなかったし。なんでこんなに殺意が…と思っちゃいますねえ。さやかの方もほむらに対しては容赦なくて「胡散臭い」「信用できない」と語ってますが、不器用で勘が良すぎるという性質すごいしんどいと思います。さやかもうちょっと鈍感でも良かったのになあ…そうしたらもうちょっとほむらと仲良くなりそうなのに(ほむさやスキー故の願い)そしてここから超妄想なんですが、やはりこの二人まどかを巡って仲が悪くなっているような気もします。胡散臭い相手(ほむら)に(まどか)のことを指図されて怒るさやか…このあたりは私も怒るだろうなあとは思いますし、ほむらも多分繰り返していたらさやかの性質わかると思うんですけどね…ほんとこの二人まったく合わない笑(※ほむさやスキーです)まどマギはすれ違いの物語だと私は思っているのですが、その代表がこの二人なんだと思います。まどかのベクトルがさやかに非常に強く向いている時はさやかとほむらの関係性がすごいギスギスしているのも興味深いです。(妄想)

 

そしてここで本編でも登場するまどかのさやかに関する台詞「思い込みが激しくて意地っ張りで……」が出てきました。うーんほんとほむさやが殺伐する分、まどさやが濃くなってきた…

 

DAY17

屋上でめっちゃ仲良く魔法少女について話し合うまどさや…なんか新鮮。そして遠くから眺めているまばゆとほむら…wwこの二人もまた仲がいいんですよね。比較の様な構図になっている気もしました。まばゆの冗談で怒るほむらもまた…ww

魔法少女体験ツアー…さやかがまどかを連れていくのか…なんかこちらも新鮮。新鮮といえば姿を現さないマミさんと杏子もまた逆に存在感があって新鮮です。向こう(風見野)でどうなっているんだろう…

うわ、そしてまた始まった!殺伐ほむさや…!怖いっ…けど、そこがまた好き…!(←めんどくさいほむさやオタク)慣れてくるとこのギスギスした中でもほむらの余裕っぷりややれやれ感、さやかのまっすぐ過ぎる故の謎の面白感で楽しめるんですよね…(何)

 

「名前くらい覚えたらどう?」という台詞めっちゃ好き。これほむらにしては結構譲歩している台詞だと思うんですよね。うーんなんかもっとこうさやかちょっとでもいいからほむらに優しく接することできないかなあ…案の定その後「あなたなんて眼中にない」って言われるし…

 

ここある意味まどほむさやの三角関係というか、まどかを巡ってのさやかとほむらの見解の相違がすごい現れている場面でもありますねえ。契約するなと言ってくるほむらに対して「自分の意志でどんな願いを選ぼうとまどかの勝手でしょ!」と言ってのけるさやか、ここ叛逆のラストあたりの二人の対峙シーンにめっちゃ繋がってると思います。まどかの為を思って(だがまどかの意志ではない)まどかを引き裂いたほむらとまどかの意志(円環の理)をめちゃくちゃにしたほむらに怒りを覚えるさやか…。どちらもまどかの為を思ってなんですが、ほんと何もかもが対照的…

DAY18

妙に元気いっぱいなさやか…ヤバイ…これはヤバイ状況だ…

ケーキも持ち帰りしてるしこれは…ガクブル…

なんかクラシックの話をしていましたが、こちらこれから起こるであろう不穏な出来事に怯えて頭に入らなかったですw

DAY22

再びギスギスほむさや&さやか乱心(何)の回

いやあここひどかった…!(誉め言葉)なんかめっちゃ仲悪いですよねこの二人wwもう最初は誰とかどうとかでなく、拗れに拗れちゃってる感じが…更にそこでまばゆにまで荒れるさやか…(泣)ああすごい悪手だわ…どうなるのこれ?と思ったらなんと魔法少女姿のまどかが…!文字通りさやかの為に契約したんですね。まさにまどさやじゃないですかこれ…(びっくり&実は嬉しみ)

 

最後微笑み合う二人(まどさや)が印象的…

 

DAY32

まどさやで対ワルプルギス!ルーキー二人はめっちゃ辛いでしょうにって…ああ…やっぱそうだよね…

でも…ほんと最後までまどさやでした(涙)

 

 

いやはや…ほんとこの回何度も語りますがまどさやでした。

しかも小説版のまどさやに近い感じの…これも観たかったものなので、scene0…ほんとありがとう。

 

ではでは今回はこの辺で、次回film6の感想予定です!

