さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

さてさて地獄少女三鼎最終回まで観ました。
感想はまた後日書くということで、今回は、一番の謎のなぜ閻魔あいが復活したのか、そして何故ゆずきを救ったかを小生なりの考えで書いていきたいです。

シーズン2(二籠)では、あいが自らの罪を受け入れ(そう書くのもなんか語弊がある気がしますが)光りとなって消えていったのですが、今回復活してきました。単純にあいちゃん可愛いし(何)こんな孫(笑)いたら嬉しいなという感じで観てたので、復活は嬉しいです。ただ、動悸はなんだろう?と一話を観て思いました。小生の好きなゆずきとの絡みの艶っぽいシーンはかなり惹かれましてそれだけでもいいのですが(何)、最終回まで観て何となくですが感じたのです。あいちゃんがゆずきに対して親近感というか、どこか母親の様な愛情を持っているのではないかと。見た目少女ですが、あいちゃんは400年あまりの時を生きてますし、かたやゆずきは見た目はあいちゃんより年上ですが、中身は6歳くらい。かなりの年の差。あいちゃんはこの世のあらゆる怨みを見続けている途中、ゆずきが子供の頃、傍で見守っていたのではないかと。それは偶然か運命かはわかりませんが。そして言葉通り地獄少女は見つめることしかできず、ゆずきを助けることもできず、ただ朽ち果てるさまを見続けるだけ。地獄少女になるとはなんと過酷なことなのか。あいちゃんが無表情になることも理解できます。可愛らしい子供(ゆずき)が亡くなっていくさまはあいちゃんにもかなり辛かったと考えられます。その後、あいちゃんは成仏して地獄へ行っている間に、なんらかしらの情報でゆずきが地獄少女になることを知ったのか、あるいは単にゆずきが今も成仏できず彷徨っていることを知ったのか、それで現世に降りてきたのだと思います。ゆずきを地獄少女とするためではなく、成仏させるために。地獄少女のシステムがよくわかってないのもありますが、ゆずきが地獄少女になる理由もわかりませんし、EDのいちぬけでたくさんの地獄少女がいて、しかも赤い糸でゆずきとあいちゃんが繋がっていることから、なんらかしらの運命めいたものがあるかもしれません。(良く考えたらあのEDも壮大なネタバレだなあ!)

ラスト近く涙を浮かべるあいちゃんはゆずきに「あなたはわたしよ」といいます。それくらいあいちゃんはゆずきの事を大切に思っているんだなと。だがどうして大切に思ったのか、残念なのはあいちゃんの内面が描かれてないため(ここは難しい問題で、あいちゃんの内面を書くとまた、この作品の面白みが減る感じもします。彼女はミステリアスな存在でいてほしいから)ゆずきをどう思っているかがわかりづらいんですよね。ただ言えるのは、恋と同じで、こういうシンパシーや同一視をする相手というのにも一目ぼれがあるのではないかと。一話の憑依のシーンも艶っぽく、キスシーンもありましたが、ああいう憑依なら、やはり好意を持っている人じゃないとできませんよね。またラスト、消えかけていき怖がっているゆずきに抱きついて「怖がらないで…」と囁くあたり、子供や妹に対する愛情の様なものを観て感じました。百合も好きですが、そういう定義にあてはめ無くても彼女達は「愛」で結ばれていると思います。ああ、この二人の関係をもう少し掘り下げてくれていたらなあ、とわがままですが思いましたね。もう数年前のアニメなので、なんともいえませんが、スタッフの(特に監督の)意見とか聞いてみたいです。

そしてパチンコ、パチスロ化しているおかげで小生の様な新参者もたくさんいると思うんですよね。
余談ですが、パチンコの映像はかなり萌えます(笑)二人が背中合わせで手をつないで、更にその手に赤い糸が伸びて二人の手を繋ぐとか。ラストのキスシーンの後、二人で青い彼岸花をみつめる仕様に編集にしてるとか。ぜひ4期作って欲しいですねえ。

更に余談ですが、二籠のラストであいちゃんが戻ってこれたように、ゆずきも戻ってこれるのではないかと。
あいちゃんがピンチに陥った時、ゆずきもまた現世に戻ってきてあいちゃんの傍にいるとか。そういう展開を望んでいます。ああそういう話しがみたいなあ(切実)