さんかくの部屋

アニメ、ゲーム、ミステリ感想、二次創作多めの雑多ブログです。最近は、まどか☆マギカ、マギアレコードばっかりですがよろしくです。

【scene0】film.0・1 &13感想(ネタばれ有り)

どうもさんかくです。

 

scene0最終章…ほんともう『凄かった』です!

 

何が凄いかというともう全部!と言いたいくらいで、一秒一秒読み進める度に驚きと感動とそして切なさといろんな感情が入り混じりまくって、もう大変でした…

 

うわ~…こうなるのか、そうか…いやわかってはいたんだけど、いや~…(言葉になってないw)あまりの面白さに没頭し、体力をそがれていくという久しぶりの体験…叛逆以来です。これでも初日(26日)に読んだのですが、未だに興奮冷めやらずで。

 

事細かな感想はいつもどおりDAYごとで書いていきますが、ひとつだけ!

 

まばマミ&まばほむ最高でした…!(涙)

 

三角関係百合に動揺しつつも歓喜(何)していたさんかく、さすがに最終章あたりからはその部分は失速するだろうと思っていたのですが、なんのその!むしろ三角関係修羅場的なノリは無くなったものの、まばマミ、まばほむそれぞれの関係性(特にマミ、ほむら側の依存)は深く掘り下げられていたと思います。特にマミさん…水橋さんの演技含めて凄かった…


ほむらとマミさん、まさかこの二人が二大ヒロインになるとは夢にも思ってなかったよ…!(感動)

 

それではDAYごとの感想参ります

 

film.0

DAY4

え、film0から…?と戸惑っていたらまどかとマミさんの出会いが…!これが一番最初の出会いなのか…なんかすごい新鮮だなあ。ちな、ここ個人的に面白かったのは、マミさんがまどかに珈琲と紅茶を提示する所、マミ=紅茶というイメージが強いので、珈琲を選択肢にあげるのが珍しく感じました。そしてばゆ…マミさん家のロフトでめっちゃくつろいでいるじゃんww漫画がまばゆの持ち込みかマミさんのものかわかりませんが、なんかまばゆのものな気がします。マミさん漫画読まなさそうですし、まあもしマミさんの漫画だったらきっと『ガ〇スの仮面』じゃ…(個人的妄想)

 

それにしても、まばゆはほむらよりも先にまどかに会っていたんですね…めっちゃすごいやんと思いつつ、後付けなのにいつの間にか自分がこの物語をすんなり受け入れていることを再認識して驚きます。(これ本編放映直後とかだったら絶対大波乱&物議を醸しだす物語だろうなぁ)

 

その後場面転換でまばゆが謎の空間に…ああ、やっぱり空白になっていた彼女の一周目の記憶かぁ、しかしここでアルまどが登場した時はほんと驚きました、「わぁ、しょっぱなから飛ばしてきたなあ…!」と思わず初見時は独り言呟きましたもんw

 

DAY6

再びまばゆの空白の記憶の物語なんですが、なんかもうね、アルまどが気になって気になって、最初は気もそぞろで読んでいましたが、まどかの目を覗き込んだ所から「ああ!うまいなあ!」と唸りました。なるほどそういう展開でワルプルギスを知って、だからこそマミさんも知っていたんだなあと。伏線が凄い。なにより最初から最後まで徹底して練られているストーリーに脱帽です。やはりいつもより先の未来が見えるということは、それだけまどかの力が未知数ということなのか…

 

DAY10

ああ、ここからメガほむ登場…クーほむに慣れていたから新鮮…いやしかし、ここ本編でもめっちゃ重要なシーンですよね、そこにまばゆがいたのか…!後付けとは知っていますが、ここもまたなんだか不思議な気持ち…いやぁこれさっきも書いたけど本編、あるいは叛逆直後に発表されてたら絶対大波乱起きていただろうなあ…それくらい面白すぎて人によっては本編が書き換えられるような気持ちになりそう…(個人的妄想)さんかくの場合scene0すごく面白いし、まばゆも好きなので没頭して読んでますが、認識としてはまばゆがいたであろうという妄想の余地が本編にあるというだけで、scene0と当時の本編世界必ずしも陸続きではない。別々というか両方存在するという感覚なんですよね。人それぞれでいろんな世界があっていいというか。だからこそ楽しんで読めてますが、いやはやマジ凄いよscene0...

 

DAY15

ここ最初まどかがお菓子の魔女にやられると思ってめっちゃびびりました…wいや、もちろん本編から考えると大丈夫だとは思うんですが、何が起こるかわからないので…。

 

そしてメガほむの「もう、これ以上は…無理だ」という台詞がすごく印象的…クーほむを見慣れているからか、ほんと別人だなあと感じることがあります。それくらい彼女はまどかの為に変わったんだよなぁ…(泣)

DAY17

ふおお…マミさんのレコンパンス制服姿…!(歓喜)いやはやありがとうscene0(なんと)これで見滝原メンバー全員のメイド服が拝めたことになりますねぇ…

そしてマミさん

 

「だって、まばゆさんは私の軍師様、でしょ?」

 

軍師「様」!いや、マミさんかる~く言ってますがだいぶすごい台詞だなあと(いいぞ)やっぱり相性がいいのかなあと思います。そしてほむらを案ずるまばゆに対し「少数精鋭でも」というマミさん。特にマミさんがほむらに対して何か思うところがあるわけではないですが、それを受けたまばゆが

 

「マミさんと、鹿目さんと、私…3人の力を合わせれば、この平和な日常が、きっとずっと…」

 

と呟くところがほんともう切ない(泣)ああ、最初はこの三人だったんだよなあ。

にしても本編はクーほむが裏の主人公といえるほどの存在だったんですが、このくだりを読んでいると、最初っからそうではなくて、巻き込まれた上でのことだったんだなあと改めて感じますねぇ。

 

DAY32

そして来た…!ワルプルギスの夜…!

ああ、最初はこの三人…めっちゃここから読み進めるのしんどい…

 

そうだよなあ、嘘をつくよなあ…是非は別としてあそこまで酷な未来を視て、それを仲間に言えるかというとさんかくも迷います。まばゆは優柔不断ではなく、とても「優しい」んですよね、しかもここ、すごいのは、まばゆが一人で抱えたことなんですよね。あんなに恐ろしい真実を…いやもう、まばゆさぁ「優しい」じゃない「すごい優しい」よ!凄すぎるよいい子過ぎるよほんと…(泣)そしてここでもまたこのインキュベーターの態度よ(怒)悪気が無い分たちが悪すぎる…

 

ああ…マミさん…辛い…まばゆの後を追って魔女化。この時のまどかの悲鳴がまた…!中の人の演技ってほんと凄い!しかしここもめっちゃマミまばなんですよね。なんだろうこのfilm12から流れる二人の波動(正確にはマミさんのまばゆに対する熱い波動)…

 

そして…これ未来視なんですよね、もう…ばゆ…ばゆさぁ誰よりも辛いじゃないか。これあれですね、もし何かひとつ能力をもらえるからといって予知だけは欲しくないなぁ(そもそもさんかくがもらえるわけがないんですが)

 

まばゆ…君は陰キャでもないし、弱虫でもないよ、むしろ一人で耐えられない事実を抱え込むほどの度量の持ち主で…(涙)いやあもうn回語ってますが、ほんとこの子いい子だよ…!マミさんやまどかの為に明るく嘘をつくまばゆがほんと辛い…

 

「私…また嘘ついてる」

 

という台詞がもう…(泣)ほむらに対しても嘘をついているんですよね、でもこれは性質というか優しさ故だと思います。ただほんと自分を責めすぎ…

 

ここさんかくずっとうるうるして読んでました。その後のアルまどの

 

「あなた(まばゆ)の祈りは、あなたのお母さんを救った優しい魔法なんだもの…」

 

でもう…もう…!(涙もろくてヤバイ)そうなんだよまばゆ…優しい魔法なんだよ!アルまどありがとう…

 

そしてここで…!

本編の未来がまばゆの前で展開します…ああ…やばい涙腺が…

そうかあこう繋がったかぁ…めっちゃ感慨深いです。

 

どんな形にせよ「繰り返し」からは抜け出すことが最適解だと個人的に思っているので、ほむらがそしてまばゆが諦めなかったことがここに繋がっているのだとするとだいぶ救いがあるなあと思いました。いやもうこのあたりBGMも良すぎてヤバかった…

 

(※ただ…これはまた別の機会に語りたいのですが、アルまど(まどか)自身はほんとに幸せか?とはなってしまうんですよね。これについては叛逆で描かれる物語で、scene0では本編迄の物語となっているので、あまり詳しく語りませんが、語弊を恐れずに言えばまどかは「人身御供」のような感じがします。変な話、繰り返しのおかげでまどかは概念になるほどの力を持ち、そうならざるを得なかった様な気がするので…)

 

そこから再びワルプルギス戦へ…もうここまばマミ独擅場。この二人ほんと相性がいいなあと感じます。最後の最後まで…(泣)

 

film.1

DAY1

新たなfilm1が…!

ああ、まばゆが記憶を失った理由はこれだったのか…マミさんの記憶を消さなかったのは…まどかがほむらにリボンを渡した時のような思いに近いんでしょうかねぇ…それにしてもどうしてほむらの時間遡行にまばゆが巻き込まれたのか…実はさんかくよくわかっていないんですよね(なんと)インキュベーターの策略か、アルまどの干渉か、それとも…何か運命的なものなのか…(もし見落としていたらまた修正します)ほむらが最後契約した時にまばゆはまだ生きていて…契約時の力の発動に巻き込まれたとか、あるいはもっと説明のつかない何かなのか…(ここもしかしてわざとシナリオライターさんが曖昧にしているのかなとも勘ぐってます)いやあ、でもほんとどこかに解答があったらすみません。てへぺろw(←やめなさい)

 

film13

DAY1

ああ、とうとう来てしまった…

まばゆのモノローグがただただ悲しい…

 

大変な仕事なのに「さてと…」と他人事の様に言う所がね、もう…辛み

マミさんと立場逆転が物悲しいです。そして

 

「最後の希望への道しるべは…」

 

めっちゃ嫌な予感…いやわかっていたけど、けど…

ああ、とうとうほむらとも別れるのか…ああ…(泣)もう初見時ここもうるうるでした。

そして以降のシーンも観る度に辛くなる…

 

病室を訪れたまばゆに当たり前のように話始めるほむら…そしていつも通りに軽いノリで返すまばゆ…ここに至るまで、この絆になるまでだいぶ時間がかかった尊いものだからこそ、この後の展開が怖い…辛い

 

察したほむらの

 

「やめて、まばゆ!私は、あなたがいないと…!」

 

が辛い、辛すぎる…!ここ見たくねぇよぉ(おい)それに対してのまばゆの

 

「できますよ 私と共に過ごした記憶を失くせば あなたは正しい結末にたどり着く」

 

…って!いや、ほんとどこまで君は…(涙)そしてとどめの

「ほむらさん」

「まばゆ…」

 

ふおおおおお…まばほむ―!(泣き叫び)最後の最後で名前を呼び合うってのがもう…ここほむらが諦めが早いのはまばゆのことが好きだからこそ、だと思います。好きでよくわかっている、信じているからこそ耐えて…甘んじて記憶を失わせる…ここがほんとマミさんと対照的で。マミさんは好きだからこそ、最後の最後まで記憶を失うことを拒否し、ほむらは受け入れる。まどかのことがあるからというのもあるのでしょうが、でもここは確かに二人(まばゆ・ほむら)だけの間で通じ合えた出来事だと思っています。

 

そして切断されるfilm…

 

ああ、終わってしまったんだなあ…記憶を失ったほむらの声がまた本編のクーほむそのもので、寂しくもありぞくっとしました。(斎藤さんの演技すごい)しんどい…

 

