さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【scene0】film2.DAY32感想(ネタばれあり)

こんばんは、さんかくです。

今回もめっちゃキツイ…!本編でもそしてパチスロ(おい)のエピソードボーナスでも何度も観ているはずなのに、このほむらがまどかを魔女になる前に処理するシーンはもう…もう…

 

そしてまどかが持っていたグリーフシード、私、ここでまどかが一度嘘ついていた所がすごい好きなんですよね、なんというかまどかのエゴが垣間見れて嬉しいというか。さやかだったグリーフシード…ほむらにさえ嘘をついてずっと取っておきたかったというこの感情…このあたりまどマギ小説でまどかが見せるさやかに対する重めな感情に近いのではないかと思っています。まどかにとってあれはただの穢れを取る役目のグリーフシードではなく「さやか」自身だったんですよね。たぶん最後の最後までずっと一緒のつもりで取っておいたはずです。

 

…が、どういう心境の変化でほむらに使用したのか?

 

scene0でこのあたり少し補完できる部分があるかなと期待しましたが、さすがになかったですね(それはそうだ)個人的に考えたのが、メタ的には物語の進行上ですが、作品内においては

 

①ほむらの時間を巻き戻せる魔法を思い出し、願いを託すため。

②ほむらの言葉「私たち、このまま二人で怪物になって…こんな世界、何もかもメチャクチャにしちゃおっか?(中略)壊して壊して壊しまくってさ」を聞いて、これはヤバイと思った。

 

のどちらか(あるいは両方)なのかなあと思いました。②はほんと個人的妄想にもなるんですが、あの台詞随分物騒に思えたもので…それを聞いてまどかはほむらも自分も魔女になったらそうなる可能性があることを思い出して、ヤバイと感じたのかも…。ほむらのソウルジェムを浄化した後「魔女にはなりたくない」と言うあたりからもそれがうかがえるなあと思っています。

 

さて、これは余談かつ個人的妄想なんですが、もしワルプル=ほむら説が正しいとしたら、ここが分岐点になると思うんですよね。まどかがさやかだったグリーフシードを大事に取っておいて最後まで使わなかった場合の世界線…その時二人は魔女になるはずで。ここでほむらがワルプル、まどかがクリームヒルトになって地球は崩壊…ただワルプルはほむらの時間遡行の能力を引き継いでいて、同様に他の周回へと向かう…そして違う世界線のほむらと対峙…「出会いをやり直したい」という願い故にほむらはワルプルに勝てず延々と繰り返していく…みたいな。いや、めっちゃしんどいですねこれだと。このあたりワルプルギスの廻天でなんらかしら判明するのではと期待しています。

 

では話を戻しますが、まどかの願いを託された後のほむらがねえ…もう…(泣)斎藤千和さんの演技がものすごくて鳥肌ものでした。本編でも鳥肌が立ったのに、まさか11年の時を経て再び当時と同じ感覚で鳥肌が立つとは…!すごいよscene0…ありがとうscene0…

 

また、今回新キャラクターまばゆのおかげで新しい発見がありました、あきらめないで必死に戦うまどかに対し、実は「次の世界へ…」とあきらめかけていたほむらの心情の暴露。これすごい個人的に知ることができて嬉しかった。本編では尺の問題でなかなか描かれなかった次の世界へ移動する前後のほむらの心情…。そうなんですよね、言葉は悪いですがほむらは自分の願い「まどかを守る」が果たせなかった時、その世界を捨てることになる。そして次もまた次も…その行為に対してほむらはどう思っていたのか、それを今回垣間見ることができて良かったです。やっぱりほむら途中であきらめかけて今のまどかを捨てようとしていたんですよね、でも必死に戦うまどかを見て「あきらめない!」と覚悟を決める。この反省と決意が見れたことはほんと良かった。本編では焦点をあてられることもなかった、でもすごく気になる点を見事に補完してくれたと思います。そして、その後…まどかに別れを告げるほむらが描かれていたのが新鮮でした。

 

もう何回だって言いますが、scene0ありがとう…補完が素晴らしすぎてもう最高です。

 

さて、次回はいよいよクーほむ…メガほむからクーほむへ至る間の詳しい心情などが補完されれば嬉しいのですが、一体どうなるのか楽しみです。また今回で配信分がいったん終了となり、film3がいつ配信されるかわからないのですが、その間film1、2をじっくり見なおそうと思います。にしてももう待ち遠しすぎてしんどい!(おい)その間石を貯めたり、二次創作書いたりして待ってます!

 

ではでは今回はこの辺で、お読み頂きありがとうございました!

 

                                さんかく