 

                             さんかく

さやかscene0 Ver.ガチャでドキバク…

どうもさんかくです。

とうとう始まりましたねscene0 film5!!XのTLではほんと盛り上がっているのがわかりますが、さんかく実はまだ読んでいないんです(なんと)今回ガチャで苦戦していて110連現在でもいまださやか訪れず、必死に石をかき集め中だからです…(計画性…汗)読みたいのはもちろんですが、こうも現れないとなんか意地でもお迎えしないと気が済まないんですよね。やはり200連分は集めておかないとだめですねえ…

 

敗因は先を読む力が足りなかった…(くううっ)

 

このペースで実装が来るとわかっていたら、まどかとほむら完凸狙いで深追いしなかったのにっ…!(叫び)そしてscene0更新時にイベストやってくれない…(泣)復刻でもいいからやってくれれば石が集められるのに…いやはや先を見据えておかなかったさんかくが原因ですが、なんか悔しいです。それでXにもUPしましたが驚愕絵をこちらでもUPしておきます。ほんと驚愕ですが生温かく見逃してください。

 

こちら向かって左がほむら(24)で右がさやか(24)です…(なんと)うちのSSに登場する大人ほむさやをイメージして描きました(驚愕絵失礼)

 

めっちゃscene0読みたいですが、気分がこのイラストのほむらの様なもので…(どんなw)さやかをお迎えしてからじっくりと読んで感想書きたいと思います。ではではお読み頂きありがとうございました。

 

                              さんかく

【scene0】film4DAY21~32感想(ネタばれ有り)

どうもさんかくです!

あああとうとう美樹さやかscene0 ver.が実装されますねえ!今必死になって石をかき集めている所です(計画性…)ほむさやスキーなのでほむらとさやかは絶対お迎えしたいんですよね、ほむらはお迎えしたのでさやかも是非…。このテンポで実装されるとわかっていたら、まどかやほむらを完凸狙いで深追いしなかったのになあ…(泣)

 

さてさて12月4日にfilm5~公開されますので、今回一気にfilm4の残りの感想を書いてまいります!いつも通り好き勝手書いてますがよろしくお願いします。

 

DAY21

この回はまばゆとほむらの会話がほんと良くて…特にほむらの台詞にじんときました。

 

「もし私たちが時を巻き戻してもこの世界は続くかもしれない」

「まどかを人間に戻すことはできなくても幸せにしてあげたい」

 

これ…!いやあほむらいい子…

ここまばゆの影響もめっちゃあるんだと思います。まばゆの「別れに鈍感になるな」という言葉をここで話題にあげるくらいなので…たぶんずっと気にしていたことを指摘されて心に刺さったんでしょうねぇ。まばゆの存在がここまで好影響を与えるならば、ほんとこのまま本編まで突っ走って欲しかったですが、一体何が起きてしまうのか、まばゆをすごい好きになってしまっている分怖い…(汗)

DAY22

この回は溜め回であると同時に、クライマックスの回でもありました。冒頭まばゆが母親の事を思い出すのですが、やはりこの未来を視る力は母親譲りなのかもしれません。魔法ではなく元々備わっていたものが魔法少女になることで強化されたとかそういうものだと個人的に思っています。そして個人的にここのまばゆの母親すごい穏やかで悟った雰囲気だったのが、変貌するシーンはぞくっとしました。やはりそうですよね、どんなに達観していたとしても、その身に降りかかると…身につまされるようで心に残りました。

 