その後のまばゆの独り言もほんと切ないです。全員から自身の記憶を消して、最後は自分自身を消す…とても寂しいことを(実際寂しい)けれどあえて映画に例え軽妙に話すまばゆの懐の深さというか、優しさに感動しました。映画は心の避難所になることが多々あると思うのですが、まばゆがまさにそれなんでしょうねえ、映画を避難所にして、そして本人自身も誰かの避難所で

 

「それでは、みなさん…さようなら」

 

まさにかつての映画評論家が、映画の後に言う決まり文句の様で…

 

DAY2

すっかり何もかもを忘れたまばゆ…なんだかとても普段のまばゆで、心なしか台詞も生き生きしていて寂しい(何)マギアディでの朗読もこのくだりのノリだったんだろうなあ…

そしてようやっとさんかくの推しの一人が出てきましたwさやかどこ行ってたんだよwなんだかいつも通りの通学路でまどかと仁美と談笑している姿にホッとしました。廻天予告でもそうだったけど、この三人が仲良くしているこの瞬間の構図はまどマギではほんと幸せの象徴なんだよなあとしみじみ…それを見てのまばゆの「はいはい青春青春」には爆笑…wさっきまで寂しかったのに、なんだか元気が出てきたぞ…笑にしても完全に忘却しているとこんなに平和になるもんなんだなあ…

 

あ、ここで時間停止が出てきた…!姿を見せないけどほむらの存在感よ…(涙)うう、やはりここも辛い。また出会ってくれないかなあ…

 

そしてここも…(泣)レコンパンスの平和な日々、クラスメイト(マミさん)との偶然(?)の出会い。

 

「また来るわね、まばゆさん」

「お待ちしています、マミさん!」

 

くうううう…!(切なくて泣)

やはり記憶はなくしても魂は覚えているのか、気楽に互いの名前を呼び合う二人…そう、そうだよなあ…あれ?と一瞬不思議がるも、「ま、いいか、にひひひひ」といつもの笑顔を浮かべるまばゆ。

 

そしてあの集合絵からの「The end」

 

…感無量

あっけなくも、でも一番いい区切りの付け方!すごく心に残るよほんと。

いやあとてもいい映画を観たような、そんな気持ちになりました、ありがとうまばゆ!!!ありがとうscene0!!!

 

*********

 

総括(的な感想)

はあ…読み直すとほんと感動がぶり返すというか、正直今でもscene0が頭の中に居座っているんですよね。叛逆は別格としてもこれもまた珍しいなあと思っています。そしてここまで新キャラ愛生まばゆに入れ込むとは全く予想してませんでした。マギアディで斎藤さんと悠木さんが「まばゆいい子!」とまばゆを絶賛していた頃は「一体どんな話になるんだ…?」「え、でもこの話結局後付けだろ?なのに…」と戦々恐々していたんですが、今ではほんとあのお二人が絶賛していた気持ちがよくわかります。悠木さんの言葉を借りるなら「ものを作る人ってすごいなあ」です。ほんともうそれ…

 

・まばゆとそして二組の関係性の物語(個人的妄想)

scene0は愛生まばゆの物語でもあるんですが、さんかくは個人的にまばゆを巡るマミさんとほむらの物語とも言えると思っているんですよね。ほんとこれ個人的妄想なんですが、それだけこの二組の関係性が印象的過ぎた…!しかもfilm12で急に現れたわけではなく、きちんと最初から伏線を張った上での関係性…まばほむ、まばマミの物語とも言えると思います。そしてこの二組を中心に物語を見直すとマミさんとほむらがほんと対照的で…まばゆの思い出を失うのを最後の最後まで抗い、共に遠くに逃げようと叫んでいたマミさん、かたや「あなたがいないと!」と本音を吐露しながらもすぐに覚悟を決めるほむら…ほんとこの二人表と裏の二大ヒロインだなあと…まさかこんな二大カップル(言い方)が生まれるなんて予想だにしてなかったです。

 

・ほむさやスキー視点からすると

まあこの二人相変わらず殺伐してて、しかもさやかの方が一方的だったのがめっちゃ辛かったですが、あまり接点が無く、しかもクライマックスさやか全く出番なしで笑かえってそこが叛逆での接近に生きるのかなあと思っています。むしろ本編までは二人は険悪で殺伐としたままで、これから先を楽しみにしてきたいので、これで良かったなあと思っています。まだまだほむさやは未知数…(ほむさやスキー)

 

・scene0の影響力

最初から後付けの物語という認識で読み始めたscene0でしたが、その作りこまれ、練りこまれたストーリー、キャラの魅力、シナリオの面白さのおかげでこれは語られなかった補足の物語では?と思えるくらいの神作になってしまいました(さんかくの中では)ですが面白さのあまり没頭して忘れていたのですが、ここまで神作だとどうしても本編を観た時にまばゆの影がちらつくように…!本編のほむらとマミさんの緊張感やライバル的なやりとりも無意識下でまばゆのことが影響しているんでは?と妄想したり楽しんでいましたが、最終章を迎えてなんということか、本編全てにまばゆの影を感じるようになってしまいました。それは個人的に怖いことで。何故なら、私はscene0はもちろん好きですが、本編ありき、13年前に観た本編こそがベースだと思っているので、全ての根っこが崩れるほどの影響はまた嫌なんですよね。でもこれについては、自分の中に答えがありました。この答えは二次創作と同じで千差万別だと思いますが、私は本編世界とscene0世界は直の陸続きではないと無意識に考えていました。つまり、まばゆがほむらを正解に導く世界も元々まばゆが存在しない本編世界も両方あると。あの10話では元々一人だけでがんばり続けたほむらも、まばゆと共にがんばっていたほむらも両立するんだと。そう思うとすごく楽になり、今に至ります(いやはや長くて失礼)。これについてはさきほども言った通り千差万別だと思っています。ただ私はこの考えのおかげで自分の中のこだわりのようなものからは解放されました(安心…)実際マギレコをやっていない方からすれば、本編前のほむらの繰り返しの世界はいまだ未知数の世界なので。そういった世界もあった方がいいなと思います。ちな、本編放映後、新房氏がループの部分(10話)をいつかアニメーションにしたいと語っていて、それが叶うならscene0が出たからその部分に制約が出るんじゃなく、更にいろんな世界を見せてくれたらなあと願っています。

 

・さんかく恥ずかしながらわからない点

DAYごとの感想でも書きましたが、何故まばゆはほむらの時間停止の影響を受けないのか…どうして一緒に巻き戻される(記憶を維持している)のか?という点がさんかく恥ずかしながらいまだにわかりません(なんと…)あれ、どこかで見落としたかな?と思って読み直したのですが、やはり確実な答えが見つからない…インキュベーターの仕業なのか、アルまどの力か、あるいは何か因縁的なものがあるのか…もしかしたらほむらが初めて契約した時にまばゆは瀕死の状態で、契約時の力の波動の様な影響で巻き込まれたのかなとも思っています。理屈はよくわかりませんが…う~ん…これ実際どうなんだろう。あるいは答えをぼかしているのか…本編でも魔法に関することは抽象的な説明が多かったように、まばゆがほむらに紐づいている部分ももしかしたら想像にまかせる、どちらでもいいという描き方なのかもしれないし、あるいは…あるいはその先の廻天に繋がるのかも…(個人的妄想)もしわかる方がいらっしゃれば教えて頂きたいです(ぺこり)

 

・さんかく気になった点

いやもう気になるといえば全部(おい)気になりますが、ラストの全員集合絵のほむらがすごい気になるんですよね、彼女だけ「顔」が見えない。どんな表情を浮かべているのかもわからない。でも視線の先は「まどかとさやか」なんですよね。それが個人的にすごい嬉しい…!この二人に微笑まれて通学するほむら…いやもう顔が見たい。この未来は廻天よりも後なのかもしれませんが、何故顔を見せないのか…ここもまた実際のアニメの続編である廻天に繋がるのかもしれない…本編とscene0は直で陸続きではなく、二つの世界があると贅沢な解釈をしているさんかくですが、だからこそ、ここから廻天へと繋がってる世界もあるのだと思っています。いやあ…このあたりも伏線だったらすごい驚きですね。

 

いやあ…面白かった、まだまだ書きたいことはあるんですが、今度はまばゆのMSSの感想で合わせて書こうと思います。scene0ではいい所で終了したのですが、まばゆMSS…ほんとすごい作り方しているよもう…!

 

ではではまたまばゆMSSの感想で…!お読み頂きありがとうございました!

 

                            さんかく

【scene0】film12MTDAY編感想(ネタバレ有り)

 

どうもさんかくです!

いやあ今回はfilm12のMTDAY編の感想です。(最初MTって何?と思ってたんですが、マミさんのことだったんですね)しかしこのMT編…ほんとすごい。マミさんとまばゆに何があったのかという謎解きと共に、二人が濃密な関係(言い方)を築くに至るまでの過程も丁寧に描かれていて、なおかつ答え合わせの回も含められていてほんとてんこ盛り!更にマミさん達による新人勧誘のくだりで根底に流れる不穏さを垣間見せたりと情報量が多いんですよね。

 

前回からの『三角関係百合』の観点から言えば、今回のボリューミーな二人(まばマミ)の交流シーンは、まばほむの交流時間と対になるようにそうしているんだろうなあと感じました。このMT編がなければまばほむ側に感情移入していたと思いますが、これを読むとマミさん側にも同情してしまいますね。でもだからといってほむらの方も今ではまばゆは手放せない状態になっているし難しい。語弊を恐れずに言えばこれ、失踪した旦那さん(まばゆ)を探す奥さん(マミ)の話の様だなあと…(なんと)実際は旦那は別の恋人(ほむら)と暮らしていて、もうにっちもさっちもいかないとか(個人的妄想)

 

いやはや、前置きが長くなりましたが、ではではMT編感想参ります。今回もDAYごとで感想書いてまいります。(MTDAY??の回は便宜的に読む順番で①~と数字をつけてます。)

 

MTDAY??①

レコンパンスでのマミさんとまばゆ…ここは最初の出会いなんでしょうね、まばゆがキュウべえを認識してそれがきっかけで二人は知り合う…そっかこういう出会いだったのか。場所が変わってマミさんの部屋で魔法少女について語り合っているシーン、キュウべえが当たり前のように勧誘しているのがまあ腹立つこと笑マミさんが良かれと思ってまばゆを勧誘しているのもまた…(泣)本編でまどかとさやかを勧誘していたシーンを思い出しますねぇ。

 

しかしキュウべえに並み以下と言われるまばゆ…申し訳ないけどくすりとしてしまいましたw(すまぬまばゆ…)

 

MTDAY??②

まばゆとその母とのやりとり…ああ…ここ辛いですねぇ、占いってほどほどがいいんだと思います。まさに当たるも八卦当たらぬも八卦くらいが…確実に当たる(もはや予知)占いで自分の死を見てしまったらもう…このくだりは読んでいてきつかったです。まばゆもお母さんもほんともうどちらも辛くてかわいそうで…(涙)

 

しかしまばゆほんと芯が強い…!『死の恐怖よりも外れることを拒むから』『そういう奇跡は必要ないみたいですね』って、お母さんのことよく見ている…でもねえ、ここは病気を治すことを願おうよ…(超個人的意見)

 

ちなここで興味深かったのがキュウべえの台詞

「自己保存は、生命の本能かと思っていたけれど…」

「各個体に、それよりも優先するものがあるなんて」

「ボクには、感情なんてものはない方が幸せに思えるよ」

ああ~これ個人的にさんかくには響きました。絶対ではないですが、ある意味真実…キュウべえの言葉ってめっちゃ悔しいですが(何)正論って思うことがあるんですよね。めっちゃ悔しいですが(2回目w)しかしそこでまばゆ願い事を見つけます。まばゆもまたキュウべえの言葉に何かを見出したんですよね…ああ、ここから記憶を奪う能力を身につけたのか…

 

