さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【scene0】film3DAY1・2感想(ネタバレ有り)

こんにちは、さんかくです。

待ちに待ったscene0 film3と4(DAY13)!読み始めたのが夜だったため、途中で切り上げようとしましたが、めちゃくちゃ面白くて一気読みしました。いやあマギアデイで悠木碧さんが仰っていたとおりものを作る人ってすごい!もう手を入れる所なんてないと思っていた物語をここまで広げてなおかつ面白くできるなんて…!

 

実はscene0の制作発表があった時、嬉しかったのはもちろんですが、若干の不安はあったんですよね、例えば新キャラのまばゆがどこまでまどか達に介入するのか、とか、既に名作である本編に後付けで話を新たに作るのもなんだかなあとか…でも、scene0を読み始めてその不安は吹き飛びました。特に今回のfilm3、4で吹き飛ぶどころか、まばゆ、もっと見滝原メンバーを掘り下げてくれ!と思うようになっています。それくらいまばゆがいい子で可愛くて…とっても好きになっています。マギアデイで斎藤千和さんと悠木碧さんがまばゆをべた褒めしていたのも今ではよくわかる…いやもっと読み進めてから更に強く感じるかもしれませんが…。

 

さて今回、再び時間が巻き戻された所から始まるのですが、大きく変わっているのが、まばゆの心境。前回まで傍観者の立ち位置だった彼女は、積極的にほむら達に関わろうとしています。この前向きな変化はめっちゃ嬉しい…ではではDAYごとに感じたことを書いてまいります。ちなみに、全部書くにはすごい長くなるので、備忘録兼じっくり書くために2日分ずつ書いていきたいと思います。

 

film3

DAY1

冒頭のまばゆのモノローグ「砂時計が回って 鹿目まどかのその願いは 時を縛る呪いのように響く」これある意味暁美ほむらの繰り返しの物語の本質をついている言葉なんですよね。誰が悪いわけでもない、ただそうなった原因…個人的にまどマギは「すれ違い」の物語だと思っているので、これもまた思いや意図のすれ違い故に起きた出来事なんですよね…(泣)にしてもまばゆ映画好きなだけあって物語を俯瞰して観るのが上手い。そしてまばゆ、だいぶほむらに対してリスペクトしているのが意外ででもすごい好感が持てます。ああ、こういう展開になっていくんだ…前回よりも前向きになっているのもまた嬉しい。(まばゆに対する好感度がUP中…)また場所が転じて学校でまどか仁美さやかが楽し気に談笑している姿があるのですが、そこもまた涙腺がゆるむ…

 

DAY2

ほむらの入院している病室へ向かうまばゆ…先客がいたようで病室から聞こえてくる声に耳を澄ませるまばゆ。実はここほむらとキュウべえが対峙しているんですよね。毎回毎回ほむらの病室を訪れるキュウべえというシチュ、本編ではまったく描かれてなかったので、このあたりもすごい新鮮で興味深いです。そして回を重ねるごとにだんだん塩対応(最初は丁寧、キュウべえの正体を知ってからはガン無視、そしてクーほむに至っては険悪)になっていく過程も面白いです。ちなみにここ声だけで「あ、クーほむだ」となってしまう…斎藤千和さんの演技すごい。そして見た目がまったく変わっているほむらに驚き「暁美さんの目…怖いです まるで別人」と呟くまばゆ。彼女は我々ユーザー側の視点に近い立ち位置なんだなあと再認識。好感が持てる上にちょっと感情移入してしまいますねえ。

その後、様変わりにしたほむらに驚きつつも、夜、まどかの家の近くを訪れるまばゆ。キュウべえがまどかの家を訪れることを知っていて、ほむらの助けになろうとしているんですよね。そこに現れるクーほむ、容赦なくキュウべえを撃ち殺す姿を見て、怯えるまばゆ。つい声を漏らしてしまい、存在がばれてしまいます。ここのほむらの動揺した声がすごい印象的でしたねぇ、まさか自分以外に時間停止した世界で動いている存在がいるなんて思いもよらなかっただろうなあと。いやあこのあたりからすごい面白くなってきました。面白いといえばまばゆの対キュウべえやりとり、キュウべえも結構翻弄されているあたりがすごいなあとwそしてキュウべえが一個体でないことを知ったのは、まばゆが先なんですよね、ここもまた興味深い…

 

いやはやfilm1.2ではただただしんどい(でも好き)の連続でしたが、ここにきてだいぶ面白さが全面に出てきた感じがします!とにかくこのあたりからまばゆがほむらにどんなふうに接触していくかが楽しみで楽しみで…そのあたりはまた次回の感想で書いていきます。お読み頂きありがとうございました。

 

                               さんかく