またなぎさを探すために影の魔女戦の場所へとたどりつく三人ですが、ここで気になったのが、まばゆの「傷だらけになりながら美樹さんが戦った魔女ですね?」に対してのほむらの「ええ」なんです。その「ええ」の中にどんな感情が込められているのか知りたい…例え微小でもなんとも思ってないわけではないと思うので…(ほむさやスキー)その後、さやかという言葉を聞いてすぐに話に参加するまどかもまどさやしてて好きです。

 

またここでまばゆは未来を視るんですが、この子はほんと母親の教えをきちんと受け継いでいるなあと感じました。そして伝え上手だなとも。全てをありのまま伝えるのではなく、胸の内にしまっておく…これ中々できないことなんですよね、内容が重ければ重いほど自分が苦しむ。でもまばゆは自然に胸の内にしまう…普段の対人のやりとりでもすごく気遣いができるいい子だし、もうこの子こそ幸せになって欲しい…。結局ここでもほむらとまどかに思いのたけをぶつけることを勧めます。唯一の方法だとも。そしてここから…ここから泣かせる台詞が連発するんですよね!暴走するなぎさを止めようとするほむら達ですが、ここでのなぎさとそれぞれのやり取りがすごくいい。個人的にまどかのことをチョロいとなぎさが言った時は、あ、言い得てる…と思ってしまいました(まどかごめんなさい)でもこれ他のメンバーが決して言えないことですが、なぎさだから言えるんですよね、ある意味当たっていると思ったので新鮮でした。(そこからほむらのフォローが入りまくりでしたが、ほむら視点からすればああなんでしょう…。)

 

「あなたを失ってしまうと知ってたからまっすぐに向き合えなかった」

 

これほむらの台詞なんですが、最初読んだ時は驚きました。本編ではまったく知られなかったほむらの内面が今ここに…と。やはり繰り返すことでもう最初から他者に対して「失う」こと前提でやりとりしているんですね…

 

「失ってしまうものを愛すのが怖かった でも失ってしまうからこそ愛すべきものがある」

「まどかにとっても私にとっても、大切な人だから…私と、友達になって」

 

わあああほむらあああ!いやこれだよこれ、この言葉をね、皆に…皆に伝える状況をどうにか作り出せれば…作り出せればなあ…(泣)この友達になってって言葉こそが一番見滝原メンバーに必要なものではないでしょうか…たぶん、たぶんですけど、もうすごく拗れてしまってほむらが大変なのもわかるんですが、誰が良い悪いは別として、こんな風に素直にほむらが言葉を投げたとしたら皆無碍にできないと思うんですよね。ほむらってほんとはあのメガほむの頃と同じく、純粋で不器用だから…そしてほむらもそう言われて欲しい…。

 

ただ、まどマギは中の人…斎藤さんはこじらせの物語と称してましたが、私もこじらせたうえでのすれ違いの物語と思っているんですよね。ほむらのこじらせ、メンバーのすれ違い…それが収まれば物語も終わってしまうのかもと。(終わって欲しくないけど、皆には幸せになって欲しいというさんかくのジレンマ…)

そしてここで…まばゆが新たな力を見せるんですよね、いやああれはびっくりしました。初見時何が起こっているのかさんかくはわかりませんでした…(何)

 

DAY23

まばゆの力は相手の記憶(フィルム)を切るというものでした…!いやあめっちゃ元気ななぎさが出てきて「?」となりましたが、忘れていればそれはね、年相応になりますよね…

そしてめっちゃ幸せなレコンパンスでの風景…咲笑さんを筆頭にテーブルを囲んでケーキを食べる面々…いや眼福です。ケーキ美味しすぎて「こんなのおかしいわ…!!」って言ってるほむらがまた面白可愛い…本人至って真面目ですし、きっと病院生活で美味しいものをあまり食べられなかったから感極まったのかなあと思ったら切なくなりますが、でも微笑ましくてくすりとしてしまいます…(scene0ほむらの新しい魅力出し過ぎ問題…。)そこからのワインのテイストか…wというツッコミをしたくなるくらいのケーキの感想と反応が面白かったです。いやあ至福…。いつか別れるとしてもそれまでは一生懸命その人と関わりたいと考えたまばゆとほむらだったからこそ迎えることができたんでしょうねえ。