MTDAY??③

わ、まばゆのお母さんめっちゃ爽やかになってる。しかし母に対して「どうもどうも」って返事するまばゆなんか面白可愛い…良い意味で友達同士のような親子なんだろうな…(うるうる)そしてまばゆとまばゆ母とマミさんの空間…なんだかほっこりする…ああいいなあ、マミさんも魔法少女になってからこんな生活感溢れる出来事があったんだ…それからまばゆ母と二人きりになるマミさん。ここね、お母さんわざとまばゆに席を外させたんだと思うんですよ、娘の友だちになってくれる子に「仲良くしてあげてね」とお願いしたくて…うう、今回さんかくのツボに入ってうるうるすることが多すぎる。こういう親子愛にめちゃめちゃ弱くて…前回の怒涛の百合も良かったのですが、こういうしっとりとした静かに流れる愛情もいいなあ…そしてマミさんも嬉しかったと思います。いやあマミさんがまばゆに固執する理由もなんかわかります、友達(なりたて)のお母さんに優しくお願いされて、家族ぐるみのお付き合いになったらそりゃもう…マミさん自体咄嗟に願い事をしてしまい、仕方なかったのですが家族を失ったまま(涙)なのでやはり家族恋しいんだろうし…

 

そして二人になった時にとうとうマミさんはまばゆに言います。

 

「マミでいいわ」

「だってあなたはこれから私のパートナーだもの」

 

ああ…いいですねぇ、この台詞の前の「よし!」もまたいい味だしてます。たぶん自分の中でいろいろ考えたんだと思います。いろんなこと…そこから吹っ切るようにまばゆをパートナーとして受け入れることを決めたマミさん。その心の中がどうだったかはわかりませんが、でもすごく温かい感情が溢れてるのがわかります。ああ、ここでは百合ではなく家族愛の様なそんな感じがしますねえ。

 

そしてドラム缶再び…笑

てかまばゆお花を切ってるのかw

めちゃめちゃ戦闘能力が低いというか、やはりサポート向きなんですよね…しかもこの練習シーン…以前も書きましたが、まばゆへの対応マミさんとほむらですごい対照的だなあと。最初励まして練習を推奨するもダメダメ(かわいそうw)な所を見て優しく「最初は私がサポートするからね?」と声をかけるマミさん。とにかくスパルタ式で鍛え上げていくほむら…好きな相手(何)に対して甘やかす派と厳しさが増す派なんですね、わかります。

 

MTDAY??④

おお、委員長の魔女戦…!と思ったら

 

「無理です無理です帰りますコタツが私を呼んでるんですー!」

 

wwww

まばゆww

いやあ期待通り…てかそれ以上のことをやる子だなあ…ww初見時ここめっちゃ笑いました。今まで委員長の魔女戦でここまで逃げ腰の台詞を言ったキャラがいただろうか…w(メガほむの場合も初戦大変そうでしたが、逃げ腰ではなかったし)

 

そして

まばゆの「詐欺詐欺クーリングオフ!」からのキュウべえの「?」がもう…wwなんだこれw

 

まばゆある意味規格外というか、あの世界とは別の世界を生きている感すごいんですよね、映画好きが影響しているのか、ちょうど我々の世界で言えば浮世離れしているというか。

 

ここでまばゆの力である未来視が初めて発揮されるんですが、最適解が見える…これすごい戦力になりますよね。ほむらの時間停止並みに…ただ結末が変えられないというのがやっぱり痛いなあとさんかくは思います。覆せない未来ってやっぱ…見たくないですねぇ…

 

MTDAY??⑤

マミさんが単独行動でまばゆがのうのうと(言い方)待機しているという冒頭

 

「いやいやまさかまさか騙すなんて滅相もない」

「一緒に行けたらよかったのにナー」

 

…って、この棒読み状態wまばゆ絶対嘘ついているだろw

そう思ってたら

 

「この会話でも嘘がわかるなんてあなた、すごい才能ね」

 

ってマミさんに言われてました笑いやはやここ初見時笑いましたともwいいなあこんな平和なやりとり…

 

またその後「はいはいそういうことにしておくわ」と言った時のマミさんの表情と声が優しいんですよね。確かにまばゆの実力なら遠方からのサポートの方が合理的ではありますが、それだけでなくマミさんがまばゆに対して気を許しているのをこのシーンで感じました。う~ん、まばゆ人たらしの才能があるのか?

 

戦闘後、ケーキを準備してマミさんを迎えるまばゆですが、そうされると嬉しいですよね、特に理解者の少ない魔法少女にとっては…やはりまばゆ人たらし(2回目)そしてマミさん笑顔でまばゆにグリーフシードを渡します。マミさんも相当心を許している感じ…客観的に見た場合は違うかもですが、本人たちからすればウィンウィンなんでしょうねぇ…やばい確かにこうやって時を積み重ねていけば、あの展開になるわ…。このまま行くとマミさんまばゆのことめっちゃ甘やかして囲い込みしそう…

 

そしてここから他の魔法少女とグリーフシードを巡る争いについて少し語られます(不穏…)面白いのはここでのマミさんの台詞

 

「卵を産む前のニワトリを殺してしまうようなものだから」

 

これ本編で杏子とさやかが邂逅した時の台詞にもあったやつですね。マミさんと杏子の間でこういったやりとりが結構あったのかもしれないなあ…どの周回でもそれがあってのあの本編かも(要所要所で本編との繋がりを感じさせる演出があるからほんとscene0面白い…)

 

その後徹底的に姿を隠す方向でいきましょうっていうまばゆ(なんとw)とそれを許容するマミさん…これ絶対まばゆがヒモでしょと思いました笑マミさんヒモタイプのひとに弱い気がしてきたw

 

いやあ…こういう二人の絆が面白可笑しく(言い方)育まれている様を読むのすごく微笑ましいのですが、その度に「そりゃあほむらと険悪なムードになるよなあ」と思ってしまい、なんだか切なくなりますねぇ

 

MTDAY??⑥

「うら若き乙女がこんなひと気のない場所でふたり…お互いに顔を覗き込んですること、それは…!」

「はいはい冗談はいいから」

 

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なんだこの慣れ切ったやりとりww

 

いやあ、めちゃめちゃ仲良くなってるじゃないですか、初見時もすごくほっこりしましたが、ここ何回読んでも台詞の面白さで笑えます。そしてここ更に追い打ちをかけるように面白いんですよねw

 

趣ってものがない、最初のうちは戸惑い、恥じらいがあったのに倦怠期…とまるでわがままな旦那(何)なものいいのまばゆに対して「何か新しい刺激でも欲しい?戦場に出てみるとか…」というマミさんの返しが絶妙!楽しくキャッチボールするかのような軽快な会話…ほんと二人仲良くなっているなあ。ああ確かにここまでくだける会話ができるくらいだったら、そりゃああなるよなあ…(泣)読み進める度にどんどんまばゆとマミさんの関係性が濃くなっていく気がする。

 

そしてこの平和な日常が続いていいものかと悩み、ひとりでいいかな、いいよね(おいw)と完結するまばゆを見て

 

「あなたって…ちょっと変わってるわね…」

 

というマミさんwwこれなんかめっちゃ萌えポイント高い台詞だなあと思いませんか?こんな風に相手をどう評価していいかわからず戸惑い気味のマミさんってなんか初めて見たような気がします。そしてここまで言えるのって対象に相当注目&懐に入れているという証拠だなあと…あと、「友達ができない」というまばゆに対して「たくさんいたってうわべだけじゃね ひとりでも信頼できる仲間がいるって大切なことよ」と返す所はまばゆがそうあって欲しいというマミさんの願いが吐露された台詞だとさんかくは思っています。

 

いやあ…やばいこの回まばマミのいちゃいちゃ度(何)が高すぎてニヤニヤ(不審者)してしまう…もう延々とまばマミとまばほむを観続けたい(こら)

 

しかし、そのまま進むわけじゃないのがscene0…新しい魔法少女候補生をマミさん達が勧誘するという展開が待っていた…!うわぁ…魔法少女システムを好意的に捉えているマミさんが良かれと思って勧めているのを見るのが辛い…おのれキュウべえ(怒り)そして未来視で援助するまばゆ…ああ、これは…これはヤバイぞ(泣)

 

MTDAY??⑦

勧誘を受けた子早速魔法少女になったんですね…ちょっと溶けた金を浴びせるっていう技にビビり散らかしましたが(何)いやはやこれからどうなるか…と思ったらもう荒れてきていると(不穏…)まばゆの「願いが叶ったからといって幸せとは限らない…か」という台詞が刺さりますねぇ。

 

しかしまばゆ存在を隠していたのか!どこまで恥ずかしがり屋…(違う)いやぁ…これ存在を隠していたこと明かすのなんだか嫌な予感がするなあと思ったら、ちょっと違う展開でしたがやっぱり不穏でしたね(涙)「お金が欲しい」という願いで魔法少女になった子の話めっちゃしんどかったです。家族のために借金を返して幸せに暮らすためにお金持ちになるのを願って、なのに…金が入ったら入ったで結果は散々…いやぁ、なんだこれ。むしろ一番大事な目的が破綻してしまっている。『猿の手』状態じゃないですか…ひどいよこれ(泣)

 

そして…そして

 

「あなたが私の未来を変えたんですよね?」

「貧乏でも、良かったんです家族が仲良く暮らせていれば」

「なのに、あなたが私をそそのかしたから」

 

新人のマミさんへ投げつける言葉がもう…。ここで誰がどうとか是非は別として、確かに『魔法少女システム』なんて知らなければ、関わらなければこの子はこんな思いはしなかったんですよね。借金があったままその後どうなるかはわかりません、でもこんな風に一瞬天国を見た後にどん底に落とされることはなかったはずです。この一瞬だけ幸せになることがどんだけ落ちた時の痛みに繋がるか…!(震え)しかもひどいことに未来予知ができたと先輩に言い切られては、「ならこうなることもわかったはずなのに…!」と怒りを覚えてしまうのも仕方ないかもしれません(涙)いや、これ辛い…辛いよ、しかも神視点のユーザーさんなら知っている魔法少女の真実…が一番の目的が破綻した上に降りかかるならばもう悲劇としかいいようがないです。個人的にこのくだりほんとに辛いです。これマミさんも真実を知らずに良かれと思って勧めている所がまたきついんですよね。真実を知っていたならば、マミさんは決してこんな風に勧誘はしないはずで。また新人の子も借金を返すために、家族のためにと願いを事細かに話していれば、そして存在を隠さずにまばゆも最初から会って三人で話し合っていたらどうにか…もしかしたら回避できたかも…if、if、とほんといろんな妄想をしてしまいます。でもそうならなかった。マミさんも作中はなんだか大人の様に描かれてますが、まだ中3の少女で、そこまで考えが至るわけでもなく…ほんとに『すれ違い』の悲劇なんですよね。もちろんそれが起きた原因はあいつ(キュウべえ)が持ち込んだ魔法少女システムと説明違反の所為なんですが(怒りが再び…)いやあほんとここまどマギ…だと思いました。このどうにかなれば…でもどうにもならない所がもう…。

 

てかそこからなんとまばゆが新人の子の記憶をカット!マミさんが勧誘したことからって…え、ええこんなことしていいんかいまばゆ?なんかうまく言えませんが、個人的にはそれやっちゃあかんやつ!と思っちゃいました。なんというか、例えばこの子がすごい悲劇に遭遇してしまいトラウマでずっと苦しんでいて、その苦しみの原因をカットするとかなら「いいぞ、やってあげて!」とか応援するんですが、この場合たぶんまばゆはマミさんのためにやったと思うんですよね。まあでも誰かの所為にして怒りと悲しみに暮れたままよりはいいのか…な…?うーん…(汗)まだ自分の中でもしっくりこないので、もうちょっと保留しよう…

 

MTDAY??⑧

あああ、新人の子行方不明になってる…

 

「魔法のおかげで、苦しみの記憶はきれいにカットされていたけれど、それでも家庭の不和が解消されたわけじゃないから(中略)はけ口をなくしてしまったのかもしれない」

 

そうなんだよ…!ここほんとマミさんの台詞通り…!(マミさんにとっては辛いことですが)

 

「マミさんが気に病むことはないと思いますよ」

 

と言うまばゆ、ああやはりマミさんのためというのが大きかったようですねぇ、てかその後の台詞がもう…魔法少女の真実を知らないわけだから仕方ないにせよ…でも新人の子かわいそう…(涙)

 

マミさんもまただいぶ参ってます、もしかしたらまばゆが自分の記憶もカットしているのではないか…と疑うくらいに。もちろんそんなことはないですし、ここまばゆがすごく積極的にマミさんを元気づけようとしているんですよね。まさに「友情」…今まで人を避けていたまばゆが自ら「友達じゃないんですか」って言った時、ああすごく心を開いている!と驚きました。まばゆもまたマミさんに対して好意を抱いているんですよね。いやあこの二人…真実に気づいたらどうなるんだろう…

 

落ち込んでいるマミさんにケーキを差し入れし、元気づけるまばゆ。なんかこのMT編が始まるまではマミさんが一方的にまばゆに依存していた様な気がしたんですが、このあたり見直してみるとまばゆの方も依存…とまではいかないかもしれませんが、だいぶマミさんを特別視しているなあと感じます。

 

そしてここから…!

