さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

大人ほむさや(ほむさやSSについて)

 ピクシブにほむさや(主に大人版)SSをUPするようになってから、今日まで未だに脳内でこの二人が居座っていて(いろいろやらかしてます)、まだまだ書ききれていない。これってかなりすごいことだなと最近思う。以前、テクモのゲーム「零~紅い蝶」にすごい勢いでハマり、情熱でHPを立ち上げてSSをUPしたのも、これまたすごかったと思うが、2、3年で激しい熱は穏やかになり、静かなものになっていった。しかし、ほむさやは未だに熱が冷めやらぬ。これってなんなんだろうと思う。うまく言葉に表せられないが、言えるのは、あの「叛逆の物語」ラスト近くでの悪魔ほむらと円環(忘れつつある)さやかの睨み合い(見つめ合い)のシーン、そこから小生のSSを書きたいという衝動が生まれたんだと。

 もちろん、叛逆の物語の続編はいまだ無くて、これからあの二人がどうなるのかもわからない。敵対するのかもしれないし、さやかが記憶を無くして案外友達になるのかもしれない。続編が無い分、いろいろな後日談が想像できるし、楽しめる。だが、小生が浮かんだのは、何故か10年後、大人になったほむらとさやかが表面上は普通の人間として暮らし、二人だけの秘密を共有して微妙な距離感で生活していることだった。友人でもなく、仲間でもなく、だが二人しか知らない秘密を持って魔獣と戦い、そして距離を縮めていくというのは、ものすごく面白そうだし、そんな話が読みたいと自分で書いたのが始まりだ。それから、二人の関係を単純に友人、仲間とくくるのではなく、相方、共犯者という様に時にはシリアスに、時にはコミカルに書いて、ついには、男女の恋愛関係に等しい、危険で魅惑的な関係を表現した。特に後者は18禁で直接的に表現しているものもあれば、全年齢で雰囲気を醸し出しているものもある。

 最新話は18禁を書いているが、なんというか、この二人、相性が本来はいいのだろう、そういう時や、酒を飲んでいる時には非常に仲良しなのだ。その後の軽い喧嘩(他者から見ると笑えるという)ややりとりも含め、小生も面白いなと思ってしまう。そしてついついまた書いてしまうのだ。

 まだまだ書きたいことがある。それは時系列的な大人ほむさや(さやほむ)の続きであったり、二人の関係を更に深く書きたかったり等々、それは本来の「魔法少女まどか☆マギカ」世界から大きく逸脱した話であるので、もはや狭義の美樹さやか暁美ほむらではないかもしれない。だがしかし、彼女たちが大人になっていたら、そして互いを理解し歩み寄ったとしたら、考えられる未来の一つかもしれない。多元宇宙の設定を考えれば、広義の美樹さやか暁美ほむらとして許容できるかもしれない。そういう可能性を手繰り寄せつつ、最も書きたい彼女たちの関係性を書くことだけで小生は実は楽しいし、満足だ。だが、ありがたいことに読んでくれる方がいる。これはもう感謝するほかない。ありがたい。二次創作の素晴らしい所だと思う。

 余談だが、彼女たちの仕草や言葉使いなどは、本編や映画での彼女たちの10年後を

想像して書いているが、実は現実世界でも複数の人物をモデルとしている部分もある。そこでふと思うのだが、愛すべきキャラクターというのは、実は現実にも存在するのではないかと。実際は、全く同じ人物が一人というわけではなく、このキャラクターの性格の一部分、信念の一部分、あるいは外見‥等々どこか似ているところが存在するのだと。まあ、昔風に言えば、「俺たちが・・・まどかだ!」みたいな。だから「俺たちが大人ほむらだ!」とか「俺たちが大人さやかだ!」というのもありかもしれない。・・・ちと例えが怖くなったが(汗)一人一人がそのキャラクターに誰か(何か)を重ねてもいいのだと思う。

 では、これからも脳内に彼女たちがいる限り書いていきたいと思う。読んでくれる方ありがとう。