 

忘れることがいいのか悪いのか…正直記憶をカットするという行為、理由はうまく言えませんが時間遡行と同じくタブーな感じはするんですよね。まばゆ本人もあまり褒められたものでないと言ってはいますが(謙虚だなあ…)でもここは彼女達ならこうするしかなかったという気がします。またまばゆの母についての結末がここで語られるのですが、やはり「忘却」に関するものでしたね。

 

ちな「寂しいね」と記憶をカットすることについてまどかがそう言及するのですが、私も同意です。「それでも…」とほむらが呟くのは彼女がそれでも時間遡行を続けるからでしょう。平和な状況ですが、これもまた変わる…という暗示な気がします。その横でめっちゃ幸せそうななぎさw三人が並んでなぎさを微笑んで眺めている図もまた新鮮…。

 

が…

 

「よーし、みんなでワルプルギスの夜を越えるぞー!」

「えいえいおー!」

 

わあああ(泣)いや、結末がわかっている神視点だからこそですが、めちゃめちゃ悲しい…まどかが無邪気で元気な分辛いです…ほっこり幸せの影に悲劇を忍ばせすぎだよまどマギ…!(叫び)

 

そして

 

DAY32

とうとうfilm4もこれで終わります。

4人揃ってこの日を迎えたということにホッとしました(結末は別として…)DAY23からここに至るまでは皆で協力して魔女を倒して、楽しく過ごしたんだろうなあと想像して少しほっこり。またここで少し弱気なほむらに「大丈夫ですよ」と気遣うまばゆがすごいお姉さんっぽくて(実際年上ですが)頼もしかったです。いざという時お姉さん風どんどん吹かせて欲しい…(何)

 

さてここで未来を視るために見つめ合う二人ですが、ここすごく気になっているのが、ほむらの目を覗き込んだシーンからすぐに場面転じてワルプルギスの夜の戦闘場面になっている所。これは演出のひとつと考えたら別に不自然でもなんでもないのですが、見つめ合ってからそのまま一気にラストまで話が進んでいるので、妄想を逞しくすると、まばゆが幾重にも重なった未来を視ているためじゃないかなあと思ったり。マトリョーシカというかなんというか、最初にほむらの目を覗き込んだ時に時間遡行する今現在までの未来をまとめて自分自身も客観視して視ているのでは…と、っちょっと何言ってるかわかりませんが(おい)まあ生温かく見逃してください…!

 

そして終わりの時…全力で戦ってもやはりワルプルギスの夜には勝てませんでした…辛い…辛すぎる…

そしてなぎさは…皆の愛情で幸せな気持ちのまま消えていくことができました。ここはもうねえ、ただただ切なかった。しんどいけど、これで良かった…と。

でもこの後、まどかが一人残るんですよね、大丈夫だよって、大丈夫じゃないだろ!と思わずツッコミました。いや~ここ…ここはねえ、私は感動というよりもここはこれで良かったの?となんか今でも引っかかってしまいます。いや確かにほむらは時間を戻さないと未来を変えられないので仕方ないのですが、でもでも…(個人的なので、私以外にそう思っている方いないかもしれませんが…)なんだろう、まどかが生きている状態で置いていくというパターンだからなのだろうか…

 

ここはやはり「キュウべえに騙される前のバカな私を救ってくれないかな」というまどかの言葉が大きいんでしょうねえ…だまされる前つまり魔法少女になる前のまどかを救うということがほむらの最優先事項で。まどかが魔法少女になってしまったら「やり直す」つまりはまどかを魔法少女にさせないというのが目標…。それまでは何度でも繰り返すという…う~ん…何かがひっかかる…本編ではこんなこと感じなかったのに。scene0ほむらの繰り返しを追体験させてくれるので、色々新たな発見や疑問が生まれてすごく楽しい…

 

そしてまどかの台詞ももう…

 