ここ初見時はあまり感じなかったんですが、マミさんの台詞を深読みしたり妄想するとだいぶ「怖い」と思いました。

 

「なんで私の心はこんなに晴れないのかしら」

 

この台詞は振られてばかりという意だけでなく、実は嫌な予感というものがあったからでは…?とさんかくは深読みしました。なんかありますよね、根拠もないし、表面には現れていないけれどどこかモヤモヤするとか不安になったりとか…それって大抵「何か」根底にあると思うんですよ。特にこの周回のマミさん、魔法少女システムを信じ込んで複数の子を勧誘している。その後の台詞にあるように

 

「何人にも声をかけて何人も契約を後押しして」

「なのに、みんないなくなっちゃうなんて」

 

…うわあああ…それって…それって…マミさん…(泣)

いやこれ怖い。いなくなった理由を知ったマミさんを想像したら怖い。

 

そしてその後の会話


「私がなにか悪いことしたって言うの…?」

「相性ですよ、相性」

 

真実を知ってない故のずれた会話がまたきつい…まさに『知らぬが仏』過ぎる…!(汗)

 

根底に不穏さがずっと流れたまま、しかし表面ではまばゆとマミさんの距離が大接近…!

 

「私のそばにいてくれるのはあなただけだわ、まばゆさん…!」

 

ふおお…熱い展開に…と思ったら

 

酔っぱらってる…www

 

wwwなんだこれ、てか酔っぱらったマミさん可愛いwww

 

で、ここでまばゆが本を貸すのですが、これがあの本か…

 

 

MTDAY1

「で、渡されたのが『爆弾マニュアル』って…これで気分が晴れるってやっぱり変」

 

やっぱり爆弾の本でしたwww

 

そしてこの回から答え合わせが始まります、視点がまばゆからマミさんへ転換してすごい新鮮…当初「ん?マミさんまばゆと友達…?」と不思議に思っていたこのシーンにもまさかあんな壮大な物語が隠されていたなんて…いやあ面白いけど読み進めるのちと怖い。つい昨日まで距離を縮めていた相棒に無視されてすっかり他人の様に扱われたらそりゃあ…マミさん側の葛藤もがすごいこともわかります(辛いなあ)

 

ちょっと謎解きのような感覚でだんだんと違う意味で面白くなってきたMT編、どれだけ引き出しがあるんだ、すごいよscene0…(n回目)

 

 

MTDAY2

レコンパンスに訪れた時のマミさん…理由がわかればここもどうして彼女がこんな表情を浮かべたかよくわかります。いやあ、まばゆ自分の記憶をどんな経緯で消したんだろう?これはちょっと寂しすぎる…知らぬが仏が横行し過ぎてるよ…

 

でもここでキュウべえもまたまばゆの記憶を失っているんですよね、そこに気づいたマミさん、切り替え&演技すごい!ああ、こういう心理状態だったのか…ほんと真相解明編的な話…ワクワク

 

マミさんにとっては、自分にことわりもなく記憶を消してしまったことが寂しかったんですよね…とここで

 

「未来視のせいよ」

 

おお、久しぶりのクーほむ…!なんだか声が聞けただけでも嬉しくなりますねえ(ほむらスキー)

 

対峙するマミほむ…てかここの雰囲気、あれですね本編1,2話の雰囲気にそっくり!殺伐…とは違うんですが、どこかギスギス、ピリピリしたような雰囲気で。

 

「優秀なあなたなら薄々気づいていたんでしょう?」

「彼女は、あなたと共にいた記憶を消すことが最善と考えたのよ」

 

ほむらのこの台詞、論理的ですがどこか棘があると感じるのは気のせいなのか…『優秀なあなたなら』ってところが特にね…なんかね…

 

対するマミさんも

 

「そもそも、あなたは誰?」

「あなたとまばゆさんの関係を聞かせてちょうだい?」

 

こちらも冷静なんですが、やはりまばゆとほむらの関係が気になるのが前面に出ているんですよね。

 

そしてその後も…

 

「私の正体を明かすことは まばゆの秘密に近づくことだから」

「どうやら議論は平行線ね」

 

変身そして戦う二人…!このあたり叛逆のほむマミ戦を彷彿とさせますねぇ…

 

てかっ

「まばゆさんは私のパートナー(中略)愛生まばゆがいない私なんてありえない…」

「あなたを殺さないのはまばゆが自ら消した、過去の彼女に対する、敬意よ」

 

どちらも重い…!まばゆに対する想いが重いよ二人共…!

いやあほんとこれ…三角関係百合だわ(再認識)

 

 

MTDAY9

個人的にここマミさんかわいそう&面白い回でしたw

ついレコンパンスに来てしまうマミさん…遠くから眺めるだけならって…(泣)それでも優しく見守っている所や「あの珈琲は飲めないのかな」と思っている所ほんといじらしいんですよね。ここ切なくなりながら読んでいましたが…

 

「え、え、え…な、な…なんで、佐倉さんが店員さんしてるのッ!?」

 

ここww

もうマミさんの声でダメでしたwww

そりゃ確かに杏子がメイド服で店員さんしていたら驚きますなぁ…wwてかマミさんの驚き方がほんと素というか面白いww(好きw)

 

その後の杏子とのやり取りでもマミさんの声色が新鮮で面白かったです。ああこういう言い方するんだあとか、杏子に対しては馴れ馴れしい(言い方)なあとか。前回のほむらに対するギスギスした言い方もそうですが、それも含めscene0では見滝原メンバーの新鮮な一面(態度や声色等)を見る機会が多いので嬉しいです。

 

そして杏子…一匹狼カッコイイ。どの周回でも自分は自分と貫いている所は個人的には好感が持てますねぇ。

 

 

MTDAY16

「あの、まばゆさんが私のとの記憶を消すなんて…そんなの、、信じたく、ない」

 

このマミさんの台詞刺さります…(泣)

 

まばゆがどうして自分から記憶を削除したのか…これが初見時ほんとに謎でした。個人的には積極的な理由であって欲しいと思っていたんですよね。魔法少女の真実を知って、そして罪の意識に耐えかねて…とはそう言った理由は嫌だなあと。マミさんという相棒がいながら。(film12全部読み終えた後でもまだほんとは別の理由があるんじゃないかと思っています)

 

そしてここでとうとう魔法少女の真実をマミさんが知ります。初見時はただただ「ああ…どうなるのか」と心配でしたが、読み返してもやはりこのくだりは不穏さがじわじわと伝わってきてしんどいですねえ…マミさん驚きすぎて感情が追い付いてない感じがまた…。

 

 

MTDAY17

「私は今まで…何人もの魔法少女に契約を促した」

 

うわああ…これ辛い、知らなかったとはいえ、良かれと思って多くの子を勧誘して、そして魔女になる運命を背負わせてしまったのだから。こういう後からじわじわくる罪悪感ほんと怖い。でもあまりにも辛すぎてここでマミさんはほむらが嘘をついている、まばゆも騙されているという結論に至るんですよね。うん…でもそうなるよなあ…ここ、マミさんが勧誘していなかったならまた違ったと思うんですが、背負ったものがマミさん自身も大きすぎて耐えられないんだと思います。

 

いやあこれ…まばゆほんとどうして自分の記憶を消したんだろう…こんな風にマミさんが苦しむことわかっていたはずなのに…

 

そしてここからあの三角関係百合のシーンへ…

 

あの時は全く事情を知らなかったものだからただただ驚いていただけだけど、事情を知った後マミさんの台詞ひとつひとつ刺さりますねぇ…「『マミさん』って、呼んで…」の台詞にはこんなにも強くていろんな想いが込められていたのか…

 

それからDAY17と同じ展開が続いて、とうとうまばゆがマミさんの目を覗きこみ全てを見てしまいますが、ここでまばゆがマミさんが絶望に囚われた理由も知るんですよね。ここが本編でのマミさん錯乱のシーンの補完になっている様でさんかくすごく嬉しかったです。

 

「自分(マミさん)の運命を悲観したからじゃない、自分が契約を後押しした魔法少女がいたから 彼女達の運命を変えた責任を感じたから、私に魔法少女の運命を背負わせてしまったから」

 

そう…!本編10話でマミさんは錯乱しながら仲間を撃ちます。でもこの話を読んだ後もう一度そこを観てみると、錯乱しながら泣いているマミさん…あれって、自分が勧誘した魔法少女のことを思い、責任を感じて苦しくて泣いているんじゃないかって、そう思えてくるんです!時系列的には後付けになるscene0ですが、後付けというより補完がなされたという気持ちになってくる…。ほんと凄いよscene0…

 

そして凄いのはこれだけでなく…

 

「私も…巴さんと一緒に罪を犯したんだ」

「大切な友だちを見捨てて…!」

 

まばゆもまた自分の犯した罪を自覚します。同時にまた、自分だけ記憶を消して過去から逃げた…大切な友だちを見捨てたことも…。う~ん、ここほんとどうなんだろう、逃げたんじゃなくて別の理由が欲しいんですが、この後クーほむとの会話でほぼ確定的な理由が出てくるんですよね。空白の1周目で魔法少女の真実をまばゆとマミは知ってしまう…と。周回や世界線を未だよくわかっていない(何)さんかくですが、とりあえずほむらが時間遡行した場合マミさんは魔女の真実を忘れるが、まばゆは記憶を保有したままなので、その苦痛に耐えられず自ら記憶を消したとされてます。いやぁ…そうなのか、もっと何か捻りでもあるのかなあ…

 

まあこのあたりのことはまた次回しっかり判明するので、ここまでにしておいて。ここ個人的にめっちゃ萌えポイントなのがめっちゃまばほむまばほむしてるところでした…!

 

もうね、ほむらがまばゆに最初から最後までめちゃくちゃ優しい!

 

ソウルジェムが、穢れているわ これを使いなさい」という時の声色をはじめとしてずうっと投げかける言葉も声も優しくて、もうほむらいい加減いい所で折り合いつけてまばゆと暮らしたら?(なんと)と言いたくなるくらいで…なんかもうそれくらいほむらの使命よりも二人(まばほむ)の関係に焦点がいっている感じ(個人的に好き)しかもまばゆを励ますほむらがすごい漢らしいんですよね。

 

ソウルジェムが濁るなら、私がグリーフシードを集めるわ」

「あなたを魔女になんてさせない 絶対に」

 

いやカッコイイよほむら…!てかもうめっちゃまばゆしか見ていないよね??(困惑)

その後の未来視した後のまばゆとほむらのカットと相まって、もうほんと濃いまばほむを堪能できました…読み始めの頃はまばほむなんて想像もつかなかったのですが、今ではめちゃめちゃ好きになっている自分にも驚き…

 

しかし…これ…この未来視、絶対まばゆ嘘でしょ(泣)あまりにも空元気過ぎる…て思ってたらやはり…!ああこれ辛いなぁ、魔女化したまばゆを倒すほむらもそうだけど、その記憶を保持したままのまばゆもまた…ただ2回目すぐさま魔女化したまばゆを倒した後、もう時間が戻らなかった所。ここ、ほむらは絶望して魔女化したと思うんですよ。心の支えであるまばゆを取り戻せなかった悲しみで…それくらいほむらにとってまばゆは誰よりも大切な存在だと(まばほむ…)

 

ああ~これどうなるんだ、と思ってたら

 

「そんなこと、ないです」

 

まどか…!

