さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【scene0】film4DAY17感想(ネタバレ有り)

どうもさんかくです。

サイドストーリーランダムにしか読めないのであれですが、結構(というかだいぶ)しんどいですねえ…でも好き(おい)サイドストーリーの感想もぽつぽつ書いているのですが、たまにはメインとも絡めていきたいと思っています。ではでは早速DAY17感想参ります。

 

DAY17

欠席が続くマミ…ああ、ここはねぇ(涙)順番的にはあれですが、ネタバレすると既にマミさんは魔女との戦いに敗れ亡くなっているんですよね、しかも魔女化したなぎさに…(悲惨すぎる)あの病院の中に発生した魔女結界…ほむらとまばゆはまどかを追って入り込んだのですが、それよりも先にマミさんがいて魔女と戦っていたんですよね。まばゆが何度か気にしていたのですが、結局まどか優先にならざるおえなかったほむらの言う通りに動きマミさんとは合流できなかったという。もしあの時マミさんと合流できたらもしかしたら助かっていたのか…という「もしも…」を考えまいとしても考えてしまいます。

 

ただこのあたりのすれ違いを見ていると本編でマミさんがほむらを拘束したことを思い出します。もしあの時マミさんがほむらを拘束せず、一緒に戦っていれば…と。何度繰り返してもうまくいかないこのすれ違い…個人的に私はまどマギはすれ違いの物語だとTwitter(X)で呟くのですが、まさにそうなのかもしれません。しかも見えない何かでそうなっているようで、怖い。怖いといえば、サイドストーリーで実は入院中のさやかが魔女結界に迷い込んでしまい、それをマミさんが助けたことが明らかになっているんですよね。さやかはお礼を言いたかったけど…とマミさんが死んだことを知らない様子でもう…このあたりがめっちゃしんどかった。更にまどかもこの周ではマミさんのこと知らないんですよね。なんだろう周によって本当に違うというか、この見滝原メンバーが全員顔見知りになったり協力することがかなり難易度高いということがわかり打ちのめされてしまいます(個人的に…)

 

そして、ここはまどさや的視点になってしまいますが、病院でまどかがキュウべえにそそのかされて魔女と戦うために契約しようとした時…あれはさやかを守るためというのもあったのでは?と思っています。いや思いたい(何)何故なら本編、小説版ではまどかのベクトルってだいぶ(というかほとんど)さやかに向いているんですよね、でもscene0に関してはそれが全く感じられない。なんでかなあと考えたのですが、それは物語の視点がまばゆ、主軸がほむらになっているからだと思います。本編ではまどかが主軸で視点、小説ではまどか一人称であったため、彼女の感情が溢れるほど描かれていたためまどか→さやかの構図が出来上がっていたのかなあと。そう考えると、scene0ではそれがまったく見えないのは仕方ないことで、どちらかといえばほむら中心になっているため、それ以外のキャラ同士の人間関係があまり浮彫になってない感じがします。たださやかの葛藤だったり闇落ちは変わらず描かれているのですが…(さやかスキーなのでちと辛い)なので、まどかがさやかの事を思っての行動というのは、見ているこちら側で想像するしかないんですよね。ただ、まどかのことなのでさやかのことを案じてという理由も確かにあったとさんかくは信じてます。

 

さて、欠席しているマミさんを案じるまばゆ…バタフライエフェクトが生じているのかもと考えるのですが、既にそれが生じていて悲劇が生まれていることには気づかないんですよね辛み…

 

所変わってレコンパンスでさやかの退院祝いをするまどかと仁美…このまどさや仁の構図はほんと好きでなんだかほっとしました(さやかもまどかもマミさんに起きた悲劇を知らないというのはとても辛いのですが、ここは素直に喜びたいです)この三人、ずっとこのままでいて欲しい…。あと余談ですがさやかの体力すごいなあと…回復が早いというかめっちゃ元気wまばゆとほむらがそれを遠巻きに見ているのですが、まばゆが美樹さんも退院できてよかったですと言っているのがなんか嬉しかったですね。にしてもほむらほんとまどか以外のクラスメイトと関わらないなあ…なんだろう険悪でもいいからさやかとやりとりして欲しいと思っちゃいますねえ、私がほむさやスキーだからですが(何)

 

その後のラテアートのやり取りがまたww平和なことこの上ないんですよね。なぎさにつっかかるほむらとか(年上らしくないww)このあたり面白かったです。

 

ただ、ものすごい平和なやり取りはまさに奇跡の様なもので、その裏では悲劇が起きていたわけなんですよね。このあたりほんともうまどマギ…という感じになります。無自覚とはいえマミさんを殺した魔女だったなぎさとラテアート対決…裏事情を知らないまばほむまどにとっては楽しい交流なんですが、事情を知った読み手側からすると複雑…なんとも奥深いですねぇ。

 

さて、話はちと逸れますがほむさやスキーなさんかく、ほむらとさやかがやりとりしている姿が見たいのはもちろんなんですが、これ対マミ、杏子も見たいんですよね。つまりはまどか一辺倒なほむらがそれ以外のメンバーとやり取りしているのが見たいということなんですが…どうもやりとりというか、回を重ねるごとにだんだんとまどか以外を切り捨てていく状態になっていっているような気がします。まさに本編に近づいていってる感じ。ただ不思議なことに本編においては杏子とうまいこと組んでいるじゃないですか。叛逆においても…そこに至る何か…佐倉杏子とは協力しやすい(できる)と思わせる出来事があったと思うのですが、それについてはまだ先にあるのかな…?

 

ではもとに戻り、今度は落書きの魔女の使い魔の場面…まばほむまどなぎ(何)の4人の面子でこの場面というのも新鮮…そしてこの場面が出たら必ず登場するのが佐倉杏子…!いやあ私scene0の杏子好きなんですよね、一匹狼という感じでカッコイイというか。で、ついつい杏子側に感情移入してしまいます(なんと)マミさんを殺した輩(魔法少女か魔女かこの時点ではわからないらしい)を探している杏子、話を聞いて驚くまばゆと知らない人(悲しい)だが悲しむまどか、けどここで寂しいのがほむらの感情は読めないんですよね。マミさん…違う周とはいえほむらにとっても先輩なのに…まったく知らないそぶりをする所が個人的にすごい寂しかったです。むしろ怒りを表に出してマミさんのかたきを取ろうとしている杏子の方が共感しやすいんですよね、さんかくにとっては…(泣)どうこう言っても杏子はマミさんすごい慕っているんだろうなあと思っています。「佐倉杏子」といきなりフルネームを呼ばれ、警戒する杏子。戦わず去っていくあたりさすが手練れというか野生の感というか…ちな、このやりとり本編でもあるんですが、そこでも「どこかで会ったか?」と杏子はほむらに問うんですよね、ほむら視点からすればしんどいのかもしれませんねえ…

 

さてさて、長くなりましたが、今回はだいぶ思うところが多いDAYでした(泣)scene0しんどすぎる(誉め言葉)ではでは今日はこの辺で!お読み頂きありがとうございました!

 

                              さんかく