「何にもできないわたしだけれどこの世界にいた意味があった」

 

って、そんなことないよまどかーー!(泣)意味とかじゃなくているだけで価値があるんだよ~…まったくもう…この子は底なしのいい子でだからこそ謙虚過ぎて自分に自信が無いのかなあと思います。だからこそ自分の存在に意味を探したい。本編でも願い以前に魔法少女になること(人の役に立てること)自体が願いだったくらいで…あの後、まどかは一人でワルプルギスの夜と戦って…いやあ辛い…しんどすぎる…

 

別れを交わして去っていくほむらとまばゆ…ここでfilm4は終わります。

 

 

総括

…いや~…今回のfilmもすごかった…

なぎさがここで登場するとは夢にも思ってなかったので予告映像観た時は「え、これどうなるの?」と驚きました。が蓋を開けてみると後付けだけど後付けじゃないと言えるほどの完成度の高いお話で、しかも叛逆にもつなげることができるんですよね。どうしてアルまどがなぎさをお供にしたのか(叛逆初見時もさやかを鞄持ちにするのはすごく自然だったのですが、なぜなぎさ?と思ってたもので)ほむらの結界に迎え入れられたのか、ベベとしてマミの元へ向かったのも、マミと相性がいいのも全てこの話で理由付けすることができます。n回目ですが、ほんと凄いぞscene0…!

 

ではでは今回も好き勝手書きましたがお読み頂きありがとうございます。次はfilm5~美樹さやか回です。もう予告映像だけでもほむらとさやかがめっちゃギスギスしそうな感じしかなくてほむさやスキーのさんかく苦しいです。しかし、これも叛逆に至るまでの道と考え殺伐の中にもほむさやみを見出すようにしたいです…4日が来るのが怖い…(緊張)

 

(余談)

さやかscene0 ver.をお迎えするために必死に石をかき集めている所…ストーリーも怖いですがガチャもめちゃ怖いですww(好き過ぎて…w)

 

                                さんかく

 

 

 

【scene0】film4DAY20感想(ネタばれ有り)

どうもさんかくです。

今日で11月も終わり、明日からとうとう12月…なんと時の流れが早いことかと驚いております…特に12月は師走と呼ばれるくらいなのでめっちゃあっという間に過ぎていきそう(汗)とにかく全力でまどマギレコを楽しもうと思います。scene0感想参ります。

 

film4DAY20

この回は起承転結の転ともいえる回だなあと思いました。film4全体にいえるんですが、この回も今まで本編では見ることのできなかった、ある意味二次創作的なキャラのほっこり&ゆったりした話が展開するんですよね。しかもそれが長く細かく…!なぎさのためにケーキを作ろうと奮闘するまばゆまどかほむのやりとりだったり、特にほむらの可愛らしいそして子供らしい一面を描写したり、ひとつひとつがすごい細かい…!初見時え、なんでそこまでこだわってるの?と思うくらいでした。そして後半の衝撃的な展開を見て、ああ、そのためのものだったのかなあと感じたり。(平和なシーンを強く前面に出すことで悲劇が際立つというかそういうものだったのか、あるいは単にキャラ(特にほむらとまばゆ)の魅力をここで描写したかったのか、両方か…もしかしたら私が考えている遥か上の意図があったかもしれません)ただ正直な所、申し訳ないのですが私は今回の前半シーンはちと長く感じました。レコンパンスの和やかシーンがそれまで多かったというのもあったのでしょうが、なんというか二次創作、あるいはマギレコのビーチバレー回の様な雰囲気を感じたんですよね(個人的感覚なのでご了承ください!)もちろんまばほむまどのやり取りは微笑ましく、なぎさに嫉妬しまくりでケーキを切ってやろうとしたり、やる気満々過ぎて失敗するほむらはすごい可愛かったのでありがたかったです。ちとこのやり直しのシーンはほむら弄り過ぎな感もありましたが…w

 