いや、すっかり失念していた!ここちょっとびっくりしました。

そしてまどかの震えながらも意志の強い声が新鮮…

 

ええ、これどうなるの…??

 

 

 

…いや~…読み直してもほんと情報量多いし、しかもぐっとくるシーン多くてヤバイですねぇ…三角関係百合になったと思ったら、また怒涛の展開…続き凄い楽しみですが同時にすごい怖いです笑

 

 

ではでは今回もまた長くなりましたが、この辺で!

お読み頂きありがとうございました!

 

                        

                                 さんかく

 

【scene0】film12 DAY1~17感想(ネタばれ有り)

どうもさんかくです。

いやはや…ようやっとfilm12の感想を書けまする…いやもうね、全部読んだ上で1月13日のブログ(film8の感想)で

 

【私的にこれは壮大な百合三角関係ものでした…なんてこった!】


と書いてあるのですが、もうほんとこの一言に集約されるんですよね!(私の中では)

そして今改めてまたfilm12を読み返して、あの時の興奮が戻ってきています…(ガクブル)この絶妙な伏線回収…そして展開…まさに神がかっていると思います!いや、もう何度でも言わせていただきますが、今回のこのお話は壮大な百合三角関係ものです!

 

いやー…(ため息)ではではちと冷静になった所で(何)感想参ります。いつもの通りDAYごとから…

 

DAY1

まばゆ浮かない顔ですよね。鹿目まどかに代わる存在になるというキュウべえの言葉だいぶ効いているようです。でもまばゆはほんといい子だなあと思いました。彼女には一切打算というものを感じないんですよね。モノローグのまどかの代わりになろうだなんて思っていないもきっと本心で、ただただほむらの役に立ちたいんだろうなあと。ただこのシーン一度film12を全て読んだ後に再び見返すと、実際は無意識下では相当ほむらのことを思っているのかも…と感じました。う~ん…この絶妙さ…

 

そしてここでマミさんと遭遇!ここの昨日借りた本はほむらに貸した本なんですよね。当初なんでこんなにマミさんが馴れ馴れしい(言い方)のか不思議だったのですが、ああ…読み返すとほんとこのあたりからマミさんかわいそうになってきますねぇ。ここでマミさんを仲間に引き込もうとするまばゆナイスアイディア!と思ったのですが…

 

…が!ほむらに猛反対されてしまいます。初見時、え、そこまでなんで?と思いましたよ。またほむらの言い訳(言い方)も上手い。

 

巴マミはベテランよ だから、街で起こった異変に対し積極的な行動を取るはず」

 

故にほむらたちの行動にも変化を与え未来が大きく変わるおそれがある…と。なるほど。しかしここでまばゆがマミさんをちょっと持ち上げると…

 

「やめなさい」

「私は、巴マミを仲間には引き入れない」

「これ以上の議論は不要よ」

 

言い切り!なんかものすごくほむら言い切ってませんか?あれぇ?…そう初見時ほんとなんで?とめっちゃ疑問でした。目的のためなら感情的には決してならないはずのほむらが頑なにマミさんを仲間に入れないこの態度…なんか喧嘩でもしたの?と思ってたら、ああもう…ほんとここねえ、まばゆの記憶を思い出させないためなんですが、そのもっと根っこの気持ちは…本音はまばゆを取られたくないためなんじゃないかと!故のあの強い口調じゃないかとさんかくは思っています。本編を観ている限りはどんなに大事な大切なことも感情に出さずに淡々と語る彼女ですから…本来まばゆに対して思うところがなかったら(例えば初期の頃のように)このあたりも淡々と語ると思うんですよ、でも声がね怒りや焦りを含んでいて…いやぁもうここ中の人の演技もさることながらシナリオが上手い…今回のDAY1は何回読み直しても最高です…(まばほむスキー)

 

DAY5

マミさんを仲間に引き入れることがダメなら…やっぱり杏子ですよねwここの強制スカウト(何)作戦上手いなあ…(手の内を明かすことで戦う意欲を失わせるには十分な能力だしなあ二人とも)そしてここのほむホームでのカット(まばほむ杏子)すごい好き。三人共絶妙な距離感で立っているんですよね。scene0のカット全部いいなあ…

 

そして杏子がほんと杏子らしくて良い…物事の本質をきちんと見据えた上で自分らしく自分なりの考えが出来る所がカッコイイと思います。もしscene0での記憶が失われたとしても、どの時間軸でも一貫して自分らしい杏子のことをほむらはどこかで覚えていたのかも…本編、叛逆においても最も信頼していましたからねぇ

 

DAY6

杏子の火力がすごいというのがよくわかる回。今までまばほむが未来視する前までは結構苦労していた魔女を一撃で倒すあたり、ほんと強い(ここでまばゆとほむらの能力を「インチキ」と言い切る杏子がなんか面白可愛いw)

 

そしてワルプルギスに対して火力が足りない(もっと火力が必要)と指摘する杏子。ほんとそう…そしてここに来て杏子がものすごく頼もしく感じます。圧倒的な戦力にもなるし、こう…メンタルの安定性が高いので傍にいる仲間がすごく安心できるというのも大きい。しかしここでほむら「仲間は増やさない」と言うんですよね。不確定要素を増やせば意思疎通も乱れると…ああ…彼女にとっては仲間も不確定要素になるんですかねえ(泣)これは今までの境遇とそして性質が大きく関係していると私は思いました。このあたりまばゆのことも大いに関連していると思いますが、ほむら本人にかかるところも大きいと思います。時空も世界も違いますので比較すること自体あれですが、マギレコヒストリアでのアマリュリス…彼女は一度の遡行で目的を成し遂げています。アマリュリスがほむらになったとして、上手くいくかはわかりませんが、それでも時間遡行者の性質や能力が目的成功にすごく影響を与えるものだというのを今回改めて感じました。

 

仲間を増やす作戦がダメならと杏子が提案した物理の力を強力にする作戦。そうか、これがほむらの火力を更に強くするきっかけだったんですねぇ…

 

DAY7

ほむらの頼みってこれ?…www

いやまあでもメイド姿の杏子めっちゃ可愛い。そして咲笑さん店に来る魔法少女全員手なずけているのがまた…w

 

しかしここでほんわか回かと思わせて、杏子がぶっこんできました…!(いいぞ)

 

「ほんとはこの世界も見捨てるつもりなんだろ?」

「あたしだったらそうするね ほむらが折れない限り何度だってやり直せるんだろ?」

「だったらむしろ楽しめるだけ楽しんだ方がお得じゃないか」

 

あああ…なんと絶妙な所を…!いや、これねまばゆもそんなこと望んでないのですが、ないのですが…実は…無意識下では望んでいたことかもしれません。

 

「もう慣れちまってんだろ?」

「本気でこういう毎日が終わって欲しいと思ってんのか?」

 

わああ…すげぇ…本人も気づいていない願望を見抜いている…(汗)この答えはまばゆ本人しか知らないでしょうが、そう思ったことは確実にあると思うんですよね。ほむらとこうやって過ごす日が続けばいいと…杏子すげぇ…物事の本質を直感的に見抜く所や、人や物語を動かす力を持っているキャラですね。ふとさやかのことを思い浮かべたんですが、さやかの場合は本質を見抜くというよりもその人の嘘を見抜く勘の良さなんですよね。そして懐に入れた相手(仲間、友人)に対しては理屈よりも感情で動いて激甘。対人に関しては杏子とは対照的…だからこそあんなに仲が良いのかなあと思いました。

 

DAY15

まばゆ、杏子の台詞がだいぶ効いてますねぇ…

ノローグで否定はしているけど、やはり憧れの人(ほむら)と一緒に過ごせる日々というのはなかなか自分から捨てきれないものだと私は思うので…

 

ところでここ魔女との戦いが終わった後、ほむらはまばゆに対してだけ「お疲れ様」と声をかけているんですよねwこのあたりほむららしいというか、考えすぎでしょうが、彼女の場合まどかだけに限らず、性質的に懐にいれる他者(心を開く相手)は一人限定なのかなあと思いました。たまたま本編ではまどかに助られたからまどか一辺倒なだけで。これがもしマミさんだったら、彼女はマミさんの為に何度も時間を繰り返したのかもしれません…(さんかく個人的超妄想)いやぁでもそこまで考えさせるscene0ほんと凄い…。今までのほむら像に確実に新たな一面を与えていると思います。

 

ちな、私このfilmに入ってからすごい杏子が好きになってるんですよね。元々本編でも単体で好きになったのは実は杏子なんです。なんというかこう自由奔放でカッコイイし、とにかく懐が深い所が好きなんですよね。さやかに対しておせっかい焼きになったように今回はまばゆに対してちとそういう面が見えてこれがまた好きです。

 

にしてもまばゆ相当焦ってるなあ…痛い所つかれたというのもあるし、優しさもあるんでしょうね、このままだとずっとループから抜け出せないかもという不安を感じているのかもしれません。そんなまばゆを心配するほむらなんですが、

そう…

ここ…ここから!

初見時も今何度か読んでもドキドキするほむらの本心吐露シーンが始まります。今思えばここが激重百合(さんかくフィルター)の物語の始まりだったのかも…

 

「そんな時、あなたは私のそばにいてくれた」

「もう、ずいぶん長い時間一緒にいるのだもの もういい加減、名前で呼んでくれても構わないのだけれど」

 

ふおおお…?!これは??

いや初見時数秒間を置いて非常に驚きました。いやいやいやほむらさんどうしちゃったの?めっちゃデレてる…しかもめっちゃ可愛い…!(驚愕)

え?

いや、まて聞き違い?

いや違う、ほんとだ!(再び驚愕)

 

いやー…すごい、こんなほむらが見れるとは。可愛いという名の破壊力が凄すぎる。

 

しかしそこでのまばゆがまた…w「ほ、ほ…」可愛かったのですが、結局言えなかった(泣)ほんとにほんとまばゆいい子過ぎるんですよね…(泣)だめだめそれはだめです、私は鹿目さんになりたいわけじゃないって…いやならなくてもいいよ!ならなくても君はほむらの支えになってるんだよ…(叫び)こんないい子なかなかいない。もうほんと、ほむらはまばゆと二人で幸せになって…(何)

 

DAY16

「ありがとうございっしたー!」の杏子がめちゃ可愛…wてかこのfilmになってから杏子の魅力がさく裂している気がするのはさんかくだけですかねぇ、めっちゃいい味出してますよね、その後の「なにピーマンの腐ったのみたいな―」といい…笑しかもユーモアだけでなく、人を思いやるところもあって…まばゆを気遣う所がね、すごくいいなあと。ちょうど本編で落ち込みに落ち込み果ては魔女になったさやかを気遣う彼女の様です。さやかの最後の最後を看取ったのも彼女ですし…(泣)一見とっつきにくそうなんですが、すごく面倒見がいいんですよね。そしてそんな杏子だからこそまばゆも悩みを吐き出したのかなあと思いました。

 

その後のまばゆの悩みすら杏子は簡単に吹き飛ばすんですよね、すごくカッコイイ、「自分は自分」を貫いているからこそ、揺らがない。まばゆがどんなに未来を知ったとしても彼女にとっては「だからなんだよ」「ループなんて関係ない」なんですよね。うわああ何度も言うけどほんとカッコイイ…本編初見時、もし見滝原メンバーの誰かと友達になれるとしたら…と謎の妄想をしたことがあったんですが、杏子だったんですよね。実際いたらほんとありがたい存在だなあと思って。(※今は断トツでほむらとさやかです、そして組み合わせも)だから、ちょっと悠木碧さんの気持ちわかるかもしれません笑(なんと)

