こんばんは、さんかくです。いやはや…前回のダメージが大きくて心が重い…！
本編ではクーほむが主となり彼女がループ（堂々巡りの迷路）を抜け出すまでが描かれていたのですが、そのループの部分をscene０では事細かに描いているんですよね。当時は想像もつかなかったループ追体験…しんどいけれど、まどマギスキーなさんかくにとってはありがたいし興味深いです！しんどいけれど…（２回目）
ちなみにまどマギThe Beginning Story （シナリオ本）に収録されている虚淵氏と新房氏のインタビューで10話のループに言及されていているのですが、「何百回もループしたらほむらもおそらく年をとってしまうので厳密にはしていません、が、ここが一番面白いところで、いつの日かアニメーションで描いてみたいと思っています」と新房氏が仰っているんですよね。それくらい濃い話が隠されているんだなあとまどマギ世界の情報量の無尽蔵さに当時は驚いたものですが、まさかそれから外伝がアプリゲームとして登場しそこでこのループの物語が展開されようとは…ゲームではありますが、まさに本編まどマギの前日談といえると私は思っています。
さて…前回さやかは魔女化し、そして立て続けにマミさんや杏子も退場（悲惨すぎる）残ったほむらとまどかはどうなるか…クーほむだとすごく力強いのですが、メガほむだと申し訳ないがどうしてもまだ力が足りない感じに見えてしまいます、そしてまどかも強くなってきているとはいえ発展途上…この二人でワルプルに勝てるのか…
ああ、案の定、ほむらはまどかにこう言ってきたか…魔力の消耗は避けたいからなあ…だがもちろんというかやっぱりというかまどかはほむらの提案を拒みますねえ。マミさんやさやかが言ってた通り、人に危害を加える使い魔も倒すと…
「正義の味方、がんばろう？」
あれ？まどか今正義の味方って…？それってさやかの言葉じゃ？？
まどか、幼馴染であるさやかが魔女化して逝ってしまったことがだいぶこたえたんだろうなあ…本編でのあの仲睦まじさから考えると、この時間軸でもだいぶ仲良かったはずで…ただ魔法少女という秘密のことがあってほむらと一緒の行動が多くて誤解を生んで…いろいろ後悔して悲しんでいるんだろうなあと。そんなまどかは見ていて辛いですが、でも正直ほっとしました（個人的に）、ああ、さやかのこと思ってくれていたんだなあと…本編ではさやかを思いずっと行動を共にしていたまどかでしたが、scene0現時点のまどかはほむらとずっと行動を共にしていて、そういう幼馴染を思う部分が垣間見れなかったので…でもこの無理している感は辛いですねえ。ほむらが思っているよりもだいぶ抱えていると思います。
前回の話に戻るのですがマミさん乱心「みんな死ぬしかないじゃない」のくだりで、まどかはマミさんに躊躇なく攻撃しているんですよね。時間停止のほむらを拘束、この中では強い杏子にすかさず一撃とだいぶ強かったマミさんでしたが、あそこでなぜまどかを先に攻撃しなかったかが当時は疑問でした。戦意喪失しているまどかを最後にしたというのもあるでしょうが、たぶんここでは最初の友達だったからというのもあるんでしょうねぇ…（scene0…ほんと補完が上手い…）覚悟を決めてまどかはマミさんを倒しますが、もしあれがほむらではなく杏子だったら？とか魔女化してないさやかだったら？とか想像してしまいました。まだまだ私はまどかを掴めていないので、なかなか自分の中で答えが見つからないです。今も。まどマギ…業が深い。まどかはとっさにマミさんに攻撃したことも悔やんでいると思います。ほむらを助けるためには仕方なかったとはいえ…そしてほむらに負い目を感じさせたくないというのもあるかもしれません。
そして今回日にちがめっちゃ飛んでます。DAY25のあといきなりDAY31とは…そしてDAY31が短い…（汗）まばゆとキュウべえの会話で終わってますが、まばゆ完全に傍観者ですねえ。まったく焦ってないのは自分もまた時が戻るからと信じているから…この浮世離れ感…まばゆ一体何を願って、そして何を思っているのかだんだんと興味が湧いてきました。個人的には面白い映画を記憶を失くして観たいとかそういうのじゃないかなあと思いましたが、うーんどうなんだろう…まあビジュアル的にはあれですね、忘却の魔女に似ているなあと。ただこの魔女宇宙から来たような解説があったので、そのあたりで自信はないのですが…。
さてさて、今回は無理を続け徐々にどこかが壊れていく（ように見える）まどかと心配するほむらが主な話でしたが、まどかのさやかに対する思いが垣間見れてほっとしました。未履修ですがまどマギ小説でもだいぶまどかのさやかに対する感情が重いらしいですし、そして３周目ならまどかはさやかのグリーフシードを形見に持っているはずなので、そのあたり補完的な描写があればなあと願っています。最後の最後まで使わずに持っていたさやかのグリーフシード…「さっきのは嘘」ってほむらにいうくらい大事に持ってたんですよね、ともすれば自分がなくなっても使わず傍に置いておこうとするくらいには…
次回、辛い展開が続くのは承知ですが、どのような補完がなされるか楽しみです！
ではでは今回はこの辺で、お読み頂きありがとうございました。
さんかく