さて後半、佐倉杏子とまばゆが邂逅するのですが、ここがこの話のミソで、ここでマミさんを殺した魔女がなぎさだということが発覚します。読んでいる方は皆既に察していたと思うのですが、こうして改めて文字ではっきりさせられるとクルものがありますねぇ…。ここすごく興味深いのが未成年、刑事責任、当事者等々いろんな点を絡めて考えると意見がすごい別れそうな所なんですよね。細かい話は別として、佐倉杏子はマミさんを殺した魔女を殺そうとしている。表面上の台詞では魔法少女独自のルール上の落とし前的なことを言ってましたが、これはほんとの意味の理由ではないと思います。杏子はマミを敬愛していたのは明らかだと思います。ただ彼女の言動ややり方が他者からは理解されにくいもので…。ここでは純粋に「大切な人」を殺されたからやり返すという愛情故の怒りだと私は思っています。だから杏子の怒りや行動は当時者じゃないとわかり得ないもので。それに対しまばゆは魔女から分離した時点からなぎさと接しています。そして常にこの子の身になって考えて、まるで家族の様になっていて。マミさんの死を悲しんではいますが、身内(ある意味)であるなぎさを庇う。これもまた自然なんですよね。察しのいいまばゆならば今のなぎさはマミさんを殺した時点での魔女であるなぎさではない。(年齢はもちろんですが)責任能力はなかったし、本人も苦しんでいることは十分に分かっているはずです。だからこそここでのなぎさをめぐっての対峙は正義や是非の対立の問題ではなく、大切なものを奪われた者と大切な者を庇う者の対峙であって、当時者しか知り得ない思いのぶつかり合いなんですよね。人間の法やルールも超越した(是非は別として)状況で…。本当に悲劇…(涙)

 

荒れ狂うなぎさには杏子も勝てませんでした、まさかの力の差…ここしんどいですが映像で是非見たいところなんですよね。ソウルジェムが砕けるシーンはやはりしんどかった…。しかし、この佐倉杏子のくだりはすごい短かったし、あっけなく終わった感が大きかったです。もうちょっとここ時間をかけてやって欲しかったなあ…前半部分の様にどうにか膨らませることができなかったのか…例えばまばゆと対峙している時にほむらとまどかもやってきて、マミさんに対する想いを杏子が垣間見せるとか、仲良しになるとまでは言わないが、どうにか戦いを収めるようもっと語り合うとか…さんかくごときがこれ以上のうまいストーリーを考えつくわけはないし、どうこうできるわけではないのですが、それでも妄想しちゃうんですよね。そしてほむら…彼女が杏子をどう思っているのかも気になります。本編では唯一協力的そして理解者にもなり得た杏子。叛逆でいの一番に相談するシーンもあったので、私は他の周回でもこういった協力体制を結んでいたんじゃないかと妄想していたんです。が、今の所関係性どころか全然語り合ってもいないのでわからずじまい…(もしかしたら本編で初めてうまくいってあんなに協力的になって、そこから叛逆に繋がったのだろうか?)このあたりもここでちょっとだけでも後付け的な伏線があれば話が膨らんだのになあと思ってます(超個人的に)あっけなさ過ぎて、このタイミングで実装されたのがなんか切なかった…

 

杏子にまで手をかけたなぎさ。もうね、悲劇としかいいようがない、なぎさ本人も相手も(泣)責任能力のない相手に危害を加えられたらほんとやるせないんですよね。なぎさ自身も自分がやったことに怯えていますが、子供故罪の意識にどうしていいのかわからない、ただもう苦しみ暴れるばかり…まばゆがなぎさを宥めようとしている所はじんときました。気遣いといい同調する所といい、まばゆほんといい子なんですよね、もう何回も言ってしまうくらいに。そして遅れて現場にやってきたほむらとまどか。ほむら…まだクーほむ移行期とはいえもうまどか以外は見えていない感じはしますね。まあまばゆに対してはきちんと交流しているし、なぎさに対しては嫉妬してあたりが悪いですが、それでもまどか一辺倒という感じがします。仕方がないとはいえ、だんだんと本編のクーほむに至っていく展開に寂しさが募ってきたり…

 

いやはや今回は色々考えさせられる回でした。そしてどうしても見滝原メンバー全員が協力に至るというのは難しいんだなあとしみじみ…だからこその叛逆でのあの夢なんだなあ。そう考えると、半魔女化したほむらを他のメンバーが救出しようとするあの叛逆もまたようやく行き着いた先といえるかもしれません。ではでは今回はこの辺で、お読み頂きありがとうございました!