 

…ハッ、ちょっと横道にそれましたが、ここで杏子の話でまばゆは問題なのは自分だと気づきます。そうなんですよね、ほむらが問題じゃない、自分がどうしたいか…簡単なようでいて、悩みの渦中にいると全然気づけない部分でもあります(個人的にそう思う)少しふっきれたようで良かったよまばゆ…と初見時すごいホッとしていました。実はここから先こそが最大の困難である修羅場(言い方…)が待ち構えているというのに…

 

ちな、ここで杏子がさやかのことを気遣う所もまた面白いと思いました。実は本編最終回まで観た後、最初に書いたまどマギのSSって杏さやなんですよね(こう少しだけ気持ちが寄り添う感じの友情ものでした)二人もまた縁があるというか、さやかとまどかの幼馴染、根が深い強い絆を持つ愛情とはまた別種の、友愛を感じます。どちらかと言えば男の子が無二の親友を見つけるかのような…(マギレコで言えば南津涼子と三浦旭の様な感じ)ただそれがはじまる前あるいははじまった直後に終わる世界線がほとんどで泣けるのですが。まあそれくらい二人の関係性も好きで、少しの出会いで仲良くなれるほどの相性の良さがあるんだと思ってます(杏さや)

 

DAY17

まばゆのモノローグがほんと泣けてくる…

自分が近づいたらほむらのまどかに対する想いが変わる?ってそんなことを気遣えるのがねえ、ほんといい子…そこはあまり考えずにもう二人で仲良くなって…(←まばほむスキーさんかく)しかしここでほむらがまどかに対する想いが私ごときで変わるわけがない。問題は自分と内省するまばゆほんとすごい…そう思ってたらなんとマミさん…?!すごく寂しそうな表情、ここ初見時めっちゃ緊張しました。

「まばゆさん」

 

え?その言い方…

まばゆと同様さんかくも驚きましたとも。

 

そして…

そして…

 

「もう耐えられないわ」

「私のところに、来て」

 

え?

えええ?なにこれ?

 

 

…え?

 

「『マミさん』って呼んで…前もそうしていたみたいに」

 

えええええ!(驚愕)

いやあもうなにこれ?え、自分もしかして百合作品読んでたっけ?(動揺)しかしまあここからの追い打ちがまた…このタイミングでほむらが出てくるんですよね。

 

巴マミ まばゆには近づかないって約束したはずよ」

 

この台詞とこの絵面…!どう見ても三角関係百合!

 

そしてマミさんの「マミさんって呼んで」という台詞とDAY15のほむらの「そろそろ名前で呼んでくれても構わないのだけれど」という台詞がもう脳内でぐるぐると…いやもうこれそうだよ、まばゆを取り巻く三角関係だよ…

 

いやぁ…今観ても凄い、その後の時間停止阻止もまた叛逆を彷彿とさせる展開で何度観てもゾクゾクします。そしてほむマミの戦いの険悪さ…!どう考えてもまばゆを取り合っているようにしか見えません。しぇ~…これ怖いわ。これを観ると、本編のほむマミの険悪さ、無意識下でまばゆのことがあるのかなあと考えてしまいます。

 

…わぁ、こんな展開になるのか…そうか…

ほんとここすごい展開。全く予想もしていなかったです。その後ほむホームでのやり取りでもまばゆに対してすごく甘いほむらが印象的。たぶん好意を持った(心を開いた)相手に対してはすごく世話焼きになるんでしょうねぇ。それにしても杏子正論…彼女がいざという時にマミさんの方に傾くのもすごく良かった…いやほむらがどうというわけではなく、やはり師弟関係(それ以上に実は友情も)があったマミさんに対して杏子は義理堅いんですよね。それが見れたのが嬉しかったです。ここの杏子のUP可愛かった。

 

そしてここでとうとうまばゆは自分から動き出します。

 

マミさんと再び出会うまばゆ。ここでの会話印象的なのはマミさんがすごく子供のようになっていること。まばゆに対してはすごく心を開いているんだなあと…だけどここで記憶を奪うのはちょっと…と思っていたら…

 

「あなたは視てはいけないものを視てしまう」

 

え?

あれ…マミさんとまばゆ…??ええええ?

 

初見時ほんと叫んでました、なんだこれは…ヤバイ(誉め言葉)

いやもうほんとすごいよscene0…!

 

今読み返してもほんと圧倒されてしまいます…いやはや…

 

あまりにも濃い百合三角関係に体力をもってかれました(何)ので怒涛のMTシリーズについての感想は次回にいたします、ではではお読み頂きありがとうございました!

次回もまた叫んでいるかもしれません、いやあすごい…(n回目)

 

                               さんかく

 

【scene0】film11感想(ネタばれ有り)

どうもさんかくです!今回はscene0film11の感想を書いて参ります…(12も…と思ったのですが、12も十分に長くなりそうなので、そちらは次回に)このfilmはこれから訪れるであろう三角関係百合修羅場(ネーミングよ)のための前段階だと個人的には思ってます(何)初見時は全く想像もしていませんでしたが…読み直すとほんとほむらの見えないデレがここでも凄いですねぇ…では早速DAYごとの感想へ…。

 

film11

DAY1

前回のfilmで杏子にやられたまばゆ。無事記憶を保持したまま目覚めました。そしてここまさかの「お礼を言いに来たわ」とクーほむ来訪…!いや、もうだいぶデレてるでしょうほむら!本編での彼女やscene0の今までの彼女から考えたら、ほんとすごいことだと思います。しかも「ありがとう」ときちんと口にして…!いやぁ、これもまた奇跡では…ここまでまどか以外に甘い(優しい)ほむら見たことない…(びっくり&至福)

そして…そしてここからもうやばいくらいほむ→まばなんですよね…

 

「あなたが死んだ先でワルプルギスの夜を倒したら…私はその世界のまどかを見捨てることはできないわ」

「あなたのために時間を巻き戻すことはしない」

 

額面通りに受け取るとだいぶ冷たい言葉なんですが、私たちはもう知っているんですよね、ほむらがまばゆに心を開いていることを…。だからこの言葉はまばゆに対しての警告というよりも「私はそうすることしかできない(苛立ち)」という宣言に近いと思っています。『まばゆを失いたくないのに、そうせざるを得ない』という苛立ちの…。そうさんかくが感じた途端、とどめのほむらの台詞…

 

「だから 安易に自分を犠牲にしようだなんて考えないで」

「あなたがいない未来なんて寝覚めが悪いもの」

 

あああ…ほむら(わかりやすい)ツンデレ…!!(でもめちゃ可愛い)しかもここ『間』がすごいいいんですよ。Xでフォロワーさんも仰ってましたが、

 

「あなたがいない未来なんて――

 

―ー寝覚めが悪いもの」

 

この間!めっちゃ絶妙で、これ絶対最後の台詞ほんとは別のこと言いたかったんだろうなという雰囲気をばりばり醸し出していて。さんかく的にはたぶんここ「絶対いやよ」とかそういう言葉をほむらは心で吐いていたのかもと思っています(まばほむ妄想)

 

いやあ、凄すぎる…二次創作のためほむらがデレたらこうだろうなあという妄想はしたことはありますが、まさかほんとに見ることができるなんて…しかもほむらがめっちゃ可愛いし…ありがとうscene0(拝む)

 

そして…

「あと…部屋、かたづけたら?」

「はい、がんばります…」

 

いやもうほんとこの二人付き合って…(おい)

ここまで他人に心開いているほむら見たことないなあ…

 

DAY13

まばゆドラム缶見事に真っ二つ…!だいぶ戦闘能力が高まってきましたねぇ、と思ったら更に課題を追加するほむらww「スパルタ過ぎる」と呟いたまばゆとシンクロしたユーザー多数だと思いますwwこの時点でも気づきませんでしたが、読み返してみるとマミさんとほむらの愛情表現(何)の違い…ここでも感じますねえ。徹底的に対象を甘やかそうとするマミさんと対照的に鍛え上げようとするほむら…面白いです。

 

DAY21

杏子と対峙するほむら。ほんと杏子に関しては今回敵役ですねえ、でもただの敵役ではなく物語を進める重要な役割だと思っています。本編でも初登場から対さやか戦の流れまでは敵役でしたが、その後真相に近づくキーマンになってましたから。さやかと共に杏子は『物語を動かす』存在だと個人的に思っています。だからこそのこの存在感だとも…。本編や叛逆でほむらが杏子に対して見せた絶対的な信頼はこの決して自分の主張を曲げない所や、よくも悪くも嘘をつかない、二心のない言動から来ているのかなあと私は妄想しています。そして今回ほむらが杏子を誘導してまばゆが一人で魔女を倒すんですが、いやあ、戦闘に向かない彼女がよくもここまで…となんだか感慨深いです。どんどんほむらにとっての心の拠り所になっていきますねぇ(まばゆ)

 

DAY22

バイトしているさやかが久々に…

すごい爽やかなさやか、ここ仁美との対話が非常に興味深かった。CDをプレゼントしようとしているさやかに対し恭介が嫌がるのではないかと心配する仁美。実際私も仁美の意見側だったんですよね。もしかしたらもうバイオリンが弾けなくなるかもしれない少年にCDをプレゼントする行為…悪く言えばごり押しやエゴに受け取れるので。でもそれは贈る側がきちんと相手のことを思いやった上で「あえて」そうするならば話は違うと思うんです。「音楽が恭介を救う」と祈っているさやか、本編時とは違うごり押しじゃない、相手を信じ祈った上であえてCDをプレゼントしようとしているさやか。ふおお…大きくなったなあ(何目線)その後「さやかに勝てない」とがっくりくる仁美。ああ、この世界線ではこうくるのか。恭介への告白の前に仁美の方があきらめモードに…!いろんなパターンがあるんだなあとちょっと面白かったです。

 

DAY31

グリーフシードがたんまり集まって喜ぶまばゆに「それだけじゃない」と言い、まばゆが短期間で心強い戦力になったこと、自分ひとりではここまでたどり着けなかったと心から感謝を伝えるほむら。いやもうすんごい…!かつてここまで心を開いて素直に礼を述べるクーほむがいたか?しかもまどか以外に…!(いやいない)いやあびっくり…もうn回目ですが、ほんともうほむらいい所で世界線妥協して二人で幸せになって…(おい)

 

そしてここでまばゆは命がけで魔女と戦う理由がほむらのあこがれからではないか、と気づきます。(ただここでは「たぶんそうだ」と言ってるのでまだ未確定…とは思いますが、でもまばゆがほむらに憧れているというのは紛れもない事実なんですよね)これはいつか終わらせなければならない悪夢だとも…。いやあちと辛いですね。憧れの人と共に行動して、だんだん心を開かれていったらそりゃあ嬉しいことこの上ないですから。でもゴールを迎えたらもうこんな風に二人だけの共有の機会は無いのかもしれない…。言葉にはしていませんが、まばゆはこの時間がずっと続いて欲しいと願っていると思います。実はさんかくもこんな時間が続けばと願うまばゆのSSを書いたことがあるのですが、ここでこんな展開が来るとは…とドキドキしました。

 

DAY32

そして…まどかがまた契約します(泣)

以前よりも大きくなっていることに疑問をもつほむらですが、これは因果を重ねていることからなんですよね。でも本編と違ってほむらはほんと変な言い方ですが「生き生き」している気がします。それはまばゆがいるからでしょうねえ。悲嘆にくれるよりも前に進もうとしている姿勢がより強く出ている…。もし…もしワルプルを倒したという世界線が発生したとしても、ほむらはまばゆとの交流を切ることはないと私は思います。そうあってくれ(願)

 

しかしまあ、今回のキュウべえの怪しさといったら!まばゆにほむらの支えになってくれて礼を言うキュウべえほど気味悪いものはなかったです(笑)しかし言っていることは事実なのがまた…ほむらの願い云々よりもまばゆとほむらの関係性に焦点が移った回でした。ヤバイ面白さが加速していく…

 

いやあ今回は最初に書いたように次の百合三角関係の前段階でした…不穏さとまばほむの関係性の行方が気になって仕方がなくなる回というか。film1からは全く想像のつかない展開…

 

ではでは今回はこの辺で、次回film12熱く感想書いてまいります。

お読みいただきありがとうございました!

 

                                  さんかく

 

 

 

【scene0】film9・10感想(ネタバレ有り)

どうもさんかくです。

いやはや年明けscene0マミさん編かなりの衝撃でした、未だに思い出してはドキバクしてます(なんと)さて、先日film8について感想を書きましたので今回はfilm9から参ります。

 

film9

DAY1

まばゆのモノローグ…なんだかまばゆが壊れてしまいそうな不穏な感じ…まあそれでも前向きなのがまだ救いですが、このあたりからなんだか嫌な予感が…

 

DAY3

ほむらとの作戦会議…フローチャートはすごい充実してきてますが、なんだか作戦がしっかりすればするほど、ワルプルギスの夜は強くなり、更にまどかの契約が止められなくなるようなそんな気がしてきました。う~ん…このあたり二人はすごく建設的な会話をしているのですが、なんだろう更に不穏さが増してくる。そして「キーマンはあなたよまばゆ」ここ!この台詞結構冷静に客観的に述べているような気がしますが、実はほむらがまばゆに頼り切っているために出た台詞だと個人的に思っています(実際film12まで読むともう…泣)

 

DAY10

ここwwまばゆの戦闘シーンで申し訳ないけどすごい笑いました(ごめんまばゆ)なんかこの慌て具合がすごい可愛いんですよね。そしてより我々ユーザー(三次元)に近いというかすごい親近感があります。まばゆの魅力ってこの「親近感」や「気安さ」にもあるんじゃないかなあ…。ほむらの目を覗き込んだあとの慌てふためき具合もまた可愛かった…wwまばゆが見た未来は覆せないというのを逆手にとって、結構ほむら楽しんでいるんじゃないかなこれ笑

 

またほむらのまばゆに対する声色が確実に優しくなっていってるんですよね、film8でも優しかったかけど、9はより一層…本人が自覚しているかはわかりませんが、ほむらはまばゆがいることでだいぶ心が軽くなっているのではないかと…

 

DAY13

TLで話題のドラム缶またまた登場…wまさかここまでこのドラム缶が活躍するとは思いませんでした笑そしてここでまばゆの「私は参謀タイプなんですよ?策士ポジションタイプなんですよ?」の台詞が回収されました。そうか、こういうシチュだったのか…wにしてもほむらほんとスパルタ。でもこの時点では私も気づきませんでしたが、後に発覚する徹底的にまばゆを策士ポジションとして甘やかしていたマミさんとスパルタ式でまばゆを鍛えようとしたほむら、なんだか二人の愛情表現の違いの様な気もしてすごい面白いです。そしてここで「私、なんでこんな命がけで戦っているんだろう?」と疑問に感じるまばゆ。そうだよ…!ようやっと根本的なことを…と思ったら「私の願いを叶えてこのループから抜け出すためよ」「余計なことを考えないで」と言い切るほむら、やたらかぶせてくるなあと思っていたら、これもまた伏線なんですよね。ほむらが知っていてまばゆが知らない(忘れている)事実に関することの…ほんと上手いよscene0…

DAY15

まばゆとほむら、タッグを組んでの戦いもだいぶ手慣れてきたようで…てかここもn回目ですが、だいぶほむら優しくなっていますよね。そして語弊を恐れずに言えばほむらのまばゆに対する台詞や声色からなんらかしらの親愛の情を感じるんですよね。この時はさんかく二次的妄想スイッチが入ってしまっただけかと思ってましたが…

 

DAY16

ふおお…またさやかの記憶を切り取るシーンが…(泣)繰り返しってめっちゃしんどいですねぇ(さやかスキーなので辛い)いや、もうここ辛いから後に台詞だけとかで流していいんですよ?(泣)

 

DAY32

今回も早!(まあ繰り返されているのをまばゆ&ほむら視点で見ているわけですから、メタ的に仕方がないわけですが…)そしてワルプルと戦っている間も己の中に浮かんだ疑問が気になって仕方がないまばゆ。結局この戦いも勝てない未来を視てしまいますが、最後まであがくほむらを見て葛藤します(ここのカットインのまばゆの表情がめっちゃ好き…)ああ、これまばゆ、ほむらよりも早く精神参ってしまうんじゃないかなあ…自分が命がけで戦う理由を忘れているというより、自分で無意識に抑えているような気も…

 

film10

DAY3

遠征という言葉が非常に新鮮です。作戦が充実してきた分どんどん新しいことが増えていく…

 

DAY5

遠征で見滝原の外に出る二人。電車内なんだかほむらもまばゆも楽しそうな感じがします。…ハッ、もしかしてほむらまばゆと一緒にお出かけしたかったのでは?その後、まばゆに対して自分語りを始めるほむらを見て、珍しい!とめっちゃ驚きました。ああ、やっぱりほむらは本人は無自覚でしょうが、新しくできた仲間(まばゆ)と交流を深めたいんだろうなあ…徐々に距離が縮まっていく二人可愛いです(ほんとは縮まっているどころかなんだかすごいことになっていましたが…)

 

と、ここで杏子登場…!なんか杏子本編とは違ってここまですごい扱いがもろ敵役なんですよね、しんどい…と思っていたらなんと!またまばゆがほむらをかばって…!(驚愕)ここの「まばゆ!」というほむらの叫びがまた感情がすごい込められていてヤバかったです。いやもうこれほむら誰よりもまばゆのことが一番好きでしょ…(なんと)

 

いやはやfilm9,10はワルプル戦までの流れというよりも、まばゆの内面や、ほむらとまばゆの関係性を深堀りするための伏線貼りの回だと個人的に思っています。初見時でもほむらの対まばゆ感情に優しみと親愛の情を感じてドキドキしてましたが、film12まで読んだ時はもう「ああ~こういうことか…!」と悶えておりました(何…)いやあほんとすごいよscene0…

 

では怒涛のfilm11と12の感想はこれ以上萌え(燃え)すぎたらしんどい(何)ので次回ということで、今回はここまでに致しまするお読み頂きありがとうございました!

 

                              さんかく

 

【scene0】film8感想(ネタばれ有り)

新年あけましておめでとうございます!

いやはやだいぶ遅れましたが、さんかくです。今年もさりげなくよろしくお願いします!

いやあ年末年始すごいスピードで流れていきましたねぇ、さんかくもだいぶ忙しくて、少し落ち着いたなあと思ったらもう1月の中旬に差し掛かっていました(なんと)さて、今回さんかくが待ちに待ったscene0マミさん編。深夜に読み終えたのですが、もうね、なんといっていいか、とにかくすごかった…!しばらく頭の中の整理がつかないくらい感情を思いっきりゆり動かされてました。前回のさやか編とは違うというか、それまではまどマギ本編のレール内で絶妙な微分積分的(何)(枠を超えているようで超えないギリギリ路線で攻める)なストーリー上の攻めが見られたのですが、今回はそれがキャラそのものに存分に…!

そう、私的にこれは壮大な百合三角関係ものでした…なんてこった…!

すごいすごいよscene0…まさかこんな展開が待っていようとは…伏線回収もお見事で、ああ、マミさんのあの謎の挙動はこういう意味だったのかと頷くことばかりで、そしてなによりまばゆに重い感情をぶつけてくるマミと、表面上はあっさりしつつもやはりマミさん同様重い感情を持っていそうなほむらの争い(何)…昼ドラかと思いましたよ!個人的にさんかくなるたけ「百合」という言葉は用いないで濃い関係性を表したいと思う派なんですが(公式も二次も)今回のscene0に関しては「百合」と脳裏にパッと浮かぶくらい「百合」でした(何)いやあほんとヤバイ(誉め言葉)ただでさえまばゆの魅力にハマリ、ストーリーにハマリ「ああ、scene0私の不安(後付けにならないか、新キャラ大丈夫か等)一気に吹き飛ばしてくれた」と思っていたのに、更に…今度はど直球の百合(個人的に)を見せつけてくれるとは…(拝むしかない)

未だ興奮冷めやらぬ状態ですが、ではではfilmDAYごとに感想を書いてまいります。

 

film8

DAY1

film7の後…さやかと完全に仲直りしたわけではないけれど共にワルプルと戦った後ですね…とてもしんどかったんでしょうねぇ、今回悲鳴がすごい(泣)これ精神摩耗しちゃうよまばゆ…そして病室でのほむらとの対話、だんだんほむらが優しくなっているのがすごい印象的です。ここで気になるのがほむらの台詞「私たちはもうどうしても対等な立場にはなり得ない」「あなたと美樹さやかはもう、本当のともだちにはなれないの」という台詞、これおそらくほむらは自分とまどかの関係もそうだと覚悟しているんだと思います。辛いねぇ…

 

DAY15

そしていきなり15まで飛びました。あれ、これさやか編?と戸惑ったり。ここでのまばゆのモノローグは的を得すぎていて頷きまくりでした。「何回も同じ時間を繰り返すことになる」「その度に、大切な人との距離が離れていく」「暁美さんと、鹿目さんの距離は取返しのつかない遠さで…」ううう…辛い。そしてほむらの孤独がここで深堀りされているんですよね。本編ではあまり掘り下げられなかったほむらの孤独…すごくしんどいです。

 

DAY16

そして16…再び恭介にやつあたりされるさやか…あれ、これさやか編?(2回目)と再び疑問に思うさんかく。でもその後「ああ~このためか」と納得する出来事が発生するんですが、それがまた予想外なことで驚きました。いやはやまさかまさか…さやかの恭介に八つ当たりされた時の記憶を切り取るなんて…びっくり…!なぎさに適用したけどまさかさやかに使うとは…。このあたりほむらに「本当の友だちになれない」と言われたことが効いてるのかもしれません。そうかぁ、こういうifもあり得るのか…説得するよりもこの方が効果抜群。メタ的にいえば次のマミさん編へ続くための整理的な意味合いもあるんでしょうが、よく思いつくなあ…

DAY32

そして一気に32…(早!)

ワルプル当日…病室にこもる恭介と決して離れないさやか。ほんとさやかすごい愛情だよ…(泣)さやかの信念で微笑みが浮かぶ恭介。ああ~いいですねぇ、これならバイオリンが弾けなくても新しい世界が開けそう…

 

開けそうだったんですが…!(叫び)

 

ああ~…そうなのか、どうしても上手くいかない…てかワルプル強すぎる!まどかを救うとワルプルを倒すという課題はちと重荷過ぎますねえ…そしてここのほむらとまばゆだけでの対ワルプル戦、斎藤千和さんの声と演技が良すぎて痺れてました!まばゆを心配している所が名前を呼ぶだけでわかるんですから…

 

そしてそして…どうしてもまどかは契約するんですよね…なんだこれはもう予定調和的なものなんでしょうか、まどかが契約することは宇宙の意思の様にも思えます(驚愕)そして世界は滅びます。

 

ここで…ここで幻覚フィルターかかっているのを承知でまどさやについて語りたいのですが、まどさや…繋がりがすごい強い!二次ではほむさやスキーなさんかくですが、本編とscene0観ている限り、この物語の根っこはまどさやじゃないかと思うくらいです。何故そう感じたかというと、この周回、さやかと恭介の関係が良好で可能性が広がっているのですが、親友が魔女化し世界は滅びるんですよね。本編最終話さやかを迎えにきたまどかの台詞「さやかちゃんを救うには、何もかもなかったことにするしかなくて」の「何もなかったこと」の状態がこれかなと。さやかは救われましたが、何もなかった(契約も何も)場合はこうなると…。契約した場合は恭介の腕は治り、思いは報われず魔女化、あるいはまどかによって心は救われワルプルギス戦に挑む(0さやかMSSの様に恭介に影響を与えて亡くなる場合もあり)のですが、契約しなかった場合、さやかは魔女に殺されているか、恭介と良好な関係を築いても数日で全てが消滅する…。さやかの行く末に関しては常にまどかが大きくかかわっているんだと思っています。以前も書きましたが、さやかの恭介への想いごとまどかが包み込んでくれるようなそんな大きな愛や影響力を感じます。このあたりなんらかの形で公式でまた明らかにして欲しいくらいです。小説の時の様に…。

また話は戻りますが、本編最終話でまどかはこう言葉を続けます。

「そしたら、この未来も消えてなくなっちゃうの」
「でも、それはたぶん、さやかちゃんが望む形じゃないんだろうなって」
「さやかちゃんが祈ったことも、そのためにがんばってきたことも、とっても大切で、絶対、無意味じゃなかったと思うの」

(中略)

「じゃ、いこっか」

全てを見ることができるようになったまどかはそう言ってさやかを円環へと導きます。かつてそうしていたように制服姿で肩を並べて。是非は別としてまどかはさやかを負のループから救ったのかもしれません。今回のfilmを見ると余計にそう感じてしまいました。互いに意識していなくとも、二人の運命は繋がっているというか、『離れると互いが崩れる』ようなそんな気がしました。scene0のまどさやの描き方凄すぎる…(個人的超妄想です失礼…)

 

そして出ました「私の戦場はここじゃない」シーン!ここにまばゆもいたんだなあとしみじみ感じさせてしまうscene0…n回目ですが、後付けなのに後付けと全く思わせない描き方ほんと上手いですねえ…!