 

                                さんかく

 

 

【scene0】film4DAY18感想(ネタバレ有り)

どうも12月上旬にfilm5~7(なんと)が公開されると聞いてめっちゃ焦ってるさんかくです(何)これ、さやか実装される感じですかねえ…もちろん実装はして欲しいのですが、もうちょい…もうちょい後にしてくれ…(切実)

 

そしてストーリーの公開自体もすごい早いですねえ、もう少し味わうというかゆったりペースでもいいのにと思ってしまいますが、このあたり何か運用計画でもあるんでしょうか。もしかしたら廻天の「2024年冬」は2024年の2月とかそんなものだったら…(個人的妄想)

…まあ、先のことを考えすぎてもあれですのでfilm4DAY18の感想書いていきます。今回もまた見どころ満載でした、いつも通り好き勝手書いてますがお付き合いよろしくお願いします。(今回はちと短いです。)

 

DAY18

film4になってから、今まで見たことのない(そして見たかった)ほっこりする場面やほむらの可愛らしい面を見ることが多くなったように思います。今回も同様冒頭がすごく可愛かったですねえ、カバのラテアートに勤しむほむらがめっちゃ面白かったwwカバについて無駄に知識が多いのはやはり本を読んでいたのかな…?そして負けず嫌いな所とかwなんだろうある意味メガほむよりも素直というか、健気に見えてくる…。そしてまどかwワニとは…wこの子もあれなんですね、独特の感性の持ち主というか、このあたりまばゆが色々代弁してくれて面白かったです。しかしふさぎ込むなぎさを元気づけるためにほむらとラテアート対決させようと試みたり、ほんとまばゆいい子(n回目)だなあと思います、しかもほんと自然に行動に移しているし…いやもうまばゆ報われて欲しい(泣)まだまだ先は予想つきませんが、もし見滝原メンバーの記憶から消え去るとしてもなんらかの形でまどマギに再登場して欲しいなあと思うくらいに好きになっております…。

さてなぎさを元気づけるためにケーキを作ろうともちかけるまどか、ちなみにここでもほむらの「え?」が出てきました、もうさんかくこの「え?」めっちゃ好き…笑そしてまどかに頼まれれば断れない所も可愛い(ほむらスキー)

 

所変わってまばゆの部屋。ここ!私ここからの内容がめっちゃ好きで、何回も見てます笑チータラとコーラのくだりが最高なんですよね。まばゆの誘惑の仕方が面白いw「プシュッと」と言ったとたん最初ビールだと思って焦りましたがコーラなんですよね、あれwいやあまばゆ気遣いがうまい。そしてなぎさの扱いもうまいんですよね。普段はほむらが先輩風ヒューヒューしてますが、やはりまばゆお姉ちゃんなんだなあと感じます。いつかほむらに対してもいざという時年上っぽさを発揮して欲しい(願望)

 

そしてここでまばゆのお母さんが占い師であることが明かされました。本人も忘れていたようで…このあたり「忘却」がすごい効いているんでしょうね。なぎさの方はなぎさで夢(と思っているが事実)で悩んでおり、見ている私の方は「ああマミさんのことだ…(泣)」と察しているのですが本人が気づいていないのがなんだか複雑でしんどいです(泣)ほっこりしたり笑ったりできるシーンが多くなった分、秘められた悲劇がすごく重い…やはりscene0しんどいけど最高です。

 

ではでは今回はこのあたりで…12月上旬までにはfilm4の感想全て書いていこうと思っています。お読み頂きありがとうございます!

 

                             さんかく