 

さてさて、なんだか興奮してまどさやを語りまくりましたが、長くなったので今回はこのあたりにして、次回film9以降の振り返り&感想を書きたいと思います!いやぁ、めちゃくちゃ面白かった!ではお読み頂きありがとうございました!

 

                               さんかく

 

【マギレコ】美樹さやかscene0 ver. MSS感想(ネタバレ有り)

どうもさんかくです。

あっという間に12月28日…!(驚愕)やはり師走というだけあって早いですねぇ。さんかくは前回と同じく色々パタパタしてましたが、クリスマスはしっかり家でまったりしておりました(至福)何か盛大にやったわけではないのですが、さんかく家でツリーを飾ってケーキを食べて…という感じで、それがほんとありがたいことに感じました。新しい学校のリーダーズ(最近三次元で珍しくハマったグループです)ではないのですが、この平和な幸せは「あたりまえじゃないんだよ」と肝に銘じてこれからも暮らしていきたいです。

さて、今回はようやっとまとめることができた0さやかMSSの感想です。もうね、このお話読み終えた瞬間、これある意味さやかの恭介に対する想いの完成系だと思いました。そしてこのお話film5の時間軸なんですよね。ほむらとまばゆと完全に対立(さやかが…泣)してしまい、ワルプル戦に臨むのはまどさやのみというパターンの…そこからまさかああいう発展をしていくとは…!上手いなあと唸りました。新しい可能性を垣間見た気がします。ではではストーリーに沿って感想書いてまいります。

 

第一話 最初のファン

ここで小学校入学式の写真が再び見れるとは…!(歓喜)さんかくこの写真好きなんですよね、恭介と並んで立っているさやかがカッコ良くて…スカートつけてますが恭介と双璧なほどイケメン(おい)で見とれてしまいます。そしてさんかくscene0で繰り返されるさやかの悲劇に疲れていたのでしょうか「ああ、さやかが男の子だったら悩んだにせよあんなに拗れなかったんだろうなあ」と思ってしまいました(なんと)いやほんとねえ、魔女化の悲劇を見るくらいならいっそのこと…と思ってしまうんですよね、めっちゃ過激派ですが笑まあその時もすごい熱い友情が繰り広げられそうですが。ここで昔から仲がよかったんだね(さやかと恭介)とまどかに言われ照れるさやかがめっちゃ可愛かった。「仲がいいとかそんなんじゃなくて(略)幼馴染っていうか腐れ縁っていうか」のごにょごにょ感に思わずくすり…。そして「あいつのヴァイオリンは(中略)すごくて…」でああこの子は恋と言いきるよりも淡い恋というか、憧れを抱いているのかなあと感じました。本編時も最終回で涙を流しながら「あいつの演奏が聴きたかっただけなんだ」と言ってましたが、恭介本人だけを好きになるのではなく、彼の演奏も大好きなんですよね。相手だけを好きになる恋とはまた違う愛情の様なもの…と個人的に思っていましたが、このくだりでもそんな感じがして…(本編自体さやかのこの淡い恋慕の様なものに対しては深い掘り下げをしていない分、実際彼女の気持ちがどうなのかは曖昧なんですよね。あの最終回の台詞以外に材料がないので)

 

またレコンパンスのバイトを始めた時のさやかのまばゆに対する心情がわかったのも面白かった「悪い人じゃないけど何か隠してそう」…ってさやか勘が良すぎ!前回も書きましたがこの勘の良ささやかにとってはあまりよくないというか、弊害でしかない気がするんですよね。さやか自身思春期にありがちな矛盾をすごく抱えている子で、繊細で傷つきやすいのに明るく振る舞ったり(ほんとに明るい所もありますが)元気で、でも相当考え込んだりしてとアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなしんどさがあって。そこに勘の良さが加わるともう…(泣)まあこの時点では特にそれ以上の拗れは無く、咲笑さんとのほっこりするやりとりが続いてほっとしました。まさか恭介のためにさやかがケーキを作るというシーンを観ることになるとは…!本編を観ている時からは全く想像もつかなかったなあ…(嬉し驚き)

 

第2話   応援してるから

咲笑さんとのケーキ作りのシーン終始ほっこりしてました。咲笑さんもさやかも可愛いんですよね。特に無意識のLOVEがさやからしくてもう…そして、ああなんかちょっと嫌な予感ww咲笑さんのことだからきっと…

…ってやっぱり…wwメッセージプレートがLOVEになってましたwwこれ咲笑さんあえてそうしたのかなあとさんかくは思いますねぇ。さやかの淡い恋心を感じ取っていた故じゃないかと。さやか本人からしたら慌てふためくでしょうが、私はナイスプレー!と心で叫んでしまいました。でもここからBGMが戦闘シーンのものになるのがもう…ww思わず笑ってしまいました。さやかにとってはそれくらい必死なんでしょうねえ、申し訳ないけど「これじゃ完全に告白ケーキじゃない!」という叫びに笑ってしまいました。なんだこれはwwしかもこのBGMが流れるのが長い…(好き)

第3話 アヴェ・マリア

メッセージプレート無難にというかMOVE(はーと)になってるのがなんか面白かった…wwあと恭介との対話始終穏やかでほっとしました。いや~良かった。本編では悲しいシーンしか見てないので、こういうの見ていたら「よかったなあさやか」と嬉しくなります(謎の保護者目線)メモリアを観ているとさやかは恭介を音楽ごとまるごと好きになっている感じがしますねぇ…そして看護師さんもナイスプレー!

 

と、時は流れ…ここでやっぱり契約してしまうんですねぇ…まあここはfilm5がベースになっているので、さやかが契約したり、まばゆとほむらと対立するくだりは省略されてますが、そこで見れなかったワルプルギス戦の行方(ちょうどほむら達が見ていられないと既に時を巻き戻した後)を見ることができてドキワク…

…ああ、やっぱりまどさやだなあ…さやかが恭介を音楽ごとまるごと好きなようにまどかはさやかのことを恭介が好きなさやかごとまるごと好きなんですよね。それがよくわかる構図です(泣)さやかのために契約してなおかつ「あの方向上条くんの家の方だよね?」と言ってくれるまどか…なんて、なんて子なんだもう(いい子過ぎて泣ける)いや、この今生の別れになる状態を決意するまどかの信念よ…!さやかのこと好きというよりもう愛情なんでしょうね、さやかが想っている相手の所へ向かわせてあげたいというすごい大きな愛…いやあすごい、すごいよまどか…そしてまどさや!

 

どうなるのかとても寂しいのですが、読み進まねばとこのあたりからさんかく苦悩…(泣)いやはやこう言ったら身も蓋もないのですが、まどマギ魔法少女の物語だと思っているので、恭介はあくまでさやかのバックボーンのひとつと捉えているんですよね。だからまさか対ワルプルでこんな風に途中でまどかとさやかが別れて行動するなんて…と正直ショックも強かったです。変な話、最後は魔法少女で話が締めくくられて欲しいという欲があって…でも、でもですね、ここからすごく個人的には興味深い、ああ、これが知りたかったんだ!と感じるシーンがあって、ああ、読んでよかった!としみじみ思いました。もちろんまどかがやられてしまった(と思われる)というくだりはショックでしたが(まどか…泣)さやかにとってもやはりショックだったんでしょうね…泣

さて、恭介をさやかが助けるシーン!ここでさやかが「手、怪我してない?」と尋ねた後「よかった恭介の音楽を守れた」と言ってるんですよね、このあたりから私、すごいドキドキしてました。本編でもあまり語られてなかったさやかの想いを垣間見たような気がして。そして…「恭介は生き延びることだけを考えて」「もっともっと大勢の人に恭介の音色を聞かせてあげて」…って…さやか…さやかあああああ!!(号泣)いやあこれか…これがさやかの根っこの想い…なんて綺麗な感情…これ単純に「恋」とひとくくりにできないでしょう、なんというか仁美が恭介に向ける感情とはまた違う感じがします。どちらがいいとか是非を問うわけではないですが、仁美の感情が恭介個人に向けられている現実的な男女の感情の様なものに対し、さやかの感情はそれとはまた違うまるで推しに対する愛情のような、憧れや尊敬に近い感じで。いやあ、本編では知り得なかった深い部分を知ることができました。ありがとうマギレコ、まどマギ、scene0…。

 

そしてラスト…悲しい結末が待っていますが、そこで「ごめんまどか」「あたしが好きだった恭介のヴァイオリンは守れたよ」とまどかに向けて心で呟くさやか(号泣)この一連の台詞も私すごい好きで、まず最後の最後さやかがまどかに向かって話しかける所…さやかは無自覚でしょうが、まどかのことがほんと好きで存在にもたれかかっていたのかもと感じました。まどかがいたからこそ自由に振る舞えたというか、そう言うと母と子みたいですが。でもとても微笑ましい関係性だと思っています。そして「恭介のヴァイオリン」あたしの好きだった「恭介」ではなく「恭介のヴァイオリン」なんですよね。これがもう…個人的にはすごい良かった。単純な恋とは違う、音楽家に傾倒しその音楽を愛するファンという感じで。とうとうここでさやかの根っこの感情を引き出せたと思いました。本人すら自覚してなかったと思いますが…そして割れるソウルジェム

 

さやかあああああ!!(再び号泣)

 

ああもう…辛い、でも先が読みたい…その後のくだりもまたしんどいものでした。「穏やかな顔をしていたみたい」でもう…(涙)ただここで救いはありました、恭介が夢と思いつつもさやかの心の叫びを聞いていたこと…そしてそれを胸にヴァイオリンを再び弾くこと…

 

ああ、こんな展開があるのか、これいいよ!本編で何も知らずたださやかのことを思っている恭介よりも、こうやってさやかのことを胸に音楽を続ける恭介を見ることができたのはほんと救いだと思います。辛いけど。いやあこうやって「音楽」の観点から救いを見出すような終わり方…すごい新鮮。最初に語ったように新しい可能性を感じました。たぶん空の上でまどかとさやかは一緒に世界を見下ろしているんだろうなと思いました。こういう積み重ねがほむらの因果とは別に二人には作用してあの本編ラストなのかなあとも…

 

いやはや今回のMSSしんどいけれど読んでよかった!と思える作品でした。

次回はまた来年film8の感想を書こうと思います。

ではではお読み頂きありがとうございました!今年はお世話になりました!来年もよろしくお願いします!!

 

                              さんかく